Monday, December 24, 2007

書評:お金持ちになるための、たったひとつのキーワード

図書館でたまたま目についた以下の本をかりてきました。

日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方―上場会社・約70社の大株主・竹田和平さんの旦那的投資哲学
日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方―上場会社・約70社の大株主・竹田和平さんの旦那的投資哲学

まだ出だししか読んでいないのですが、深く考えさせられるエピソードが書かれていたので、メモ代わりにここで紹介してみたいと思います。

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投資家でもあり会社のオーナーでもある竹田さんが、暴走族の少年グループを前にこんな質問をしたそうです。

「小遣いを5000円欲しいと思って、親にねだったら、さんざん文句言われて、結局1000円しかくれなかったとする。きみらは、どうする?」

この質問に対して、少年たちはもっとお金を出せ!と文句をいったり、殴るかも、といった答えを返します。そして竹田さんが話したのは、


「1000円しか貰えなかった時に、仮に、なんだコレッポッチと思っても 、それを口や表情に出してしまう人は、貧乏人のままなんだよ。1000円貰ったらね、わー助かったよ、嬉しいなー、ありがとうって、おおげさでもいいから、親を褒めるんだよ。褒め上げるんだよ。喜びを全身で現すんだよ。そうすれば、お金持ちになれるんだ。」

(中略)

「親が1000円くれるのは、子供が喜ぶ顔を見たいと思うからなんだよ。だから、たとえ1000円しか貰えなくても、本当は5000円欲しいなんて気持ちを絶対に顔には出さず、心から喜んでごらん。心からありがとうって言ってごらん。飛び回ってごらん。親だってね、子供が喜んでくれるなら、お金を出したいと本当は思っているんだから。1000円やるだけでこんなに喜んでくれるのなら、この子は5000円欲しいと言ってたのだから、最初から5000円あげれば良かったな、悪いことをしたな、と親は感じはじめるから。そうなれば、きっと次にはすぐに5000円貰えるようになるよ」


なんだか、ギクリとしてしまう話ですよね。ついつい逆のことをしているような気がします。こういった考え方をする習慣がお金持ちになる秘訣だということですね。

どうすれば相手の人に喜んでもらえるかということを、いつも考える習慣が、お金持ちになるための一番のキーワード 

だそうです。

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