Sunday, September 30, 2007

F1日本GP大混雑。中国GPを観戦した方がお得か比較してみました。

雨の中のF1日本GP。自宅で観戦しましたが、大混雑だったようですね。

YouTubeでもその様子がアップされています。

また6万1000円の指定席だったところが、レースを走るF1カーのレコードラインが座席側だったため、レース中のコーナーへの突入が全くみることができなかったなどのトラブルもあったようです。

「レースが見えない」3億5千万円払い戻し…日本GP:YOMIURI ONLINE

そこで、日本での混雑をさけ、物価が安い中国GPを観戦した場合はどのくらいの金額と時間がかかるかを簡単に調べてみました。

まずは時間ですが、
都内から成田まではおよそ1時間。
飛行場では搭乗まで約2時間かかるとして、
成田から上海までの飛行時間は約3時間。
そして上海の浦東国際飛行場から、サーキットまでは50分。

合計で約7時間。
(ただ、上海GPでも混雑が起きる可能性はますので、さらに数時間所要時間が増えることは考えられます。)

それに対して、都内から富士スピードウェイに向かった場合は、

電車を使って、都内から御殿場まで1時間半。
そこから、混雑や待ち時間によって30分~3時間、
今回は場合によっては、もっと時間がかかった方もいらっしゃったようですが、

2時間~5時間場合によっては、それ以上の時間がかかるということになります。

都内からだと富士スピードウェイに行くほうが、3~4時間ほど早いものの、混雑によってはその差は少なくなり、さらに地方からの観戦の場合、特に九州地方からでは、上海に観戦に行くほうが時間がかからないかもしれません。

 さて、費用ですが、中国GPを観戦した場合、
自由席で3日間77ドル、約9000円
スタンド席の一番安いところで3日間126ドル、約15000円
となります。

チケットの価格についてはこちらのサイトの数字を元にしました。
EASY GPT.COM
f1china.jpg

さらに往復の航空券が格安で4万円弱、これにサーチャージ代なども入って約6万円、ホテルはグレードにもよりますが、安く手頃なところで一泊5千円、食費なども含めトータルで、

自由席では、9万円~11万円
スタンド席では、9万5千円~11万5千円
となります。

対して日本での場合ですが、
自由席で1万1000円、これは中国と大差ありませんが、
スタンド席で一番安い席で31000円となり、中国GPに比べ1万5000円程高くなります。

往復の交通費や、宿泊費などによりトータルでかかってくる価格はことなってきますが、

スタンド席で、4万円~
3日間宿泊したとして6万円~
という感じでしょうか。

もし遠方から訪れ、富士スピードウェイまでの交通費が片道1万円以上かかるということであれば中国GPまで観戦にいくのと、さほどかわらなくなってきます。

3日間、通して観戦をしたいということであれば、海外旅行も兼ねて中国GPに行く、というのも良い選択かもしれませんね。

F1今年は、あと2戦。来年は生でみてみたいと考えていますが、中国GPあるいはマレーシアGPへの観戦も選択肢のひとつといえそうです。

日本GPも来年は、もっとサーキットまでのアクセスが向上し、多くのファンにとって快適に観戦できる場になることを期待しています。

Friday, September 28, 2007

AMNウィルスバスターブロガーミーティングに参加しました。

水曜日に行われたAMNのウィルスバスターブロガーミーティングに参加してきました。

場所はトレンドマイクロ社。今年の4月にできたというリージョナルラボを拝見。ウィルスバスター2008という製品と、ラボについてを中心にお話をきいてきました。

ウィルスバスター2008


virus01.jpg

まずはウィルスの現状についてのお話。

大流行するウィルスが減っているものの、ウィルスの被害報告件数は増加しており、ウィルスの多様化、地域特化型が増えているとか。

exeファイルをダウンロードしなくても、オレオレ詐欺のような巧妙なスパムメールのURLクリックするだけでウィルスの被害にあってしまうことも。

twitterなどでは、気軽にいろいろなURLをクリックしていたりするので、もしその中にウィルスに感染させるような悪意のあるURLが含まれていたら、と思うと、少しぞっとします。

 

さて、そんな地域特化型のウィルスが増え、例えば日本で限定的にばらまかれるようなウィルスなどがでてきていたり、小規模に短期間だけ犯罪目的で利用されるウィルスが存在するため、そのようなウィルスを収集し、対策を行うためにリージョナルラボが設立されたそうです。

これが、そのラボの写真。
 sa380018_1.jpg

ちょっと男心をくすぐるものがありますね。

このラボでウィルスを能動的に収集するHoney Podというツールを使っていたり、P2Pサービスをクローリングしているとか。

 Winnyなどでは、新種のウィルスが見つかることは少ないものの、exeファイルの80%は不正ファイルということでした。

ウィルスバスター2008の特徴については、Webサイトのサーバーの登録日や、IPアドレスが頻繁にかわっていないか、危険性のあるサイトにリンクを張っていたり、そういったサイトからリンクを張られていないかによって、サイトの危険性を判断する技術が盛り込まれているそうです。

この技術がどのように使われているかといえば、検索エンジンで、検索結果を表示すると、検索結果が色付けされ、危険なURLは赤く表示されるので、危険なサイトへのクリックを事前に防ぐことができるようになります。

ということで最後にウィルスバスター2008のβ版を頂きました。モニタープログラムに参加できるということですが、いまはMacをメインで利用しているため、参加はできないかもしれません。ただ、最近オークション経由でのインターネット詐欺にあったこともあり、上記の危険なサイトを診断してくれる機能におのずと興味がありますので、時間があれば、レビュ−してみたいと思います。

 

Wednesday, September 26, 2007

Amazon MP3を使ってみました。続き

AmazonがiTunes Music Storeに対抗するMP3販売サイト開始。早速使ってみました。の続きです。

Amazon Music Downloaderをインストールし、起動。

これが起動画面です。いたってシンプル。
amaz6.jpg

サイトに戻って、購入手続きに。

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「Amazon MP3の御購入は米国の消費者に限定されています」との表記があったので、日本では著作者の死後50年たっており著作権が切れているであろう、John Coltraneの楽曲をあえて選んでみました。(但し、アメリカの著作権法では死後70年までとなっています)

今回はサービスの検証目的ということでアメリカ滞在時に利用していたAmazon.comアカウントを使っています。

支払い画面では、JCBも選択できました。
amaz8.jpg

その後、請求書の住所入力ページがでます。ここで米国での住所を入力。

その後、ファイルのダウンロードが開始されます。(Macでは保存ではなく、ファイルを開くを選択し、実行するとAmazon Music Downloaderによるダウンロードが開始します。)

amaz9.jpg 

ダウンロードしたファイルは、ミュージック(My Music)フォルダのAmazon MP3というフォルダの中に、iTunesと同じ、歌手名>アルバム名>曲名というフォルダ構造で保存されます。あとは、これをiTunesにドラッグすれば、iTunesで視聴できます。

iTunes Music Storeよりも若干、購入のためのステップが多いですが、中々使いやすいサービスに仕上がっています。

日本でのサービス実現も期待したいですが、各種音楽業界団体との調整も必要のため、まだ全くの白紙でしょうね。一ユーザーとしては早期に日本版サービスがリリースされることを望んでいます。

AmazonがiTunes Music Storeに対抗するMP3販売サイト開始。早速使ってみまし た。

以前から噂されていたAmazonによるMP3のダウンロード販売ですが、いよいよ始まりました。

βテストという位置づけですが、アメリカで開始をしたとのこと。

米Amazon.com、DRMフリーのMP3ダウンロード販売を開始

こちらがAmazon MP3のサイト。

Amazon MP3
mp3.jpg

 

iTunes  Music Storeの競合となるサービスですが、トップページにはiPodが全面に出ています。DRMフリーで通常のiTunesの楽曲よりも使い勝手もよく、かつ楽曲の値段も89セントから99セントと割安に抑えられているので、非常にユーザーの利益を重視したサービスになっており、Amazonの本気度が伺えます。

以前、アメリカ滞在時にAmazon.comで作成したアカウントがあったので、試しに購入をしてみました。

まずは、買いたい楽曲を選択。John Coltraneを選んでみました。
col01.jpg

 

ちょっと分かりにくいですが、楽曲名の横にあるボタン。

col3.jpg 

これをクリックすることで、iTunesまたはWindows Media Playerが起動し、視聴することができます。

また曲名をクリックすると、通常のAmazonのページ同様にレビューをチェックしたり、投稿することができるのですが、新機能として動画でレビューを投稿できるようになっていました。

amaz1.jpg

ダウンロードを行うには、Amazon MP3 Downloaderをダウンロードするように薦められます。

amaz2.jpg 

ということで、ダウンロードしてみます。

amaz3.jpg

そしてインストール開始。

amaz4.jpg
 

続きます。
Amazon MP3を使ってみました。続き

 

Tuesday, September 25, 2007

携帯用RSSリーダーで時間を有効活用。

日常、利用しているのはライブドアRSSリーダーですが、いつもチェックできず、最近ではイベント関連の情報を優先的にチェックすることが多くなっています。

もう少し、いろいろな記事をチェックしたい、でも時間がない。

そんなジレンマが続いていたので、携帯の通常のブラウザで使えるRSSリーダーを使い始めることにしました。

幾つか探してみた中で、使っているのが、K-Divide by Zero/RSS読めますです。

K-Divide by Zero/RSS読めます。
20070926.jpg 

画面は至って、シンプル。

使い方も非常に簡単で、IDとPWを登録し、購読したいRSSをPCから登録するだけ。あとは、携帯からアクセスして、RSSを購読します。

携帯からはRSSを登録できませんが、PC向けのブログを携帯から閲覧して、RSS登録をわざわざしようとする機会はそれほど多くないかと思いますので、それほど不自由はしないでしょう。OPMLによるRSSの一括登録ができないのが、不便といえば不便ですが、モバイルの画面で膨大なRSSをチェックしても使いづらいので、厳選したRSSのみ登録するようにしています。

また携帯からPWを入力せずに、ワンクリックでログインできる機能もちゃんとそなえています。

シンプルで、ミニマムなRSSリーダーですが、ツボはちゃんと抑えてあります。

暇な空き時間や移動時間にこのRSSリーダーを使って、情報をチェックすることで、かなり効率よく情報収集することができるようになりました。

Wirelessキーボードにしてみました。

先日、ソフマップに寄ったときに前のモデルのApple Wireless Keyboardが4000円代と安くなっていたので、キーボードを買い替えようと、買い物に。

ですが、Apple Wireless Keyboardではなく、Microsoft Wireless Optical Desktop 1000という機種を買ってきました。実売価格は4000円〜5000円前後。こちらはキーボードだけではなく、ワイヤレスマウスもセットになっています。

Microsft Wireless Optical Desktop 1000 MAC/WIN USB Port Blak V.2 CD-ROM B5Q-00039
Microsft Wireless Optical Desktop 1000 MAC/WIN USB Port Blak V.2 CD-ROM B5Q-00039

上部にある、ワンプッシュでマイドキュメントやアプリケーションを立ち上げることができるボタンや、iTunesなどを手軽にコントロールできる、音声調整、再生、停止ボタンなどがなかなか便利です。

マウスは以前からマイクロソフトのものを使いなれていたので、割安感もあり、このモデルを購入しましたが、手放せなくなりそうです。ワイヤレスの使い勝手にも感動し、もっと早く購入していれば良かったかな、と後悔。

この値段ですので自宅だけではなく、職場用にもひとつ買ってしまおうかと考えています。

このキーボード、MacとWinに両方対応しているのが嬉しいです。(残念ながらロジクール製のものは、Win用とMac用と分かれていましたので)

細かいですが、特に便利だな、と感じたのがテンキーの上に「電卓」を起動するショートカットボタンがあること。

パソコンとは別に電卓を別途職場で利用されている人も多いと思いますが、このボタンがあると別に電卓を用意する必要がかなりなくなるのではないでしょうか。

パソコンの電卓アプリは、起動するまでが面倒で使えないという印象があったのですが、このショートカットボタンによって必要なときに、サっとたちあげることができます。(まぁ、MacだったらWidgetを立ち上げて使ってもいいんですけどね。)

 dscn1813.jpg

割安なこともあり、なかなかお薦めなキーボードです。

Sunday, September 23, 2007

スーパードライブはもういらない?

自宅ではmac miniを使っているのですが、外付けHDDを使っているものの、さすがに内臓HDDが40Gではきつくなってきました。

 macmini.jpg

そこで、内蔵HDDを交換することに。日立製のもので160Gのものを1万円程で購入。

せっかく、mac miniのケースを開けるので、光学ドライブもコンボドライブからDVDが焼けるもの(AppleはSuperdriveと呼んでいます)に交換しようと考えたのですが、よくよく考えた結果、必要ないという結論になりました。

DVDを焼けたらどんなメリットがあるかというと、
・バックアップにDVDを使える
・データをDVDに焼いて配布できる
・動画をDVD Videoに焼ける
といったことがあります。

ですが、
・バックアップは、交換したことで余る40GHDDをポータブルHDDにすれば事足りる。(DVDでバックアップをとっていくのは、もう面倒)
・データの配布は、メールや動画共有サイトの利用などで大体オッケー。重たいものはUSBメモリを使ったやりとりでほぼ対応可。
・動画はわざわざDVDに焼くのは面倒だし、保管も大変。テレビで見たいのであれば、直接テレビに接続してしまう。

ということで、今後はDVDを焼くのではなく、全てHDDに保存することにしました。もうDVD-Rの利用頻度はかなり減っていたのですが、これで気持ちもスッキリ。

DVDの4.7Gという容量はすでに中途半端なのかな、と感じています。
光学ドライブを1万円出して買う変わりに、320Gの外付けHDDを買えば、単純計算で68枚分のDVDデータを管理できることになります。

ハイビジョンレコーダーも外付けHDDが接続できるものが増えているのは、そういった背景からでしょうね。ソニーは今後、ブルーレイを搭載したモデルを出していくようですが、ブルーレイでも既に力不足になってきているのかもしれません。

携帯電話のデジタルラジオ対応に期待

現在、W43SAというauの携帯を愛用しています。ラジオの感度がよく、ラジオウォークマンとして利用したり、朝はアラーム音代わりにラジオを起動させて起きています。

ところが、使い慣れてくると、もっといい音で楽しみたいと思うようになってきます。

そこで、デジタルラジオ対応の端末が気になっています。現在デジタルラジオは実用化試験放送中で、東京23区と大阪市周辺で受信ができます。

DEGITAL RADIO HOMEPAGE
top.html.jpg 

現在、デジタルラジオに対応している端末は4機種
W44S、W51SH、W52SH、W54Tです。

W44Sのサイト
w44s.jpg

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W51SHのサイト
w51sh.jpg 

 photo1.jpg

W52SHのサイト
w52sh.jpg 

w52sh_4.jpg

W54Tのサイト
w54t_menu.htm.jpg 

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個人的には、W52SHやW54Tが前の機種よりもコンパクトになり、こなれてきているので気になっています。デジタルラジオの感度や、使い勝手をショップで試してみたいと思います。

今年の秋から冬にかけてさらに対応端末が増えるのではないかと期待しています。

Saturday, September 22, 2007

作者が自分と同じ年の時に執筆された本を読んでみる。

年齢が思考にどのような影響を与えるのか分りませんが、少なくとも少なからず影響を与えるのは間違いないでしょう。

そして、本を読んでいても、小さい頃に読んだのと大きくなってから読んだのとでは、まるで印象が変わってしまうことがあります。

今グレート・ギャッツビーの村上春樹訳の本を読んでいますが、この本は作者が28、29歳の頃に執筆された本です。

関連記事:
判断を保留することは、無限に引き延ばされた希望を抱くことにほかならない

実は、この本は原書を高校生の時に少しだけ読んだのですが、当時はこの本の持つ世界観に惹かれながらもきちんと読み切ることはできませんでした。

そして、今またこの本を手にとって読んでいるのですが、ふと作者がどういう年齢でどういう心情でこの本を書いたのだろうか?と気になり調べてみたところ、今の私とそれ程変わらない年齢であることに気付きました。

もしかしたら、以前この本に出会ったときは、出会うのが早すぎた年齢だったのかもしれません。そして今ちょうどこの本を読むのによい年齢となり、この本を手に取ることになったのかもしれない、とふと思いました。

そうやって執筆している人、制作している人の年齢を考えたり、その年齢になってその本を読んでみることで理解できるものもあるような気がします。

作者が自分と同じ年齢のときに執筆された本を検索してくれる

そんなサービスがあったらいいですね。

ウィキペディアとアマゾンのAPIを組みあわせて作ることができないでしょうか。

Time Hackのためにストップウォッチを買ってみた。

日頃、時間の使い方が下手だなと感じていたので、時間への意識を高めるために、ストップウォッチを買ってみました。

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購入したのは、カシオのHS-60Wという機種。2005年の発売とちょっと古いですが、グッドデザイン賞を受賞しています。

GOOD DESIGN AWRAD:HS-60W
Detail.jpg 

ストップウォッチ
ストップウォッチ

値段が実売で4000円程度と手頃だったのと、デザインと質感に魅かれて購入しました。発売から数年たつため品切れの店も増えているようです。

ストップウォッチということで、携帯のアプリや、腕時計も考えたのですが、操作性に優れている専用のツールを選んでみました。時間を計るのが楽しくなるのがいいですね。

例えば、駅まで行くのに徒歩だと何分、自転車だと何分かかるのかを正確に把握していません。手段を変えると何分得をするのか、そしてその何分かの間に普段行っているどんなことができるのかが分かるようにしたいと思っています。

このブログを執筆するのに何分かかっているのか。

小さなことから時間への意識を高めたいと思っています。

僕の好きな本で、モモという本には時間泥棒の話がでてきますが、逆に時間に余裕を持つために、普段の時間の使い方を工夫できれば、と考えています。

モモ (岩波少年文庫(127))
モモ (岩波少年文庫(127))

Friday, September 21, 2007

コルビジェ展に行ってきました。

六本木ヒルズの森美術館で開催されている「ル・コルビジェ展」に行ってきました。

森美術館 ル・コルビジェ展
musuem.jpg 

実は小さい頃、マルセイユのユニテ・ダビダシオンに住んでいました。

ユニテ・ダビダシオン(リネア建築企画のサイト)
c_marseille.outside.01.jpg

20年ぶりくらいにユニテを再体験。

[googlemaps https://maps.google.com/?ie=UTF8&t=k&om=1&s=AARTsJqzARj-Z8VnW5pkPMLMmZbqrJcYpw&ll=43.2613,5.39625&spn=0.002344,0.003219&z=17&output=embed&w=300&h=300]距離にしてここから500メートルくらいのところに住んでいました。

美術館にはユニテの実物大模型があり、まるで新築マンションの展示ルームのように室内の感覚を体験できます。

六本木経済新聞の記事
roppongi.jpg

これがとてもよくできていて、空間美を十分に体験できます。

また、展覧会で初めて知ったのが、ル・コルビジェの画家としての一面。

午前中はアトリエで絵を描き、
建築の仕事は午後から行うというのが日課になっていたとか。

ひとつのワークスタイルとして面白いですね。

将来そのような働き方ができれば、と思います。

今週末まで開催しています。

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最後にヒルズの展望室から

Wednesday, September 19, 2007

新型PSP:PSP-2000を買いました。

今日、予約していた新型PSP、PSP-2000を受け取ってきました。

まず、パッケージから大分小さくなっています。
免税店などで売られているタバコのカートンボックスみたいな感じです。

dscn1797s.jpg 

さて、新型PSPを手にとって、最初に感じたのはその軽さ。

とにかく、軽い!DS Liteよりも軽くなっていると言えば分かりやすいでしょうか。
これなら長時間ゲームをしたり、動画を観てもいままでよりも格段に楽になります。

以前のPSPは片手で持ち続けるのはちょっと厳しいものがありましたが、この新型であれば片手でも結構持っていられそうですね。

軽量化のため、質感は若干犠牲にはなっているような気がします。金属パーツの使用が減って、プラスチックパーツの使用が増えているようですね。プラスチックもそれ自体に色がついているのではなく、ペイントされており、より軽量化されているものになっています。

dscn1799s.jpg 

とはいえ、質感に関しては、必要十分ではないかと思います。
良くも悪くも、iPodのような表面がガラス面のような質感がなくなって、携帯の外装のようになったので指紋も付きにくくなっています。

また軽量化したことにより、背面が平らになり、持ち手の部分が膨らんでいた旧型と比べホールド感が減少していないか心配していたのですが、
・軽くなったため力を入れなくてもホールドしやすくなった
・サイドのカーブがゆるくなり、ボタンの位置と外周との距離が短くなり、タイトになった
ことから、個人的には旧型よりもホールド感があがっているように感じました。

液晶に関しては、表面から液正面までの隙間が短くなっているように感じました。そのため、画面が観やすくなっているという印象を受けました。

ゲームソフトFormula One 2006 Portableをプレイしてみましたが、ロード時間も格段に短くなっているように感じました。(旧型を手放してしまったため、比較検証はできていないです)

Formula One 2006 Portable
Formula One 2006 Portable

次のF1日本グランプリの富士スピードウェイは収録されていませんが、その後の中国グランプリ、ブラジルグランプリのサーキットをプレイしています。

ということで、PSP-2000個人的にはなかなか満足のいく仕上がりです。

関連記事:
新型PSP「PSP-2000」が引き起こす、動画マーケティング

Tuesday, September 18, 2007

雑誌・新聞の影響力をページビュー換算してみる。

前回のエントリで、週刊ダイヤモンドの新聞没落という特集と、出版社の苦境について書きましたが、ふと、雑誌や新聞の発行部数を換算してページビューに置き換えることができないか?と考えてみました。

関連記事:週刊ダイヤモンド特集:新聞没落 

なんとなく、
発行部数×平均購読ページ数×購入者に対する読者の倍率(立ち読みなど含む)で、近い数値が出せるのではないかと思いました。

たとえば、週刊ダイヤモンドの場合:

発行部数11万部×平均購読ページ数100p×2=2200万PV
これは週刊の値ですから、月刊の場合は、2200万/7*30=9429万

そうすると、月間9500万PVくらい、となります。

雑誌1ページの内容量は、ウェブの1ページの内容量と比べて多い場合もあるでしょうが、単純化してこのように考えてみます。また、発行部数=購読者数ではないのですが、ほぼ同じであると仮定しています。

月間約1億の媒体となると、ウェブサイトの場合は以下のようなものがあります。

iza:イザ!産経デジタルのニュース・ブログポータルサイト
www.iza.ne.jp.jpg
ブログ:AutoPage
autopage.teacup.com.jpg

変数の設定には工夫の余地があると思いますが、なんとなくわかりやすくなった気がしませんか?

さて、新聞の場合についても計算をしてみます。

読売新聞1002万部×平均購読ページ20p×購入者に対する購読者:3倍=6億PV/日

新聞では、表裏10枚、20ページを平均見ているだろうと考えました。また家族内で複数の読者がいたり、会社内で回覧したりなどもしますので、購入に対して3倍の読者数と仮定してみました。

これがデイリーの数値ですので、月間の場合は180億PVとなります。

参考までにYahoo!Japanが1日10億PV、月間300億PVです。
またモバゲータウンは現在1日4億PV、月間になおすと120億PV。

かなり雑な計算ですが、出版媒体とウェブ媒体を比較してみるのに、感覚的にスケール感を共有するのによいかもしれません。

週刊ダイヤモンド特集:新聞没落

週刊ダイヤモンドの特集、新聞没落を読みました。

週刊ダイヤモンド
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さて、週刊ダイヤモンドを含め、週刊誌を発行している出版社はどうなんだ?と頭の中で突っ込みつつ、読了。

なかなか読みごたえのある特集でした。

週刊誌の状況のほうも気になっていたので、ググってみたところ、このようなページを発見。

主要50雑誌の「部数激減(秘)データ」
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出版社もなかなか厳しい状況にあるようですね。

ダイヤモンド社のページを見てみたところ、 旅行関連事業や、不動産事業を行っている関連企業があり、事業の多角化はある程度意識されているようですが、ネット戦略に関しては、新聞社同様後手に回っているような印象を受けます。

この特集が真にせまるものがあったのも似たような問題を出版社(ダイヤモンド社をはじめ)が抱えているということもあるかもしれないですね。

今回の特集、新聞没落に関しては、ガ島通信さんが、ブログで詳しく書かれています。

[ネット時代の新聞]週刊ダイヤモンドの特集「新聞没落」を読んだ:ガ島通信
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また特集の中でも触れられていた毎日新聞の新サイト毎日.jpについてGIGAZINEとガ島通信では発表会の様子を伝えています。

毎日新聞の新サイト「毎日jp」の発表会でさらし者にされてみました:GIGAZINE
index.php.jpg

[ネット時代の新聞]「毎日jp」の記者発表会に行ってきました。:ガ島通信

関連記事:
雑誌・新聞の影響力をページビュー換算してみる。

判断を保留することは、無限に引き延ばされた希望を抱くことにほかならない

いま、村上春樹訳のグレート・ギャツビーを読んでいます。

 

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)スコット フィッツジェラルド Francis Scott Fitzgerald 村上 春樹

おすすめ平均
starsギャツビー氏の人間性について
stars*原書とのズレが無いです!さすがです!*
stars最高の曲を、天才がアレンジした音楽
starsワクワク、ドキドキしながら読んだよ、オールド・スポート!
stars大いなる浪漫

ギリシャの高校に通っていたときに、英文学を一冊選んで、レポートを書くという課題があり、そのときに原書を選んで読みました。とはいっても、とても全部は読み切れず、拾い読みをしたり、要約を読んでレポートを書き上げました。

 

なぜ、この本を選んだかといえば、Great  Gatsbyと、Gが続く語感や、フィッツジェラルドという作者の名前がかっこよかったことから何気なく、手にしたのを覚えています。

以来、ずっとこの本のタイトルは頭の片隅にあり続けたのですが、10年以上たってようやくちゃんと読もうと思い、この村上春樹訳の本を買いました。

 さて、出だしからでてきた、このフレーズ:


 判断を保留することは、無限に引き延ばされた希望を抱くことにほかならない。


いいこと書くなぁ、と感動しきりです。

 

判断をしないで、ただ時間を空費させていくことの危うさ。様々な状況にあてはまりそうな言葉ですね。

 

夢を見るのか、夢を実現させるのかの違いもこの一言にいいあらわされているような気がします。

夢を見ることで、現実を変えることなく、時間を浪費し希望を抱き続けるのか。

それとも、 決断を下して、夢を実現させるために動くのか。

いろいろと考えさせられる言葉です。 

小さな一歩からでも、前へと進みたいですね。 

追記:この本はフィッツジェラルドが28か29歳の時に書かれたものでした。そういう意味ではこの本を読むのにちょうどいい年代なのかも。