Sunday, February 28, 2010

FFのiPhoneアプリ/プレイ中でも英語と日本語の切り替えが可能。

ファイナルファンタジー1、と2のiPhoneアプリが出たので、FF2のほうを購入してみました。価格はどちらも1000円となっています。

ファイナルファンタジー1FINAL FANTASY

ファイナルファンタジー2FINAL FANTASY II

 両方を遊ぶ余裕はないかなと思ったので、データ量が1より倍ある2を購入してみました。アプリを立ち上げてみると、画面の文字が全て英語。

iPhoneの言語環境を英語メインにしていたためのようです。5文字の文字数制限だと英語だと自分の名前が全て入らないので、iPhoneの言語環境を日本語に設定しなおして、ゲームをスタート。

img_0286.png 

一度ゲームをスタートした後、再び言語環境を英語にしたらどうなるのかが気になったのでやってみました。

 するとキャラクター名は日本語で出るものの、他のキャラクターのセリフは全て英語に変わりました。

img_0287.png 

英語を勉強しながらプレイし、気楽にプレイしたくなったときは日本語環境に戻して日本語でプレイする。

そんな遊び方ができそうです。 

ゲームをプレイして気になったのが横画面でのプレイのためiPhoneを右手で持っていると、スピーカー部分を手が塞いでしまうので、音が聞こえなくてなってしまうこと。iPhoneを180度回転した時に画面も上下反転するようにしてあれば、スピーカー部分が左側にくるのですが、残念ながらアプリのほうではそういった対処は組み込まれていません。

音楽のクオリティーが非常に高いので、これだけが少し残念なところです。 

[PS]ファイナルファンタジー7インターナショナル【アルティメットヒッツ】

Google Profileの持つ可能性

鳴り物入りで始まったGoogle Buzzですが、このGoogle Buzzと関連したGoogle プロフィールというサービスがとても気になりました。

GoogleプロフィールはBuzzで自分の情報として他者に表示されるページです。

私のGoogleプロフィール 

Google_profile.jpg 

自分の名前、概略、関連するサイト、場所、最近のつぶやきなどを表示させることができます。

このページから自分のGmail宛にメールを送ってもらうこともできます。名刺がわりとして使うのに十分な機能を備えています。

これを見たときに、Google プロフィールは企業概要ページとしても最適なのではないかと思いました。

企業名と、その企業の概要、最近のニュース、所在地、関連する写真、そしてコンタクト先。こうしたものがバランス良く揃っていれば、企業概要ページの内容としては申し分ありません。

 GoogleはFinance情報もGoogle Financeというサービスで検索可能にしているので、上記に加えて株価や、その企業が関連するニュース情報、クチコミ情報も表示させることができます。

Buzzというサービス本体よりも、この個人や企業のプロフィールに、クチコミ情報を含めた情報が集約されていくというのが非常に面白いと感じています。

人名検索をして真っ先にでてくるのがこのGoogle Profileとなるかもしれません。私自身は個人名でブログを書いているので、このことにさほど抵抗がありませんが、Buzzで問題になったように個人情報保護の観点からは考慮されるべき点も多く、このプロフィールサービスがどのように推移していくのか気になっています。 

Friday, February 26, 2010

デザイン力を高めるために役立つ海外の雑誌とそのWebサイト

今月読んだ「ハイ コンセプト」という本の中で、デザインへの感性を高めるために役立つ雑誌が紹介されていました。その多くがウェブサイトも用意されているので、ここで紹介してみたいと思います。

Dwell

 dwell.jpg

センスの良い住宅雑誌。Webサイトではその週末に海外で開催されている建築系のイベントの紹介をしていたりします。 

How

how2.jpg

グラフィックデザイン、商業デザイン中心の内容。フリーランスデザイナー向けの内容も。 

ID

id.jpg 

日本の書店でもよく見かける、世界で今注目の新進デザイナーを多く紹介している雑誌です。 

Metropolis

metropolismag.jpg 

建築系の雑誌で、アーバンデザインなどを多く紹介しています。 

Print

print.jpg 

こちらもグラフィックデザインの雑誌。 

Real Simple

realsimple.jpg 

これは日本語版も出版されています。オシャレな生活を楽しむという内容の雑誌。

REAL SIMPLE JAPAN

Architectural Digest 

architectural.jpg 

これはこの本には載っていなかったのですが、僕がデルタ航空のマイレージ特典で定期購読を始めた雑誌です。ウェブサイトの内容も充実しています。 

またこの「ハイ コンセプト」という一冊は、今後は新しいことを考えて生み出すことができる人でないと、良い収入が得られなくなる時代が来ており、そのために創造力を高める方法とその重要性について書かれています。

5年前に出版された本ですが、今それが現実になってきているのをヒシヒシと感じています。これからどこに意識を向けていく必要があるかを考えるのに役に立つ内容が多く含まれている良書です。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

Tuesday, February 23, 2010

「小さなチーム、大きな仕事」37signalsの著作を翻訳し出版されました

Ruby on RailsというWebアプリケーションのフレームワークをうみだしたエンジニアや、Basecampなどのウェブ上のグループウェアなどで知られる37signalsという会社があります。

スタッフが世界各地に点在する少人数の会社ですが、シンプルで中小企業に最適なWebサービスにより世界中に多くの顧客を抱えており多くのIT企業が収益をあげるのに苦労する中で、販売にあまりコストをかけずに課金で収益をあげ続けています。

37signals 

http://37signals.com/

この37signalsのノウハウを紹介したReworkという著作を翻訳するプロジェクトに参加しました。「小さなチーム、大きな仕事」という邦題で出版されています。 

小さなチーム、大きな仕事

ITビジネスだけに関わらず、グローバル化と競争の激しい今の時代だからこそ考えなくてはいけない仕事の本質、新しい時代に成長していくために大きな労力をかけずに最大の効果を得るためのエッセンスが詰められている一冊です。 

あらゆる企業での仕事にはもちろん、個人事業者や週末に起業をしたいと考えている人、オープンソースのプロジェクトに参加している人など、なんらかのプロジェクトに参加してそれを成功させたいと思う人にオススメです。

twitterで#rework_jpというハッシュタグで感想などが書かれていますので、ぜひチェックしてみてください。 

英語での感想は#reworkでチェックできます。 

Monday, February 22, 2010

ユーザーに意識させずにサービスの利用料金を取る方法

アメリカでは6割以上がケーブルテレビを介してテレビを視聴しているようです。

ニューヨークでは、ビルが多いため受信が難しいときいていたのですが、実際には地上波デジタル放送の受信もかなり快適です。(フラットアンテナでアメリカの地デジを視聴)おそらく家電販売店では、アンテナを販売するよりもケーブルテレビ、衛星放送の契約を獲得するほうが大きな利益となるということもあって、販売に力を入れていないのでしょうね。

参考記事:ネット配信とケーブルテレビ

上記で紹介されていますが、ケーブルテレビに番組を提供しているCNNなどのチャンネルは広告費以外にケーブルテレビの加入者が支払っている料金からの分配金が大きな収入となっています。

いまはネットのサービスの多くが無料ですが、今後時間をかけて有料サービスが増えてくると、ケーブルテレビのビジネスのようにネットのブロードバンド料金と有料サービスのバンドルをするという方向になっていくのかもしれません。

Yahoo BBなんかはヤフオクのプレミアム会員費を無料で使えるようにしていますね。Kindleは逆にコンテンツ販売料金の中から、通信費分を通信キャリアに対して支払っている形のようです。(デジタル書籍の著作者の取り分を7割とする場合は、著作者側がこの通信費コストを負担するということになっています)

また携帯のコンテンツ料金なんかも、携帯電話の月額プランの中に含めてしまえば、コンテンツ側としてはお金が取りやすいはず。コンテンツホルダーがMVNOで独自ブランドの携帯サービスを始めた例として、Disney mobileがあります。 

 サービスとしてはお金をとらなくても、別の料金として支払われるものから結果的に収入を得る。

ネットにどんどんとビジネスやサービスが移行してくと、ユーザーが間接的に利用料金を支払うというケースがどんどんと出てくるのかもしれません。

FREE (フリー)

フラットアンテナでアメリカの地デジを視聴

 自宅からアメリカの地上波デジタルがみれそうなことがわかったのでデジタル放送対応アンテナを購入してきました。

前回の記事:ニューヨークでタダで地上デジタル放送を楽しむには 

購入したのはRCAのフラットアンテナM1500。Rabbit Ear Antennaと言われているロッドアンテナが2本たっているような昔からのデザインのアンテナと比べて非常にすっきりしているだけでなく、感度もいいようです。 

imgp0002.jpg 

価格は$30程度と手頃。大きさは昔のEP版のレコードジャケットくらいです。昔ながらのアンテナロッドがたっているようなアンテナだと、薄くなったテレビの上に置くこともできないですし、見栄えが良くないですが、こうしたデザインならテレビのディスプレイとテレビの台座の間に置くことができます。

壁に貼り付けることなども想定して色が白色になっているようです。

imgp0003a.jpg 

テレビと接続してみると、綺麗に1080iのハイビジョン放送を受信することができました。スペイン語放送を除くと、16チャンネルが受信できています。 


Friday, February 19, 2010

ニューヨークでタダで地上デジタル放送を楽しむには

思いっきりローカルネタですが、ニューヨークに住んでいる人、これからニューヨークに住むひとに多少ニーズもあるとおもうのでニューヨークでタダで地上デジタル放送を楽しむ方法を紹介したいと思います。

一般的にはニューヨークは高層ビルが多く、電波の受信状況が良くないのでケーブルテレビに申込む人が多いかと思います。

ただ僕の場合は、Blu-rayなど映画中心にテレビを利用していて、テレビの放送を観る時間もそれほどないのでケーブルテレビだとちょっとオーバースペックかな、と感じていました。

今住んでいるアパートがDirecTVしか申込めないのですが、無料でHDのレシーバーがレンタルできる基本プランが$35し、これにHD契約を加えると月額$45となります。 

Apple TVでビデオポッドキャストなどが視聴できますし、あまり利用する機会がないテレビ放送に定期的にコストをかける必要はないと考えていたのですが、オリンピックが始まってスポーツ放送がやはり見たくなってきました。

そこで、ニューヨークでは本当に地上放送で無料でテレビ視聴ができないのか調べてみることに。

最近のテレビはデジタルチューナーが内蔵しているのでデジタル放送対応アンテを購入すれば、日本の地デジと同じように無料で視聴できるようです。デジタル放送はアナログに比べて格段に感度は高いはずなので電波さえ入りさえすれば見れそうです。

アメリカでは日本よりも返品のハードルが低いので、まずは買ってみて実際にチェックし、ダメであれば返品もできるのですが、どのような地上波を受信できるか、そしてどの方角から電波が送られているかを確認できるサイトがあったので、それを使って自宅の受信状況をチェックしてみました。

Antenna Web

http://www.antennaweb.org/aw/Address.aspx

上記のサイトで郵便番号を入力し、いくつかの設問に答えるだけです。個人情報を入力する欄がありますが入力は不要です。

続けて自宅周辺のマップが郵便番号を元に表示されるので、マップ上で自宅の位置をクリックして指定します。

すると自宅から視聴可能な地上波の一覧が表示されます。

degital.jpg 

この地上波一覧の上にある、View Street Level Mapというボタンをクリックするば、自宅でどの方向からどの放送局の電波が拾えるかが分かります。

antenna.jpg 

 これをみて、自宅からでも地上波が拾えそうかが判断できます。幸い、我が家は川沿いにあり、リビングルームがハドソン川のほうを向いており、電波を遮蔽するような建築物があまりありません。NBC、CBS、ABC、FOXといった主用なチャンネルの電波が川の向こうから来ているのがわかったのでデジタル放送対応アンテナを購入してみることにしました。

続きます。 

Thursday, February 18, 2010

iPhone 3Gの割れたガラスを修理する方法その2

Phone 3Gの割れたガラスを修理する方法その1

の続きです。 

交換パーツが届いたら、iPhoneの修理方法をチェックしながら実際に作業をしていくことになります。

YouTubeなどで動画でもiPhoneの割れたガラスを修理する方法などがアップされていますが、動画だと前後の手順を確認するのが大変だったり、画像のピントがあっていない部分があって見づらい部分があったりもします。

おすすめはこちらのサイトに掲載されているiPhoneの修理、交換マニュアルです。英語ですが写真が豊富なので比較的理解しやすいかと思います。

iFixit iPhone 3G修理マニュアル
http://www.ifixit.com/Guide/Device/iPhone_3G

iFixit iPhone 3GS修理マニュアル 

フロントガラスはもちろん、カメラやGPSアンテナの交換方法までも載っています。

iPhoneのガラスパネルの修理ですが、まずは全面のガラスパネル部分と本体の部分を分離するところから始めます。iPhoneの底の部分のネジを2本外し、吸盤をガラス部分につけて引っ張るだけで、あっけないくらい簡単に全面パネルが本体から出てきます。このときにケーブルが本体にまだつながっているので慎重にガラス部分を持ち上げてください。

 iphone001.jpg

前の記事で紹介したような工具付きのパーツを購入している場合は、ネジを外すドライバーと前面のガラス部分を持ち上げる吸盤が付属しています。

 imgp0369a.jpg

imgp0367a.jpg 

細かい修理方法は上記サイトに載っていますで、注意すべき点と個人的にはまったポイントを書いておきます。

- 作業前に電源を落としておく

 普段、iPhoneでは電源を切るという作業をほとんどしないので、分解している途中で気づいてあわてて電源を落としました。

- SIMカードも外しておく

 SIMカードを傷つけてしまう恐れがあるので。

- 前面パネルを取り外す時は3本のリボンケーブルを傷つけないように外す

 特に一番奥のケーブルが外しにくいので、無理せず時間をかけてじっくりと。

- 前面パネルのフレームとガラスパネルの取り外し

 このふたつが糊で強力に接着されています。サイトではドライヤーで糊の部分を温めながらパネル部分を引き剥がしていく方法が紹介されていますが、僕は温めるのにエアコンの吹きだし口を利用しました。この作業が一番時間がかかり苦労するところです

- 修理後の組み立て。リボンケーブルの再接続

 ここで最後はまりました。一番外しにかった3本めのリボンケーブルをまた繋げなくてはいけないのですが、どうしても繋げられるず・・・とにかく何回も繰り返したらスポっとつながりましたが、自分では無理かもと半ばあきらめそうになりました。リボンケーブルの扱いになれている人にお願いをできるようにしておいたほうがいいかも。ケーブルを断線させてしまったらアウトなので、とにかく根気よく丁寧に作業する必要があります。

こうした作業を経て無事綺麗なiPhoneに復活しました。今度はバッテリーがヘタってきたときか、HDDを16Gから32Gに交換するときにチャレンジするかもしれません。8Gのモデルを利用している人はHDDの交換は検討する価値がありそうですね。

imgp0374a.jpg 

本物のダイヤを装飾したセレブ仕様iPhone (WHITE)


iPhone 3Gの割れたガラスを修理する方法その1

年始にディズニーワールドに行った時に、iPhoneを落としてガラスを割ってしまいました。今までに随分と落としてきたのに大丈夫だったのですが・・・。

imgp0365.jpg

直すのにいくらかかるか調べてみたところ最安でニューヨーク市内で20分で$60で直してくれるお店がありました。でも、6月頃には新しいiPhoneが出るだろうし、それまでのために$60を払うのもなんだかもったいない。

それに$60で修理をしてくれるっていうことは、その人たちはそれで十分儲けが出ているってことのはず(しかも慣れていれば20分足らずで修理できる)・・・もう少しリーズナブルに修理をできる方法があるのではないかと考えてネットで探してみたところ、かなり手頃な価格で自分で修理ができる方法がわかりました。

まず、ネットで壊れたパーツを取り寄せる必要があります。それからそのパーツを元に自分で修理(ここは保証外になるので、リスク覚悟で。自信がないかたはこうした作業が得意な人に頼むほうがよいかと思います)

まずはiPhoneの交換用のパーツを入手 

交換用のパーツはeBay(http://www.ebay.com)で大体入手できます。オークションでの購入ではなく、いわゆる即決価格(Buy it now)の商品もありかなり手頃な価格です。

iPhoneのパーツは交換用パーツがセットのものもあり、送料込みの商品も多く出品されています。

決済はPayPal限定にしているところも多いので、PayPalのアカウントを作成してクレジットカードを登録する必要があります。 

iPhoneのガラスパーツを交換するには、iPhoneのガラスとデジタイザーがセットになったものを探す必要があります。ここで注意が必要なのは、デジタイザーがないiPhoneのガラスだけで出品されているものもあり、こちらは日本までの送料込みで$5以下とかなり安いのですが、デジタイザーがついていないものは修理につかえません。

またiPhone 3G用のデジタイザーと3GS用のデジタイザーは互換性がないです。 

iPhone 3Gの場合は、"iPhone 3G degitizer"、3GSでは"iPhone 3GS degitizer"で検索すれば目当ての商品がみつかると思います。

3G用で交換用工具と送料込みで$15ほど、3GS用で$20前後で見つかるかと思います。発送地は香港が多いようです。僕の場合はニューヨークの出品者がいたので、ニューヨークから注文しました。郵便で届くので、日本に届くまで1週間以上はみる必要があります。 

imgp0366.jpg

時間がかかるのが嫌なのと海外からの注文が不安な方は手前味噌ですが少し割高ですが、楽天でも同様の商品を出品している店舗があります。

iPhone 純正パーツ販売[iPhone-factory]iPhone 3G フロントガラス&デジタイザー【PC家電_124p10...



iPhone 純正パーツ販売[iPhone-factory]iPhone 3GS フロントガラス&デジタイザー【PC家電_124P1...


交換用パーツはガラスとデジタイザーのセット以外に内部のLCDや、HDD、バッテリーもあります。交換用バッテリーは送料込みで$5くらいで売られているので、修理の手間が増えてしまいますが一緒に交換してしまうというのも手です。個人的にはあまり自信がない人は欲張って一気にいろいろと交換しようとしないほうがいいと思います。 

パーツが届いた後いよいよ交換にとりかかることになります。 

その2に続きます。 

iPhone 3Gの割れたガラスを修理する方法その2

Tuesday, February 9, 2010

AmazonのKindleがiPadから劣勢を跳ね返すには?

iPadの登場によって気になるのがAmazonのKindle端末の行方です。

Kindleにも、iPadよりもコンパクトであるため
- 電車などで持ち歩くには適している、
- 電子ペーパーは液晶よりも目が疲れにくい
- 電池が長持ち
といったメリットがありますが、下記のiPhone、Kindle、iPadを比較した写真をみたりするとどうしてもKindleは見劣りしてしまいます。


また早速、青空文庫などの小説のテキストをiPadで表示させた場合、どのくらいの文字量が表示できるのかを検証している人もいます。


またiPadはカラー液晶ですから書籍だけでなく、雑誌や写真集といったコンテンツも取り込むことができますが、Kindleだとそれが厳しい。

AmazonはiPad向けのKindleアプリを出して、端末を普及させるのではなく書籍の販売によって収益を探る道もないわけではありませんが、Amazonを仲介せずとも出版社は直接AppleのiBooks経由で販売ができます。AmazonがAppleよりも少ない販売手数料を設定し、さらにKindleのBookStoreでの書籍の価格がiBooksよりも安ければ消費者がiPad上からでもAmazonから本を買うかもしれませんが、それでも非常に厳しい状況でしょう。

そうなるとAmazonは、持ち運びにより便利なKindleをiPadが普及する前になるべく早く普及させるという手をとってくるのかもしれません。

現在、259ドルで販売されているKindleですが
- 3Gの通信機能を除いた廉価版をリリース
- 現在のモデルをiPadが発売されると思われる3月中旬前に値下げ
のどちらかをしてくる可能性が高いと思っています。

ことしの前半は、電子ブックに関する動きが大きく決定づけられる期間となりそう。

余談ですが、このKindleが日本語に対応したとき、日本で流行らせるには、山手線を通勤で利用する人100人に無償配布してしまえばいいのではないかと思っています。いつも通勤で利用する社内で必ずKindleを使っている人を目にすれば、Kindleが売れていると思って話題になると思うのですが。

最近、ニューヨークの地下鉄でもKindleを良く目にするようになり、先日Barnes&Nobleによる対抗商品であるnookをはじめて目にしたのですが、地下鉄や電車などで利用している人が多くなると自然と周りの人も気になっていきますよね。

iPadは電車に持ち込むにはちょっと大きすぎるので、Kindleが対抗するには電車マーケティングしかないのではと思っています。
【送料無料】Piel Frama レザーケース for Amazon Kindle 2【10P05feb10】