Monday, December 30, 2013

確定申告が楽になるクラウド会計サービス「マネーフォワード For BUSINESS」を試してみました

マネーフォワードという銀行口座の取引やクレジットカードの利用状況など家庭でのお金の出入りを簡単に管理できる無料で利用できる家計簿ウェブサービスがあります。


そのマネーフォワードから『マネーフォワード For BUSINESS』β版という、確定申告にも使えるサービスが登場したので、使ってみました。



マネーフォワードのウリである、金融機関データの自動連携機能ですが、1200以上の金融機関に対応しています。

銀行はもちろん、電子マネーやAmazon.co.jpのデータも連携することができるようになっています。Amazon.co.jpで購入した商品はデフォルトで勘定科目が新聞図書費となっていたりしていてとても便利です。

今までは確定申告のたびに、領収書をあさって、どの科目になるのか仕分けたり、合計金額を計算したりしていたのですが、このサービスを使えば、連記された金融機関のデータの項目にたいして、科目をプルダウンメニューから選んで登録すれば、科目別に経費などがまとめられるので、とても楽に確定申告ができそう。


またキャッシュフローの状況などがひとめでわかるのもいいですね。(恥ずかしいので、個人のデータは反映させていない、まっさらなグラフです)

β版ということで本来、個人向け月額980円、法人向け月額1980円のサービスですが、現在無料で提供されています。今年の確定申告に試してみるのにちょうどよさそうなサービスですね。

少しは次の確定申告が楽になりそうです。

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Saturday, December 21, 2013

ブルーレイホームシアター体験イベントに参加してきました。

先日、ブロガー向けに、ブログスカウト事務局が企画したブルーレイホームシアター体験イベントに参加してきました。

今年半ばまでは自宅では50インチのプラズマテレビ、それ以降は46インチのLECバックライトの液晶テレビを使用しているので大画面にはあまり興味がなかったのですが、最近のプロジェクターがどのくらい進化しているのかチェックしたこと、また「AV Watch」
などで有名なオーディオ&ビジュアル評論家・本田雅一さんの話を聞ける機会だったので、一度直接話を聞きに出かけてきました。

本田雅一さんのお話は、Blu-rayとDVDでの名シーンを紹介しながらのものでとても楽しめました。映画「ホビット」でエルフの里を主人公たちが見つける名シーンでの背景の再現の違いと感じ取ることができる感動。

70mmで撮影されたフィルム作品でのBlu-rayの質感の再現性の高さや、音楽コンサートのBlu-rayでの臨場感。

また今月発売されたばかりの「パシフィック・リム」のBlu-rayでどれだけ高密度な情報が画面の中で描写されているのかを細かく解説いただきました。権利関係のため、直接画像を交えながら紹介できないのが残念です。

こうしたBlu-rayのもつ描写力はもちろん素晴らしかったのですが、自宅では必要ないなと思っていたプロジェクターも、観ているうちにすっかりと引き込まれ家に導入したくなっていました。

テレビにはないプロジェクターならではの光の描写力もそうですし、100インチという画面サイズも50インチを自宅で使っている間は必要ないと思っていましたが、どっぷりと映画の世界の中に入れる没入間があります。

会場は、一般的なマンションにシアターを設置したという間取りで、プロジェクターは棚の上に設置されていました。通常プロジェクターは本体よりも高い位置に映像を投影するため、低価格のプロジェクターの場合は高い場所に設置をする場合、上下反対に(仮想天吊り)設置をするのだそうです。

こうした低価格のプロジェクターは5万円、6万円台で購入できるようになっており、100インチのスクリーンも紙製で安いもので1万5000円ほどで買えるため10万円の予算があれば十分にプロジェクターを導入できるそう。


ただ本田さんによれば、機能が高くてコストパフォーマンス的に一番美味しい性能の高い機種は15万円ほどのクラスのものだそう。この辺りの間隔は自転車と一緒ですね。

ブルーレイディスクアソシエーションによると、Blu-ray再生できる人が多いのにDVDで相変わらず見ている人が多く、レンタルの8割が未だDVDだとか。そのためにこうしたブロガー向け企画などを行ってBlu-rayソフトの利用拡大に繋げたいようです。

プロジェクターがかなり欲しくなりましたが、利用頻度を考えると最新作を大画面で楽しみたいときは映画館で、そして10万円の予算を使うのであれば、来年か再来年にテレビを買い替えるときの軍資金に活用するというのが僕の場合は現実的なところですね。

ただ最近は、オンデマンドのコンテンツやHDDに録画したコンテンツばかりを観ていたので、改めてBlu-rayの持つ情報量の多さと映像の素晴らしさに気づかされる体験となりました。

年明けに、「2001年宇宙の旅」や「ブレードランナー」のBlu-rayを買って、久しぶりにその世界に没入してみたいと思っています。



Thursday, December 19, 2013

Gunosyのニュースのレコメンドは濃すぎるから、なかなかアプリを開けないw

Gunosyは自分の興味にあったニュースを集めてくれる今年ブレイクしたサービスです。

Gunosy

ですが、個人的には集まってくるニュースがあまりにも自分の趣味趣向に合いすぎているがゆえアプリを開くのが億劫になっていることがよくあります。

そんなことを考えて、チェックしてみた先週の金曜日の夕刊の記事がこんな感じでした。
- なぜファミコン、スーファミでアタリショックは起きなかったのか?
- 新しいメディアに飛びついても問題は解決しない:日経ビジネスオンライン

- アフター・ブレインストーミング/アイデアが出たその後、どう戦略を立てるか - UEIRyo Shimizu ...
- 『1%の人だけがやっている 会社に「使われない人」になる30のヒント』よ...
- 特許マネジメントが下手な日本:日経ビジネスオンライン
- "つながり力"高める、4つの実践手法|トレンド|東洋経済オンライン
- Androidアプリ制作者必見!本気でGoogle Playの検索順位をあげるための、13のラン...
- 本日発売、「パズドラZ」に描くガンホーの野望|企業|東洋経済オンライン
- 【書き起こし】東洋経済オンライン、YahooなどのトップがIVSで語ったスマートフォ...
- パズドラ 大ヒットはゲーム屋の執念から<AERA> (dot.)-Y!ニュース
- コンテンツとは?その意味と定義
- 経済悪化を明確に示す法人企業統計--売上げが伸びず、利益、設備投資は前期比で減少
- ガラケー絶滅せず...独自進化続く スマホ以降、思惑通り進まぬ背景とは?
- URLを指定したページのスクリーンショットを保存してくれる「Page2Images」
- Googleドライブのスプレッドシートがメジャー・アップデート-オフライン編集と...
- 成功した10人の起業家が語る意外なアドバイス【btrax】[in the loop]
- 【やじうまPC Watch】NASAが開発した二足歩行ロボット「ヴァルキリー」
- Twitterで効果抜群!画像付きツイートをBufferで簡単に行う方法
- 【インタビュー】「FFXIV:新生エオルゼア」プロデューサー吉田直樹氏インタビュー(前編)
-ドラゴンクエスト VIII空と海と大地と呪われし姫君: ドラクエ8が本日リリース!初のリ...
- 第1回 日本企業の人材管理の欠点を認識していますか?:日経ビジネスオンライン
- 隠れていたNode.jsの4バイトメモリリーク、Walmart問題の解決-ぼちぼち日記
- ホンダ、中国で低価格ハイブリッド 合弁先と開発 100万円台半ばで16年発売


どれも自分の関心のあるニュースなのですが、それぞれに5分をかけても25本だと、全部読むのに2時間くらい読むのにかかってしまいます。もちろん、読みたいものを読めばいいのですが、このリストの濃さに圧倒されてしまっています。

そしてあまりにも内容が濃すぎるので、Gunosyアプリを開くのが怖くなってしまうんですよね・・。マッチングしすぎているが故にアプリを開きたくなくなってしまう。読むのに時間がかかって頭を多少なりとも使ってしまうものが多いのでテレビのように気楽に、というふうに使えないでいます。

億劫になってしまって、アプリを開かない日が続いていたりします。

Facebookのタイムラインに投稿してみたところ、似たように感じている人もいる一方で、それほど自分にはレコメンドがマッチングしていないという人もいました。マッチングの精度は、Gunosyがユーザーが投稿しているFacebookやツイッターの記事も参照していると思いますので、どれだけそうしたサービスを利用しているかにも左右してくるのだと思います。

もしかしたら僕のように感じているユーザーは少数派なのかも。どのくらいのユーザーが同じように感じているのか分布が気になっています。

またPCメインで使うか、スマホメインで使うかによって感じ方も変わってくるのでしょうね。

GunosyはPCでもスマホでも使えるのですが、個人的にはPCでは濃いめのニュースを、スマホではもう少し気を抜いてカジュアルに情報を消化したいと考えているので、僕の場合はPCをメインに使うようにしたほうがいいのかもしれません。

ただGunosyには朝刊、夕刊と、朝と夕方に二回ユーザーのためにレコメンドされた記事一覧が配信されますので手元にタイムリーに情報が届くという点では、スマホのほうがしっくりときます。

また新聞のメタファーだと、時事ニュースの印象が強くなってしまうのですが、時事ニュースがあまり入ってこないGunosyでは少し違和感があったり。朝刊、夕刊と届いてもGunosyで届くのは速報性があるニュースではないんですよね。このあたりは時事ニュースが多いSmartNewsだとしっくりきますが難しいところですね。新聞のメタファーはユーザーにとって分かりやすいですし。

新聞のメタファーでいえば、Gunosyの夕刊ではもう少しカジュアルな、非真面目な記事の選択が多くなるといった味付けがあるといいかもしれません。

現実の世界でも夕刊紙は疲れたビジネスマン向けに内容は少し下世話なものが多いですしねw。

またPCとスマホでレコメンドするニュースを変えてみる、というのも良いかも。仕事中か、移動中かで接したいニュースの内容や中身の濃度が結構違うんじゃないかな、と思っています。


来年はこうしたニュースサービスがどのように進化してくるか、楽しみです。

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Snaptee:ブラックのTシャツも注文できるようになっています

日本での展開を応援させていただいている誰でも簡単にTシャツがデザインできて注文できるアプリ、Snapteeですが、ブラックのTシャツも注文できるようになっています。

今までは、男性用、女性用、それに子供用のサイズが白色のTシャツで購入できるようになっていましたが、


ブラックのTシャツも購入できるようになりました。スタイルを選択する画面の右上の○●を選ぶことで、白と黒を切り替えることができます。

利用にはアプリの最新版へのアップデートが必要となります。しばらくSnapteeのアプリをアップデートしていないなーという人はぜひこの機会にアップデートしてみてください。


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Techwave掲載のSnapteeの記事
Appliv掲載のSnapteeの記事
Appliv(アプリヴ) -iPhoneアプリが探せる、見つかる
ランキングとレビューから探せるiPhoneアプリ・iPadアプリ情報サイト −Appliv[アプリヴ]

Sunday, December 8, 2013

Uber(高級タクシーの配車サービス)を利用してみました

アメリカで人気の高級タクシー配車サービス、Uberが六本木周辺でソフトローンチされています。

Uber

高級タクシーをスマホのアプリから配車予約し、アプリに事前登録したクレジットカード決済により下車時に何も手続きをせずキャッシュレスで利用できるというサービスです。

限定クーポンがあったので、一度使ってみたいと思いながらも、まだ試験的に5台しか走っていないということで予約がなかなかできず。先週金曜の夜にアプリを立ち上げてみてると運良く予約がとれたので使ってみました。


待つ事10数分後にFugaが到着。都内だとタクシーがいつでも拾えるので、この時間をどう考えるか。事前予約もできるようですし、今後対象の車両数が増えてくれば待ち時間も短くなるのではないかと思います。

赤坂から、大井埠頭にある我が家まで乗ってみました。事前にアプリでおおよその見積金額が分かります。自宅までの見積金額は5000円〜7500円と表示されました。

とてもゆったりとした乗り心地。配車される車のドライバーや評価(5点満点)もアプリで表示されるので、ドライバーとしてもプロ意識が高まるということでした。

また乗車中はいっさい料金が表示されません。
経費として精算できる人、お金を気にしなくてもいい人であれば良いですが、そうでない人にはこの点が気になるかもしれませんね。

逆にいえば、多少のお金は気にせず良質な時間と体験を得たい人をターゲットとしたサービスとしては煩わしい料金表示や余計なものはいっさ省くということなのかもしれません。


中央のアームレストにはリモコンがあり、社内でテレビをみることもできるようになっていました。


目的地についたら、後はそのまま降りるだけ。

事前にクーポンコードで5000円分もらっていて、6000円ほどかかるかなと思っていましたが、無料分で納まっちゃいました。

精算は自動的に事前にアプリで登録したクレジットカードのほうにされます。領収書もなく、メールで受けとったものを必要があれば利用するか、サイトからデータを表示してプリントアウトするかとなります。

Uberに乗りながら、お客さんからどういう反応があるのか、どういったニーズがありそうなのか話をしてみました。

メリットとしては、
・カードレスでお財布も必要なくなにもしないで下車できるのでとてもスマート
・領収書を発行しないので、領収書をなくしてしまうことがない
・深夜割増料金がないので、深夜帯は通常のタクシーを利用するのとそれほど変わらない料金で利用できる
・いい車に確実に乗れる
ということがあります。

普通のタクシーだといつでも拾えますが、タバコくさかったり、狭い車両もありますしね。

利用者は、今のところ、
・Uberをアメリカでも使っていた外国人
・飲み会でUberが東京でテストしていることが話題になって飲み会の帰りにそのまま予約してみた
という人が多いそうです。

また利用シーンとしては、
・接待をする側がお客様をお帰しするときに、Uberを使えばお客様に決済をさせることなくスマートに送迎ができる。コーポレートカードが登録されていれば精算も楽。
・銀座の夜のお店で働いている女性は朝方にタクシーで帰ろうとしても近距離なのでタクシーがなかなかとまってくれない。Uberみたいなサービスがあれば利用したい。
という声がユーザーからでているということでした。

個人的には、会社の経費で利用できるのであれば利用シーンがありそう、というところでしょうか。3000円以上かかるようなそれなりの時間、車に乗るのであればUberのように少しでもいい車で気持ちいい時間をすごしたいという人は多そう。

羽田空港からタクシーで都内のホテルに向かうときなどに、使ってみたいと感じました。またコーポレートカードでVIPの送迎用に、というニーズは確かにありそうですね。

2013年12月15日まで5000円のプロモーションコード「TryUberTokyo」が使えます。

また、僕個人のプロモーションコード「v6pj1」であればそれ以降も2000円分使えるようです。 https://www.uber.com/invite/v6pj1

このプロモーションコードは、Uber利用後にユーザーがソーシャルサービスに拡散するようにタイミングよくアプリ上に表示されました。こういった仕組みづくりも良くできていますね。

日本ではこの他、ロンドン生まれのHAILOが大阪でタクシーの呼び出しサービスを展開しています。

HAILO Osaka

こちらは専用車両ではなく、大阪の既存のタクシー会社を利用していますので、乗車中もメーターで料金が確認できます。ターゲットとしているユーザー層が違う気がしますので、こちらも機会があれば利用してみたいと思っています。

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Thursday, December 5, 2013

Pentax K-3をモニターとして使ってみました

Pentax K-3をモニターとしてしばらく利用させて頂きました。


以前に利用していたPentex K100DやK-xと比べて、やはり解像感が違います。
近所の何気ない景色でも、どんどんと写真が撮りたくなってきますw


それから、撮影するときのシャッター音、視野率100%のファインダーの使いやすさ、マグネシウム合金のボディーによる剛性が手触りや音など五感から感じることができて写真を撮る気持ちに入り込ませてくれますね。

またレンズキットに付属する標準レンズsmc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED AL DC WRが以前とは比べ物にならないくらい良くなっていますね。

僕が以前利用していたのはsmc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6AL。


ズームレンズとして標準的ですが、望遠も3倍ほどまでしかズームできず、Limitedレンズのような高い質感もないので、持っていても正直とくに嬉しくないレンズでした(笑)。

今、レンズキットについてくるズームレンズはLimitedレンズほどではなくとも質感も高くて、持つ喜びがある良いレンズだと感じました。ズームレンズにありがちなカメラ側に直径がしぼんでいる形ではなく、直径が一定なのもデザイン的に好みです。


レンズ周囲の凹凸の処理が奇麗で、手に持っていてもとても気持ちいいんですよね。
これ一本で広角も望遠もかなりカバーできるし、随分とレンズキットがお得になっていと感じました。


Wednesday, November 27, 2013

スマホ版ドラクエが登場。けどロンダルキアは無理ゲーっぽくなりそう

スマホ版のドラクエが登場しましたね。先着100万DLまで無料ということで早速ダウンロードしてみました。

ドラゴンクエスト ポータルアプリ

とても効果的なマーケティング手法だという声も出ていますね。

ダウンロードしてみて、物理キーなしでの操作はつらいな、と感じました。Bluetooth接続で既存のPS3コントローラーなどを接続して操作できると嬉しいんですけどね・・。

ニーズはそれほどないかもしれませんが、対応する専用コントローラーが出ていれば買っていたかも。

出だしで王様の部屋から出るために、ドアの前の兵士の間をすり抜けるところでいきなり苦労してしまいました。


馴れれば、それほど気にならないのかもしれませんが、ドラクエIIのロンダルキアはどうなるんだろ?(名物となっている落とし穴だらけのダンジョンで複雑な移動が必要)と今から気になっています。

あと、やっぱり縦方向だけでなく横画面でも操作したいなー。
しばらく横方向で表示できないか、画面ロックをいじったりしていました。

ドラクエIVが出たら購入しそうです。

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Friday, November 22, 2013

Pentax ペンタックス K-3のブロガーイベントに参加してきました

今月のはじめ、ペンタックスK-3のリコーイメージングによるブロガーイベントに参加してきました。


僕が初めて買ったデジタル一眼がPentex K100D Super。 その後、Pentax K-xを使っていました。ペンタックスDAレンズ21mmで写真を撮りまくったのが良い思い出です。

今はより小さくて持ち運びがしやすいm4/3のミラーレス一眼に乗り換えてしまいましたが、ペンタックスの最上位機種を試してみたことが今までなかったのでとてもワクワクしながら参加してきました。

Pentax K-3


広報の方から、ペンタックスK-3の特徴などをまずお伺いしました。

個人的に印象に残ったのが、
  • ローパスフィルターレスながらローパスフィルターの効果を独自技術で再現
  • 27点AFシステムとAFの高速化
  • 全面だけでははなく背面も含めた周囲がマグネシウム合金外装に
  • ホワイトバランスがマルチ光源に対応

の4点です。
  • ローパスフィルターレスながらローパスフィルターの効果を独自技術で再現
解像感に優れたローパスフィルターレスモデルがモアレなどが発生してしまいやすくなるというデメリットがあります。K-3ではボディ内手ぶれ補正の技術を活用して、CMOSセンサーを微小駆動させることでモアレなどを防ぐローパスセレクターを作動させることで、ローパスフィルター同様の効果を得ることができるように。一石二鳥の効果ですね。
  • 27点AFシステムとAFの高速化
ペンタックスではAFが正確にあうまでは、愚直にあわせ続ける、という方針で開発されていたようで(あいまいなところであわせてしまわない)、そのためか僕もペンタックスのAFは遅いだけではなく、とても迷いやすくて使いづらいと以前は感じていまいした。

K-3ではAFをあわせようとするのは3回まで、なおかつ測距点も27点に増え、AFも高速になっているとのこと。こちら試写やモニターの利用でチェックしてみましたが、AFで不満に感じることはいっさいありませんでした。
  • 全面だけでははなく背面も含めた周囲がマグネシウム合金外装に
ペンタックスの最上位機種がマグネシウ合金を使用していることは知っていましたが、背面まで含めてマグネシウム合金となったのはこのK-3が初めてだったんですね。剛性や質感もさらにあがってユーザーにとってはとても嬉しい変更点です。
  • ホワイトバランスがマルチ光源に対応
背面に照明、前面にロウソクの光があるといった、複数の光源がある場面にホワイトバランスが対応しました。この変更点は個人的にはかなりありがたいですね。高感度撮影が当たり前になってきてフラッシュをたかずに撮影する機会も増えているので、夜間に複数の光源があるところでより自然な撮影ができるようになるのは嬉しいです。


続けて、Pentax K-3のデザイナーからデザインのこだわり、工夫した点、苦労した点などをお伺いしました。K-7もデザインされた方だったんですね。指にあわせて水平だったボタンを傾けて設置したり、レバーの山のあたりがソフトになるよう、山をなだらかにしたりといった細かなこだわりに日本のモノづくりの真剣さが伝わってきました。

これからカメラ売り場にいったときに、カメラのデザイン、外装をチェックする目が少し深いものになりそうです。


最後に、モニター機としておかりする前に、DAレンズでの試し撮りをしてきました。

以前DA21mmレンズは使っていたので、今回試してみたかったのが、魚眼ズームとより広角なDAレンズでの撮影。

魚眼レンズはやっぱり面白いですねー。

魚眼レンズは高いという印象があったのですが、魚眼ズームは5万円もせず買えるものなんですね。これを一本持っていたらずいぶんと楽しめたんだろうなぁー。


実際にレンズを使ってみて面白かったのが、この魚眼ズームレンズとPentax DA-15mm F4ED AL Limitedとの撮り比べ。明るいレンズでもなかったので、ペンタックスを利用していたときにあまり気になっていなかったのですが、撮り比べてみると、同じような画角でも全く撮れる写真が違って面白かったです。


上の2枚が魚眼ズームで、それぞれ焦点距離15mm, 17mmで撮影したもの。


そしてこれがDA-15mmで撮影したもの。同じような焦点距離でも歪みがなく自然な広角を楽しめます。レンズによる表情が全く違っていて、両方欲しくなってきてしまいますね・・

Tuesday, November 19, 2013

ダイソンAM05 hot+coolファンヒーターをモニターで利用してみました

羽のない扇風機として有名なダイソンの新製品、AM05 hot+coolファンヒーター。

今回キャンペーンでモニターとして利用する機会を得たものの、しばらく暖かい日が続いていたので、利用機会がないかと思っていたのですが、先週寒波が東京を襲ったときにじっくりと利用させていただくことができました。


思っていた以上にコンパクトな筐体

利用してみて感じたのが、思った以上にコンパクトで場所をとらず使い回しがよい筐体であるということ。普通の扇風機って思った以上に場所を取るのですが、この商品の場合は縦長の楕円形で場所をとらず邪魔になりにくいなと感じました。

部屋があっという間に暖かい空気で満たされる

じっさいに利用してみると、最初はあまり暖かい空気がでていないように感じるのですが、しばらくすると部屋中が暖かな空気いっぱいで満たされていることに気づかされます。

ドライヤーのようにピンポイントで暖かい空気がでているのではなく、大量の空気が大きな面で押し出されているような感じです。

リビングと6畳ほどの小さな部屋の両方で利用してみましたが、特に小さな部屋だと少したつとすぐに暖まってしまうので、商品電力が大きいこの製品でも、こまめに電源をオンオフすることでそれほど電気代をかけずに使えそうです。

ファンの音はちょっと気になる

反面、使ってみてちょっと残念だったのがファンの音。結構大きな音がするので映画なんかをじっくり観ながら使うのにははっきりいって向いていないですね。テレビのバラエティー番組や大歓声のスポーツ放送を観ながらであれば気にはなりませんが、静かな場面でも没頭していたい映画には不向き。

ただ距離をおいて設置しても部屋全体が暖まりますので音が気になる場合は設置場所を工夫することで軽減することはできそうです。

気になるお値段ですが、楽天では5万円弱ほどで販売されています。


扇風機として夏も使えるのはいいですね。

Thursday, October 24, 2013

僕がiPad mini Retinaを買わず、iPad miniを買いなおしたわけ #ipad

今週22日にアップルから発表された新しいiPadの登場に向けて、1年弱利用していたiPad miniを中古として手放していたのですが、アップルの発表をチェックした後、iPad mini Retinaを買わず、整備済製品として27000円でアップルのオンラインストアで販売されていたiPad mini WiFi 16GBを買い直しました。(ところでiWorkは整備済製品では無料の対象になるのだろうか・・商品が届いたら確認してみたいと思います)


なぜiPad miniを処分して準備していたのに、iPad mini Retinaを買わなかったの?と質問されたので、その理由をまとめてみました。(個人的な好みや事情も入っていますが、似たように感じている人も多いと思います)


- 仕事柄iOS端末は必要だがメインはAndroidスマホでかまわない。むしろその方が好み
- iPhoneの縦長のディスプレイは嫌いで、電子書籍が見開きで見やすいiPadの画面比率は気にいっている
- iPad mini Retinaの価格、41800円はちょっと高い。5000円足せば実売価格でiPod touch16GとNexus7の両方が買えてしまう
- Nexus7はいい端末だし、動画観るのにはいいけど、雑誌系コンテンツやブラウジングにはiPad miniのほうが個人的には扱いやすい
- iPhone5sは不安定(ブルースクリーンとか)みたいだしiPad mini Retinaにも同様の問題はありそう
- いまのiPad miniでも、もうちょっと軽くなって欲しいのに23g重くなってしまうものに、いくらRetinaでも1万円以上、上乗せするのは・・ (たかが23gですが、308gから1割弱重くなるのは結構大きい。逆に308gから285gになっていたら買っていた可能性大です)
-新端末なのに、新しくなったのはRetinaディスプレイとチップくらいで(されどチップですが)、iPhone 5sで登場したせっかくの指紋センサーがiPad mini Retinaでは実装されていない
- iPad mini Retinaは来年度モデルのほうが値段も完成度もこなれてMust Buyモデルになるのでは?(指紋センサー付くだろうし)今期モデルはコストパフォーマンスが良くないので、様子をみてから、どうしても欲しくなった場合に買うのでも良さそう

といったところです。比較的Apple信者ですが、しばらくiPad mini Retinaは静観することになりそうです。

iPad Airも登場していますが、以前iPad 3とiPad miniを併用していたときに、Retinaではないにも関わらずiPad miniしか使わなくなっていたので、自分にとってはiPad miniのサイズが扱いやすいかなと思っています。


ガジェット系では、それよりも今はPS Vita TVが気になりますね・・。

TVで気軽に様々なコンテンツがお楽しみいただける PlayStation®の新しいエンタテインメントシステム PlayStation®Vita TV

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Tuesday, September 24, 2013

シンガポール国立大学が広すぎてマジキチ スタンフォードに行ったとき以上に圧倒されました

ふとしたきっかけでシンガポール国立大学にいってきました。

全く事前知識を持たずに出かけたこともあって、行ってみたら広すぎてヒドい目に会いましたが、結果的にはこれが大当たりでした。

シンガポール国立大学はスタートアップや建築に興味がある人であれば、真っ先に訪れる場所だと思えるくらい素晴らしい場所でした。

画像を中心に紹介していきたいと思います。


社会起業家に関するイベントが夜に開催されているようだったので、その住所だけメモをとり、2010年版のガイドブックの情報を頼りにブオナ・ヴィスタ駅から95番のバスに乗って大学へ。(あとで、ケント・リッジ駅から直接行けた事を知りました)

途中から、シンガポール国立大学病院の建物が見えてきたので、そこからは大学の敷地なんだな、ということが分かりました。シンガポール国立大学という名前は知っていましたし、そこそこ大きな大学なんだろうな、とは思っていましたが小国であるシンガポールの大学から、有名だけれどそこまで広くはないだろうというのが正直な認識でした。


ところが、どんどん進んでいくつもバス停を通り過ぎ、丘を超えていっても一行に大学の敷地が途切れる様子がありません。だんだんととてつもなく広い大学であることがバスの中からでも分かってきました。

目的地としていた、シンガポール国立大学の美術館、そしてオフィスでグーグルマップで確認したときにその近くにあるようにみえたEducation Resource Centerまで大分あると思ったのですが(実はこの二つもすごく離れていました)、ワクワクしてきてキャンパス内を散策してみたくなったので、たまらずにCentral Libraryの目の前の丘の上にあったバス停で下車しました。

バス停の前に掲げてあったキャンパスマップをみてみると、どうやらかなり広い。日本の大学は比べるまでもなく、これってひょっとしてスタンフォード大学や、UCバークレーなんかよりもひろいんじゃないか・・・・と感じたくらいです。

まさかシンガポールにこんなに広大なキャンパスの大学が存在するとは。
こちらがシンガポール国立大学。赤枠でかこったところが敷地です。青線のところが歩いてみたところです。

くらべ地図で比較してみたところ、UCバークレーほどの広さがあります。



工学部のキャンパスはフランク・ロイド・ライト的なモダンな雰囲気。


日本の大学はこれと比べてしまうと、ゴミだな・・・と正直歩きながら思ってしまいました。アメリカの大学が世界ランキングで上位なのは当然だと思っていたけれど、シンガポール国立大学がこんなにスゴいとは・・・。いや、世界大学ランキングでアジアのトップにランクされる大学とは知っていましたが、実際にきてみるまでそのスゴさを全く知りませんでした。





この奥に見える、建物も実はシンガポール国立大学内の、生徒用の居住マンション。



こうした恵まれた環境で、東南アジアを始めとする多様性ある中で学べるというのは本当に羨ましいですね。シンガポールで起業をしている人たちの中で少なからず、こうした場を経ているというのを知ることができたのは良い勉強になりました。

正直、アメリカの大学よりも恵まれているかも・・・。大学時代にきていたら、日本の大学を中退して、シンガポールの大学に入ることを考えていたかもしれません。


工学部のキャンパスを抜けて、カルチャーセンター、そして高速をまたがってむこうにある真新しい地区へ。








このあたりはもうただ圧倒されていました。


まぁジムくらいはあるよね・・・と思ったのですが、

屋内ロッククライミングなんてものも!!!



凝った作りの建物。



もちろん大学は設備だけで決まるものではありませんが、ここまで豊かな環境には有無を言わせない力というものがあります。

とても優秀な学生が集まることが容易に想像できるだけでなく、この場から非常に高い人材力が巣立っていることが視覚に訴えられる感じです。


シンガポールという国の源泉はこうしたところにあるんだな、とすごく勉強になりました。アジアのハブ空港の位置を争う競争以上に、この大学環境は実際に目にすると衝撃的ですよ。グーグルコンプレックスが完全に霞んでしまうような場所です。

個人的にはMarina Bay Sandsとは比較にならないくらい、ガツンと衝撃を受けた場所となりました。ちょっと人生観が変わるようなできごとでした。

繰り返しになってしまいますが、スタートアップや建築に興味がある人でシンガポールを訪れた人は、このシンガポール国立大学を訪れてみるのがとてもオススメだと思います。

いまなら地下鉄のケント・リッジ駅、まるでイギリスのケンブリッジにかこつけたような名前の駅から行くことができます。

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