Tuesday, February 27, 2007

日本発のソフトが少ないのは世界を市場として見ていないから

先日、404 Blog Not Foundや渡辺千賀さんの記事を読んで少し考えてみたりしていました。

404 Blog Not Found:日本発のソフトが少ないのは日本がアメリカではないから
(元々は、ヒューマン2.0を書かれた渡辺千賀さんのこの記事が話題の発端になっています。)
日本発のソフトが少ないのは日本人が英語が苦手だから

On Off and Beyond
www.chikawatanabe.com.jpg

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)



詳細は上記の記事をご覧頂きたいのですが、渡辺さんの記事の一部を抜粋すると、

 



 ソフトには様々なレイヤー(階層)があり、それぞれ異なる開発企業や組織が乱立してしのぎを削る。特定のレイヤーで優位な地位を占めるには、他のレイ
ヤーから広く支持される必要がある。そのため国際的な会話能力が不可欠。業界標準制定に際しては、優位な仲間を囲い込み業界団体を作ったり、その中で自社
技術の優位性を主張したりする「政治力」も必要。自分のソフトを広く認知させるためにも、細やかなコミュニケーション能力がいる。


 ソフトの世界では、それなりに国内市場を押さえていても、グローバルな勢力に押し切られる傾向が強い。国内で一世を風靡した「一太郎」、「花
子」、そして「98パソコン」もマイクロソフトの波に飲まれた。連携が重要ゆえに孤立した市場を守るのは難しく、グローバルに優位に立つことが極めて重要
だ。


私自身も、同じように言語も一つの大きな要素だと思いますが、世界市場をマーケットとして考えているか、 というサービス当事者の意識が決定的な差となって出た結果なのではないかと思っています。

例えば、ソフトウェアの世界でも、ルクセンブルク発のSkypeは他のメッセンジャーサービスと比べても特に高い人気を得ています。

それは、サービスを開始した当初から、多言語対応、そして世界を市場として最初から捕らえていたというところが要素として大きいのではないでしょうか。

英語を話せるということは、世界を市場として意識しやすくなる要因にはなるかと思いますが、オーストラリアやニュージランド、そしてイギリスから世界的なサービスがアメリカに比べて少ないのは、世界市場をマーケットと考えてサービスの展開を行っているか、というのが大きいと感じています。(もちろん、人口や、教育環境、インフラなど様々な要素が関連していますし、そういった多くの要素において米国に高い優位性があるのは否めないと思います。)

アメリカが自動車産業において凋落したのは、自動車産業が自国のマーケットだけでも十分成り立ち、欧州市場、海外市場を積極的に開拓しなくても独占的な利益を確保できていた、という背景が競争以上に大きく作用したのではないでしょうか。

結果として、アメリカの自動車業界は世界市場よりも、アメリカ市場に向けた自動車をつくり、日本では、携帯業界が、世界市場ではなく日本市場にフォーカスして開発を推進していったことにより、それぞれグローバルな観点での地位を失ったのだと思います。

日本市場においてアメリカ発のソフトウェアが多く普及しているのは、マイクロソフト、ヤフー(ソフトバンク)、グーグルといった企業から早くから日本を有望な市場として捉え、本国同様に重要なマーケットして開拓していったからであり、そうではなかっとしたら、おそらくもう少し違った結果になっていたのではないかと思います。


日本発のソフトは少ないですが、世界市場を視野に入れた携帯用ブラウザのアクセスや、交通案内サービスを提供しているNAVITIMEなどは、ニッチな市場で海外でも順調にシェアを伸ばしていっているように感じます。


少し長くなってしまいましたが、今月のワークスタイル×ブログのあすなろカンファレンスにて、渡辺さんのお話をいろいろときくことができれば、と楽しみにしています。

WWDC07-究極のプレミアム?

少し前に今年のWWDCの日程が発表されていたので、ちょっと覗いてみました。

WWDC07
wwdc.jpg

一度行ってみたいなぁ、と思っていたのでチケットの値段を調べたのですが、かなり高めですね・・・・。

1枚16万3590円
5枚セットで65万4360円
チケットとApple Developer Connection(ADC)のPremierメンバーシップがセットになったパッケージが44万900円
となっています。

いやぁー、高い・・・ですよね?
逆に安すぎたら人が殺到しすぎちゃいそうですが、MacBookが買えちゃうとは。

これって、究極の有料課金なのでは、と思ってしまいます(笑)。

学生奨学金制度というリンクがあったので、気になってチェックしました。
WWDC Student Scholarship Program

学生だと、その高価なチケットがタダで手に入る可能性があるとのこと。
申請締め切りはMarch 19, 2007までで、応募にあたっては、Apple Developer Connection Student Membershipのメンバーである必要があるようです。

会社の内定者にこのニュースを伝えてみて、チェックしてもらいました。ADCのMembershipは99ドル必要になります。

学生だったら、メンバーになって、奨学金の申請をしていたかも。

いつか行ってみたいイベントのひとつです。

Sunday, February 25, 2007

Google、F1ホンダのスポンサーに?

今年のホンダF1のスポンサーがGoogleになり、マシンはグーグルアースの画像が使用さるれかもしれません。

574eb500.jpg


WORLD EXCLUSIVE: Honda go green with Google: RealHondaF1.com

Google Earthの画像全体でマシンが覆われ、F1の開催場所別に画像が変わっていくのでは、と噂されています。

スクープ記事なので、まだ正式発表ではないのですが、正式発表は明日26日にロンドン自然史博物館で行われるようです。

発表場所や、ホンダが環境重視の姿勢をイベントなどで発表しているところをみると、本当なのかな、と思ってしまいますが、実際にグーグルがスポンサーになるのかどうか、発表が楽しみです。

グーグルがF1チームのスポンサーになることで、F1がもっと楽しくなるような仕掛けがグーグルから出てくることを期待しています。

Saturday, February 24, 2007

新MacOsX Leopardの発売は3月?

新しいMacOSのバージョンLeopardが3月の終わりにでるのでは?という海外の記事。

Leopard set for March
leopard_set_for_march.jpg

過去には、Mac OS Xが3/24に発売されていますし、4/1はアップルの設立記念日でもあるので、この辺りでの発売日はありえるかもしれません。

ただVistaがそれ程盛り上がっていないので、アップルとしては、あえてこの時期に出す必要はないかもしれませんね。

土曜の深夜は、松本人志の放送室。

土曜の深夜は、TOKYO FMで土曜深夜2時に放送の、「松本人志の放送室」を聞きながら、仕事をしたり、個人プロジェクトの作業をしたりするのが日課になっています。

松本人志の放送室
hoso.jpg

夜にだれてきた頭も、松ちゃんと高須さんのおもろいトークをきいているといい感じにほぐされます。

ラジオなので、当たり前かもしれないですが、基本的にはこの2人以外しゃべらないので、テレビ番組でダウンタウンが出ている番組以上に、松ちゃんを満喫できます。番組の成分の半分以上が松ちゃんですからね。(松ちゃんのほうが高須さんよりも、しゃべりが多いので)

そう考えていくと、テレビよりも、ユーザーが豪華だと考えることができるコンテンツを提供できる可能性がラジオにはあるかもしれませんね。

随分昔にインターネットの広告費がラジオの広告費を上回りましたが、
ネット広告費がラジオを上回る――電通(ITmedia記事)
個人的には、ポッドキャスティングやデジタルラジオ放送などラジオの可能性はいろいろとあるのではないかと考えています。

制作費がテレビ番組よりも安く済むというのも強みですしね。

サンフランシスコなどにあった地域局がポッドキャスティングなどを通じて全世界的に展開しているという例も増えてきていますので、JASRAC等、著作権上の問題を気にしなくてもいいように楽曲を紹介することを前提としない番組を増やしていくことで、日本のラジオ局にも、もっとアグレッシブに展開していって欲しいと思っています。

ということで、今から4時間後の、松ちゃんのラジオを楽しみにしつつ、のんびりとした週末をPCの前で過ごしています。

Friday, February 23, 2007

アルファーブログによる広告ネットワーク

Ad Innovatorネタフルさんのサイトなどで、有力ブログの右上に広告枠を表示する、アジャイルメディア・ネットワークという広告ネットワークサービス。

アジャイルメディア・ネットワーク
agilemedia.jp.jpg

同じくブロガー向けの広告サービスであるジョブボードというサービスに携わっているので、ちょっと注目していたのですが、今日のCNETでニュースとして紹介されています。

「ブロガーに広告収入の半分を還元する」--有力ブログ専門の広告配信会社が設立

ブログを使ったマーケティングについては各社いろいろな試みをされていますが、今後はこのアジャイルが手がけている
ブログ・オン・ブログ(BonB)広告がどのような広がりを見せていくのか、またはBonBよりもバナー広告の優良ネットワークとして広がっていくのか、ウォッチしていきたいと思います。


Thursday, February 22, 2007

コトノハ・大日田貴司さんとお会いすることができました。

先日のエントリで、書いた
田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪がおもしろい。
で紹介されていた大日田さんと、今日運よくお会いし、お話をきくことができました。

大日田さんが作られたサービスでは、コトノハ、qooqleなどが有名ですね。

コトノハ
kotonoha.cc.jpg

qooqle
qooqle.jp.jpg
いろいろとお話をきくなかで、次のことがとても印象に残りました。
(少しウロ覚えなのですが)

・ライトユーザーを意識したサイトデザインにしている。
 ウェブサービスの多くは、まだ一部のユーザーにしか使われていないものが多い。潜在的な人数がとても多いライトユーザーを取り込めるサービスにした。(コトノハなど)

・掲示板、メッセンジャーが面白い
 技術に詳しい人の多くはもっと先進的なサービスに注目をしている人が多いが、こういった普遍的なサービスにもっと可能性があるのでは?と思っている。

等々、非常に納得してしまうお話を多くお伺いできました。
実際、コトノハは非常に女性ユーザーの割合が多いそうです。

サービスについてもいろいろと楽しい話をおききできたので、また別の記事にて、サービスの紹介を交えながら書いてみたいと思います。

ドラえもん全45巻の第一話を無料で。

ヤフーで、ドラえもん全45巻の第一話をウェブで無料で読めるという太っ腹企画が期間限定で行われています。

大人のためのドラえもん特集
index.html.jpg

45巻もあるので、第一話だけといっても、45話も無料で読めるのは嬉しいです。昨日の夜、読みふけっていました。(IEでないと見れないので、ご注意を)

大橋さんが書かれている「ドラえもん」を深く読むのように、取り上げられている道具がどのように実現されているのかを考えてみると、企画力、思考力のトレーニングにもなっていい感じです。

個人的には、第5巻の「のろのろ、じたばた」が刺さりました(笑)。ブラックなネタなので、テレビでの放映時には道具名が変更されたようですね。

Wednesday, February 21, 2007

田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪がおもしろい。

ITメディアで掲載されていた昨日の記事、

田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪:
“文系出身プログラマー”が独立するまで――コトノハ・大日田貴司さん


がとても面白いです。同じ文系としては、ただ憧れるばかり。
(正確には、理工学部には1年いたのですが、その後挫折転部しました・・・)

この「ひとりで作るネットサービス」探訪はコーナー化されてはいませんが、過去には他に3つの記事が書かれているようです。

田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪:
既存のサービスの不満な点を改良したい――CEEK.JP・吉田光男さん
書籍編集者が運営する生活改善応援サイト――早起き生活・百瀬央さん
「1人で作るなら、一気にやるのが重要」SimpleAPI・伊藤まさおさん

どの記事もとてもいい刺激になり、次の記事を読むのが楽しみなシリーズです。

僕たちには1000のアイディアはいらない-スティーブ・ジョブス

37signalsのGetting Realの中で、スティーブジョブスの面白い逸話が紹介されていて、たまたまそこを翻訳してみましたので、ご紹介したいと思います。

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スティーヴ・ジョブスが何人かのインディペンデントレコードレーベルの人にiTunes Music Storeのちょっとしたプレゼンを行いました。その日の私のお気に入りの台詞は、彼らが手を上げて「それはxはできるの?」、「あなたはyを追加する予定ですか?」と尋ねたときのことです。最後にジョブスは言いました、「待ってくれ、待ってくれ - 手を下ろしてくれ。いいかい。君たちがiTunesに入れることができる1000ものクールなアイディアがあるのは分かっている。もちろん僕たちもだ。でも、僕たちには1000のアイディアはいらない。 それはみっともないよ。イノベーションは全てのことに対してイエスと言うことじゃない。それは最も重大な機能を除いて、全てにノーと言うことだよ。
 

実際には、必要不可欠の機能をまず開発することに苦労しているケースも多いかもしれませんが(笑)、どうしてもアイディアがあれば、詰め込もうとしてしまうのも確かなことだと思います。

ブロダクトに限らず、日常の仕事でも、無駄を落としてフォーカスをすることを考えてみたいです。

Tuesday, February 20, 2007

Suicaを使って5年。

来月からSuicaで地下鉄や、バスを使えるようで話題になっていますね。

僕は、Suicaがデビューした日に、真っ先にSuicaを買いに行きました。


これがそのときのSuicaです。

dscn1413.JPG

2001年11月18日にデビュー。もう5年以上たってたんですね。初回発売時の限定Suicaです。

香港に旅行したときに、日本でICカードが導入される以前から香港地下鉄で使われていたオクトパスカードを利用していたので、その便利さが忘れられず、すぐに購入してみました。

(初回限定のデザインが可愛かったというのが一番の理由なんですけどね・・・)

地下鉄でも利用できるのを記念して、新しいカードがでたらまた記念に買ってしまうかもしれません。

記念Suicaはでるのかな・・・。

Tuesday, February 13, 2007

フットサルで足を負傷。

記念すべき100エントリーめですが、昨日のフットサルで張り切りすぎてしまい、足を挫いてしまいました・・・。

フワッとあがったパスを受けようとして、ジャンプした後、足の甲の外側から、着地してしまい、グキッっと。

今日一日はデスクワークに専念したいと思います(T T)。

Tuesday, February 6, 2007

Getting Real日本語化のお手伝いをします。

徳力さんのワークスタイル・メモで、Getting Real日本語版についてのニュースを目にしました。

tokuriki.jpg
37Signalsの「Getting Real」、日本語化が開始
37 SIgnals日本語版のサイト

奇しくもちょうど一昨日、以下のエントリにてGetting Realのことについて書き、きちんと読もうかと考えていたところでしたので、これも何かの縁かと思い、日本語化のボランティアとして参加することにしました。

過去記事:デスマーチよ!さようなら!

さっそく一部訳してみましたが、英語の文章のシンプルさ、綺麗さに感動・・・・。

どこまでお手伝いをすることがどうか分かりませんが、できる範囲で貢献できるように頑張ってみたいと思います。

ニコニコ動画がココログを抜く。


アキバ系!文京区本郷四畳半社長の日記
のエントリから。
blog2.jpg
ニコニコ動画がUSENとココログを抜く

急激な伸びでニコニコ動画が伸びています。

ただ、ここで取り上げられているUSENは、usen.comであって、gyao.jpではないので、gyao.jpとの間では、まだ少し差があります。

ニコニコ動画とgyaoの比較

 
graph.png

青がニコニコ動画で、赤がgyao.jpですが、それでもかなりの勢いで伸びてきていますね。

また本日、ニコニコ動画が1億PVを達成したそうです。
1億!
1月の月間PVがなんと1億を越えました!
1億ってすごい数字ですねーw
PVって、言い換えれば、
みなさんがニコニコ動画で楽しんでくれている数字なので、
ほんとに嬉しいです!

 

関連記事:
サービスただ乗り論
ニコニコ動画が面白い。

マクドナルドでPSPを使ってネットブラウジング

PSPやNintendo DSを使ってマクドナルドでネットブラウジングができるというニュースがあったので、チェックしてみました。

DSブラウザーは持っていないので、デフォルトでブラウザがついているPSPのほうをチェック。

BBモバイルポイントでPSP?「プレイステーション・ポータブル」つかえます。
psp.html.jpg

ネットブラウジング以外にもゲームの体験版をダウンロードしていろいろ遊べるようです。

マクドナルドでちょっと息抜きするのにちょうどいい感じですね。

Yahoo!プレミアム会員なら5/31まで210円でつなぎ放題となっています。
Yahoo!無線LANスポットキャンペーン情報
wireless.yahoo.co.jp.jpg

また、他の対応プロバイダで設定した場合は、各社ごとに異なる料金が設定されます。

例えば、niftyの場合は、8.4円/分の従量課金となりますが、来月まで25、26、27日の3日間は無料というキャンペーンを行っています。

@nifty!公衆無線LAN無料おためしキャンペーン!0円!

setup.html.jpg

PSPを持っているものの、ほとんど動画再生マシーンとなっている状態ですので、休日にマクドナルドでのネットブラウジングを試してみようと思います。

Monday, February 5, 2007

模型付アイスを買ってみました。

ちょっと休憩にコンビニへ。

アイスを買おうとしたところ、変わったパッケージを発見。
dscn1408.JPG

なんと、模型付のお菓子ならぬ模型つきアイスでした。

飛行機好きの私としては、たまらずに購入。
早速、パッケージを開けてみると・・・
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ガ○ガ○くんみたいなソーダアイスと模型が入っています。

早速、模型のほうを組み立ててみました。
結構いいできです。
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束の間だけ、仕事を忘れて楽しみました。
早く仕事を終えねば・・・(汗)。

サービスただ乗り論

昨年は、インフラただ乗り論という言葉が通信事業者からうまれ、Skype、Gyao、グーグルビデオなどがインフラをただ乗りしているのではという論争が起こりました。

ネットワークインフラただ乗り論争(Wikipedia)

昨年末から今年にかけては、インフラただ乗りではなく、サービスのただ乗りと呼べそうな現象が起こっているように感じます。

ひとつめは、ニコニコ動画
YouTubeのリソースをうまく活用して、全く新しいサービスをうみだしています。
www.nicovideo.jp.jpg

YouTubeには動画投稿がさらに増えるといった二次的なメリットがあるかもしれませんが、PVが増えても、広告収入の増加は全く見込めない形になっています。

ふたつめはプレスブログのようなクチコミマーケティング。
www.pressblog.jp.jpg

個人ユーザー向けの無料ブログサービスで集まった会員がブログ事業者によってマネタイズされるのではなく、個々のブロガーがクチコミマーケティング事業者によってネットワーク化され、ブログ事業者は場を提供するだけになってしまっています。

今年はさらに、このような他のサービスで集まったものを活用して、新たなサービス・ビジネスに繋げていく例が増えていくような気がします。

Sunday, February 4, 2007

デスマーチよ!さようなら!

ちょっとギョっとするタイトルですが、休日前に会社から何冊か勉強しようと本を持って帰ってきたものの、バタバタと過ごしてしまったのですが、寝る前になってこの本を読み始めました。

デスマーチよ!さようなら!
デスマーチよ!さようなら!


ちょっと精神論が多かったり、理想論が先行しているような部分も多かったりしますが、最近はブログや、ニュースサイトを読むことは多かったり、包括的な内容の本を読むことは多くても、一つの主題について掘り下げて書いている本を読む機会が少なくなっていたので、ついついこの時間まで読み進んでしまいました。

今の仕事の進め方とは、大分異なる点も多いですが、その分対比して考えることができてかえって良かったかも。

Web2.0関連のプロジェクトについては、「確実に失敗する10のステップ」とか、いろいろなhacksがネットでは多く見つかりますし、目を通したりしていますが、少し厚めの本もゆっくり読んでみたいな、と思いました。

PDF版を購入した37 singalsのGetting Realが最初のほうを読んだきり、放置したままなので、まずはそれをきちんと読みたいと思います。

現在は、オンライン上では無料で読めるようになっていますし、英語版しかない(・・・と思います)ですが、比較的簡単な表現が多く、平易な文章ですので、読みやすくお薦めです。

Getting Real: The Book by 37signals.
homecover.jpg

それにしても、PDF版で20000部も売れたというのはすごいです。
(社内でみんなで読むのであればPDFの10-license版が最適かと思います。)

Friday, February 2, 2007

DSソフト『ウィッシュルーム』が面白いです。

先月、任天堂から発売されたDS用のゲーム、ウィッシュルームを遊んでいます。

ウィッシュルーム 天使の記憶
ウィッシュルーム 天使の記憶


恥ずかしながら、DS用に自腹でゲームを買ったのはこれが始めて。
面白いと思ったゲームはあっても、頭の中で、大体の面白さが想像できてしまっていて、中々購入までにはいたっておらず、社内で通信対戦して遊ぶだけにとどまっていました。(^^+)

このウィッシュルームですが、アドベンチャーゲームが好きな方には、非常に完成度が高いゲームだと思いますので、お薦めだと思います。

僕が特に関心したのは、そのゲームのインターフェース(ここから少しネタバレになってしまいますので、ご注意を・・・)




まず、主人公である刑事が持っている手帳とオーバラップさせるように、本体も手帳のように持って操作します。

プレイの進行に合わせて、メモを書いたり、メニュー画面を開くのですが、あたかも手帳を使っているような間隔で、一連の操作が演出されています。

特に感動したのが、ボタン操作の細かい気遣い。

会話時のテキスト送りなどは、ペンだけでも可能なのですが、ずっとペンだけで操作しているとやはり疲れてしまいます。

そこで、このゲームでは、Rボタン(右きき操作時)、または十字ボタンで、文字送りができるようになっています。

どういうことかというと・・・
DSを手のひら全体で持ったときには、左手の親指のところにあるRボタンを押して、文字送りができ、
dscn1404.JPG
(裏から見るとこんな感じですね)
dscn1405.JPG

DSを手前でつまんでもてば、やはり親指を使って文字送りすることができます。
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ちょっとした工夫ですが、この小さな工夫でゲームの快適度はものすごくあがっています。

米ニューヨーク・タイムズ、赤字転落。Web時代の新聞ビジネスは?

CNET読者ブログからの転載です。 

ちょっと気になるニュース。
米ニューヨーク・タイムズ、赤字転落 06年12月期

記事の中では、

傘下の米北東部有力紙ボストン・グローブを含むニューイングランド・メディア・グループの業績不振で、06年10?12月期に評価損8億1440万ドルを
計上したのが大幅赤字につながった。ただ、増収を確保し、評価損の影響を除いた場合の06年10?12月期の当期利益は前年同期比39%増の8790万ド
ルだったとしている。

となっていますが、収益減の理由が本当に評価損だけなのかが気になるところです。

その評価損の理由も傘下の地方紙の業績不振が原因のようですしね。

NYTは下記の記事にもあるようにWebによる変化の流れに最もうまく対応できている新聞社のひとつだと思っているのですが、現状はどうなっているのか興味深いところです。

NYTimes ,就職/転職専門の検索サービス会社に出資

一昔前にEPIC2014というショートムービーが話題になりましたが、その中では2011年にニューヨクタイムズがグーグルゾン(GoogleとAmazonの合併によって誕生した企業を)を訴え、敗訴するという未来が描かれていのをふと思い出しました。
Googlezone

 

グーグルが牽引する形で、マーケティング、広告ビジネスに変化をもたらしていく中で、新聞会社にどういった影響があるのかを検証していく上で、今回のニュースは一つの兆候といえるかもしれません。

追記:
面白い記事を発見ã
—ました。オンライン収入は増加とありますが時期的に半年以上前のソースなのと、増加率が高くとも、元々の金額が少なければ、それほど大きな意味を持たないでしょうから、どこかでじっくりと検証してみたいと考えています。

ニューヨークタイムズの広告収入が1年間で最高を記録!

米ニューヨーク・タイムズ、赤字転落。Web時代の新聞ビジネスは?

ちょっと気になるニュース。
米ニューヨーク・タイムズ、赤字転落 06年12月期

記事の中では、

傘下の米北東部有力紙ボストン・グローブを含むニューイングランド・メディア・グループの業績不振で、06年10~12月期に評価損8億1440万ドルを
計上したのが大幅赤字につながった。ただ、増収を確保し、評価損の影響を除いた場合の06年10~12月期の当期利益は前年同期比39%増の8790万ド
ルだったとしている。


となっていますが、収益減の理由が本当に評価損だけなのかが気になるところです。

その評価損の理由も傘下の地方紙の業績不振が原因のようですしね。

NYTは下記の記事にもあるようにWebによる変化の流れに最もうまく対応できている新聞社のひとつだと思っているのですが、現状はどうなっているのか興味深いところです。

NYTimes ,就職/転職専門の検索サービス会社に出資


一昔前にEPIC2014というショートムービーが話題になりましたが、その中では2011年にニューヨクタイムズがグーグルゾン(GoogleとAmazonの合併によって誕生した企業を)を訴え、敗訴するという未来が描かれていのをふと思い出しました。
images.jpg

非常に面白いムービーであると共に、当時多くの話題をまいたムービーですので、まだご覧になっていない方は一度ご覧になってみることをお勧めします。