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Tuesday, August 30, 2011

ドリコムアカウント終了

私が以前働いていたドリコムのBtoCサービスの終了が続いていますが、ドリコムアカウントも9月30日で終了するとメールがきていました。

『ドリコムアカウント』 サービス終了に関するお知らせ

当時、ドリコムのウェブサービスはサービスごとに認証システムがバラバラで、別々にアカウント登録しなくてはいけなかったのですが、それを共通したIDで利用できるようにしたのが、このドリコムアカウントでした。

今ではOpenIDを使えばいいのでしょうが。

 

ドリコムアカウントで利用できるウェブサービスもほとんど終了し、ドリコムRSS Liteもアカウントと同じく9月30日終了予定となっています。

 ドリコムRSS Lite(2011年9月30日 終了予定)
 ドリコムブログ(終了)
 あいつLive!(終了)
 モノリス(終了)
 ドリコムWanted(終了)
 ドリコムキャリアサーチ(現「キャリアサーチ」:現在本サービスとの連携なし)
 ドリコムジョブボード(終了)
 Buco(終了)
 alis(終了)
 いべりこ(終了)
 スペースハンター(終了)

ここで挙げられているサービスのほとんどになんらかの形で関わっていたので、すこし感慨深いものがあります。

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Saturday, July 30, 2011

ECナビのワンピース風?オフィス

金曜日にShareカンファレンスというイベントに参加するため、会場であったECナビのオフィスを初めて訪れました。

20110731a.jpg 

入り口からすごいことになっています。このスペースはAJITOと命名されていました。

20110731b.jpg 

会議室のフロアーマップ。パンゲアやアトランティス、レムリアなどといった部屋があります。

20110731c.jpg 

こちらは社訓ですかね。「海軍になるな、海賊であれ。」「アイディアの宝探し」などどと書かれています。

20110731d.jpg 

ベンチャーの雰囲気が漂う面白い空間でした。

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Monday, January 17, 2011

フラッシュマーケティングサイト各社の売上をグラフにしてみました

クーポンサイト各社の売上をまとめたものがMarkezineにて紹介されていましたが、Apple社の表計算ソフトNumbersをお試しで使っていてグラフを作る素材を探していたところだったので、グラフをつくってみました。

12月のクーポン売上1位はグルーポンの10億4800万円

こちらが12月の円グラフ。

coupon_a.jpg 

そして11月のもの。

coupon_b.jpg 

比較してみると、グルーポンのシェアがどれだけ大きいか、そしてその勢いを増していることが良くわかります。おせち騒動があった今月の売上でその成長が持続しているのか変化が気になるところです。

coupon_c.jpg 

11月と12月の売上を合計したものを比較してみると、グルーポンとポンパレが他社を大きく引き離していることがよく分かります。

Numbersで作成できるグラフはビジュアル的にも美しく、扱いやすいですね。

ただ話は変わりますが、Numbersは紙資料を作成することが元々の目的のベースとなっているので、ブログなどに作成した画像を貼り付けるのが楽なようにはできていない気がします

今年リリースされるだろうNumbersの新バージョンでそうした点が改善されていると嬉しいです。

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Saturday, December 4, 2010

グーグルによるグルーポン買収破談に:グルーポンはグーグルをしのぐ収益力?

グーグルによるグルーポンの買収は、もう決まっていたものだと思っていましたし、メディアの報道もそのようにされていたと思いますが、買収が破談になったとのニュースが流れていますね。

Grouponに振られたGoogle, 「ローカル市場」という未来の大金脈はあきらめないだろう 

グルーポンはIPOを目指すかもしれないとのことですが、果たしてどういう顛末を迎えるのか。

 

それにしても、こうしたサービスが人気を博するのもアメリカもデフレ経済だからなんじゃないかなと思います。ブラックフライデーが盛況なのも、安くなければ買わないという消費者心理の現れですし。

 

グルーポンが面白いと思うのが、前払いのビジネスモデルとなっているところですね。サービスが提供される前に、ユーザーからのお金が入る。

グーグルのAdWordsもそうですが先にお金が支払われるというのはサービス提供側としては非常に魅力的です。報道によるとグルーポンの年商は20億ドルだということ。これが売上だとしたら、グルーポンは売上の半額を広告費としてとっているので、粗利が10億ドルにも達するということになります。

 

これが本当だとしたら、グーグルの提示していると言われている60億ドルではまだまだ少ないと判断されてもおかしくないですね。

そしてグルーポンは前払いの収益を一般ユーザーからの支払いから得られているわけですから、お店に対する広告サービスではなく、一般ユーザーから大量の注文を獲得して収益をあげるビジネスモデルととらえることもできます。 

単価が数千円以上、そして大量に注文が入るというサービスですね。

私はずっとグルーポンはホットペッパーのような広告ビジネスだと思っていたのですが、そうではなく激安で商品を仕入れ大量販売し、さらに粗利が高いというビジネスがグルーポンの本質です。

 

グーグルの収入の主軸であるAdWordsと比べると、

・顧客数        グルーポン > グーグル

・一顧客からの売上単価 グーグル > グルーポン

 ただし、グルーポンの売り上げ単価もネットサービスの中ではかなり高い部類に入るかと思います。

・顧客あたりの注文数       グルーポン > グーグル

 正確な比較はできないですが、大量の注文を集めるというのがグルーポンのビジネスモデル。かなりの爆発力があるのは間違いありません。企業の広告予算はどうしても上限が見えてきてしまいますからね…。

・広告手数料のマージン  グルーポン > グーグル

これもグルーポンの圧勝。半額手数料がとれるビジネスなんてないですよ・・・。 

収益力 = 顧客数 × 顧客単価 × 注文数 × 広告手数料のマージン

ここから弾き出されるグルーポンの数字は、グーグル以上のものかもしれません。 

今後の展開にしばらく目が離せなそうです。

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Friday, December 3, 2010

グーグルの幼年期の終わり:グーグルによるグルーポン買収

噂がされていたグーグルによるグルーポンの買収ですが、53億ドルで決着がついています。

Google to buy discount coupon website for $5.3 bn

今年の4月の段階で米ヤフーからは20億ドルでの買収のオファーがでていたみたいですね。

グルーポンも広告サービスの一種ですし、広告業がメインでもあり、グーグルプレイスとの親和性を考えると、今回のグーグルによる買収はそれほど意外なことではないかもしれません。

Googleプレイス 

http://www.google.co.jp/landing/placepages/

Adwords広告により、大手の広告代理店からの広告出稿がメインであったそれまでの広告ビジネスモデルから、中小企業から個人まで簡単に広告出稿ができるという点においてはグルーポンもその延長線上にあるともいえます。

ただ、テクノロジー主導のイノベーションというイメージが強かった今までのグーグルとは少し違う路線ではないかと感じてしまうのも正直なところです。

同じように大型の買収案件としてはYouTubeがありました。

世界中のあらゆる情報を検索するというグーグルのもと目的からみれば、YouTubeの買収はあらゆる映像コンテンツを検索できるようにするという意味で意義があったと考えることもできますが、今回のグルーポンはその枠組では捉えることができません。 

今回のグルーポン買収はグーグルという企業にとってのひとつの大きな節目のように思います。

グーグルにとっての幼年期の終わりなのかもしれません。

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幼年期の終わり

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Sunday, October 24, 2010

グルーポン系サービスはキャッシュ・フロー的にお店が導入しやすいんじゃない かな?

グルーポン系サービスの成長は目覚しいようで、ブロガーも取り上げて分析していますね。

chikirinさんの

グルーポンあれこれ・・・今後の混乱を期待!

という記事も楽しく拝見させて頂きました。

個人的に、グルーポン系サービスで感じてるのは、

1.お店が結果的に得をしない焼畑系ビジネスでも成長は持続できるであろう 

ということと、

2.お店側としてキャッシュ・フロー的に非常に導入しやすいサービスなのではないか?

という二点。 

1は単純で、例えば東京で1日1店舗限定のクーポンであれば、年間に参加する店舗は365店舗だけでOKです。

これであれば、サービスをリピートしてくれる店舗がでてこなくても、新規店舗の開拓だけでサービスを持続していくことが充分可能です。

二点目は、サービスを店舗側として利用したことがないので、はっきりとはいえないのですが、お店側としてキャッシュ・フロー的に利用しやすいサービスなのでは?ということ。

例えば、お店がホットペッパーを利用する場合のキャッシュ・フローを考えてみると、

1.店側がリクルートに広告費を支払う(枠の大きさによっても価格が違うでしょうが、仮に5万円を支払うとします)

2.お客さんがクーポンを持ってきて飲食をして支払い。あるいは他のお客さんの飲食費の支払いから回収

という形になり、広告費の5万円は後から回収する形です。

ですが、グルーポンの使い方のページをみてわかるように、グルーポンでは支払いがユーザーからの前払いとなっています。

つまり、

1.ユーザーがグルーポンにお金を支払う

2.グルーポンが支払われたお金から半額を広告費として差し引く

ここからは、グルーポンからお金の支払いサイクルがどのくらいの長さか、いつユーザーが支払いをするかによって変わってくるのですが、

3.グルーポンからお店に残りの半額が支払われる

4.ユーザーが来店するので、商品を提供。追加オーダーがあれば、そこでキャッシュ・インが発生。

という形になります。3と4の順番はグルーポンからの支払いタイミング、ユーザーの来店タイミングによって変わってきますが、広告費の支払いはお店がお金を支払わなくても開始できるわけです。

つまり、キャッシュがなくてもサービスさえ提供できるのであれば、お店はグルーポン系サービスを利用することが可能です。

今までのフリーペーパーでは先に数万円支払わなければスタートできなかったのに対し、グルーポン系サービスは0円で参加できます。 

そして赤字になるかもしれないけれど来店客が増えることで追加オーダーなどでキャッシュがそのサービスに参加することで入ってきます。 

これは資金繰りが楽ではないお店にとっては非常にメリットが大きく、グルーポン系サービスが店舗にとっても取り組みやすい理由なのではないかな、と思っています。

ちなみに手前味噌ですが、楽天でもRakupon(ラ・クーポン)というサービスをやっているようです。

Rakupon 

http://event.rakuten.co.jp/coupon/

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Wednesday, October 6, 2010

マインディアのオフィスに遊びにいってきました

初めて、前職のときの後輩が起業したオフィスに遊びにいってきました。

株式会社マインディア

西小倉社長は、新卒内定後に就職せずにそのまま起業したいというつわものです。創業してから3年が過ぎています。

こちらがオフィスの風景。

mindia01.jpg

マインディアで制作した人生時計というmixiのソーシャルアプリがmixiアプリアワードに選ばれたということで、デモを見せてもらいました。

mindia02.jpg

この後、下の十条の成家料理という中華料理屋で食事をしながら今後の位置情報を利用したサービスについて談義。

mindia04.jpg

ユニークな焼き餃子です。皮が6個の焼き餃子の周りに円形状に繋がっています。

美味しい料理と興味のつきない話題に勝るものはないですね。

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Sunday, September 12, 2010

自宅に毎週有機野菜を届けるサービス「らでぃっしゅぼーや」を試してみました

ブログタイムズでブロガー向けに有機野菜を配達するサービス「らでぃっしゅぼーや」のお試しを募集していたので、参加してみました。

らでぃっしゅぼーや 

http://www.radishbo-ya.co.jp/ec/default.aspx

今回試してみたのが、野菜が約7種、果物が約2種が一週間ごとに届けられるコース。一回2625円なので、平均すると一種類につき約300円くらいということになりますね。

imgp0714.jpg 

こんなかわいい箱で届きます。中には保冷剤が入っているので、留守中に届いても心配いりません。

imgp0715.jpg 

こうして箱を開ける瞬間が一番ワクワクしますね。 

届けられた野菜については、どこで誰が生産したのかがわかるのはもちろん、農薬の仕様の有無、仕様されている場合はどんな農薬が使われたのかが分かります。 

島おくらや高山(高山きゅうり)といった珍しい野菜が入っている場合は、その野菜に関する細かい説明が入っているのも嬉しいところです。

好物のぶどうを堪能したり、届いたじゃがいもを早速夕食の材料にしたりました。 

imgp0727.jpg 

imgp0729.jpg 

食生活に偏りがあったりどうしてもしてしまうので、バランスよく旬な有機野菜が週に一回届くというのは嬉しいですね。

自分でスーパーにいくとどうしても、いつも買っているもの、好きなもの、割安なものに流れてしまうので…。

このらでぃっしゅぼーやですが、サービスとしてはもちろんビジネスとしても良く考えられているな、と感じました。

その辺りはまた別のエントリで取り上げてみたいと思います。 

[PR by ブログタイムズ] 

Friday, July 23, 2010

リンクシェアでのアジャイル開発

リンクシェアでは昨年からアジャイルでのプロジェクト管理の手法を使うようになりました。

ここ半年関わっていたプロジェクトでは、専用のプロジェクトルームを用意して、そこでその期間に管理しているストーリーの一覧などをホワイトボードに書き出していました。 

img_0668.jpg 

ユニークなのはプロジェクトチームの決まり事が書かれた貼紙。毎日定例を行うこと、みたいな最もなのもありますが、 「生産性のために、チョコレートとアイスクリームを提供すること」みたいなユニークな決まり事も。

img_0670.jpg 

 プロジェクトルームには欠かさずにお菓子などが提供されています。(ちょっと散らかっているところを写真にとってしまいました)

img_0671.jpg 

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Thursday, April 29, 2010

iPadをEMSにて日本へ発送中に紛失

米国で購入したiPadを日本宛にEMSで発送したところ、箱の中にiPadは入っておらず、USPSの段ボールが入った状態で届くという事故が起こりました。

保険には入っていたので、大事には至っていませんが、日本でiPadを心待ちにしていた人には申し訳ないですし、保険の申請も時間がかかり、労力もさかれます。

twitter上で報告したところ、同様な事故が数件起こっているようです。

iPadが配送されるときの箱は地味な段ボールなのですが、このサイズの段ボールの中にはiPadが入っていると見られているのかもしれません。Apple TVやTime Capsuleを購入したときと同じサイズの箱なのですが・・。

またEMSで送るときには品名の他に価格も記入する必要があります。日本に送るときには品名はダイレクトにiPadとは書きませんでしたが、価格は保険を申請する際の重要な要素となるので、正直にiPadの価格をそのまま記入しました。この価格からEMSの中身がiPadであることを推測された可能性があります。

iPadをEMSで送るときには、以下のような自衛策をとったほうが良いかもしれません

・箱はiPadが発送されたときの箱ではなく、EMS専用の箱を使う

・商品名はcomputerなどと記入し、価格の欄には実際の価格よりも少し上乗せした価格を記入などする(保険の金額が価格$100区切りに対してあがるので、保険金額があがらないように注意)

・発送するiPadは、開封してパスコードをかけておく。(mobile meに登録するのが一番いいのでしょうが、mobile me自体がかなり値段が高いですし登録もそれなりに手間がかかります)まっ、気休め程度ですがかけておかないよりもよいかと。

・最後に配送時に保険をかけておく

日本でも来月末には発売されるようなので、EMSで日本宛にiPadを送るケースは減るかと思いますが、ご参考までに。

iPadのデザインを美しく活かす透明ケース【HARD SHELL for iPad】Apple iPad アイパッド ケース...


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Monday, February 22, 2010

ユーザーに意識させずにサービスの利用料金を取る方法

アメリカでは6割以上がケーブルテレビを介してテレビを視聴しているようです。

ニューヨークでは、ビルが多いため受信が難しいときいていたのですが、実際には地上波デジタル放送の受信もかなり快適です。(フラットアンテナでアメリカの地デジを視聴)おそらく家電販売店では、アンテナを販売するよりもケーブルテレビ、衛星放送の契約を獲得するほうが大きな利益となるということもあって、販売に力を入れていないのでしょうね。

参考記事:ネット配信とケーブルテレビ

上記で紹介されていますが、ケーブルテレビに番組を提供しているCNNなどのチャンネルは広告費以外にケーブルテレビの加入者が支払っている料金からの分配金が大きな収入となっています。

いまはネットのサービスの多くが無料ですが、今後時間をかけて有料サービスが増えてくると、ケーブルテレビのビジネスのようにネットのブロードバンド料金と有料サービスのバンドルをするという方向になっていくのかもしれません。

Yahoo BBなんかはヤフオクのプレミアム会員費を無料で使えるようにしていますね。Kindleは逆にコンテンツ販売料金の中から、通信費分を通信キャリアに対して支払っている形のようです。(デジタル書籍の著作者の取り分を7割とする場合は、著作者側がこの通信費コストを負担するということになっています)

また携帯のコンテンツ料金なんかも、携帯電話の月額プランの中に含めてしまえば、コンテンツ側としてはお金が取りやすいはず。コンテンツホルダーがMVNOで独自ブランドの携帯サービスを始めた例として、Disney mobileがあります。 

 サービスとしてはお金をとらなくても、別の料金として支払われるものから結果的に収入を得る。

ネットにどんどんとビジネスやサービスが移行してくと、ユーザーが間接的に利用料金を支払うというケースがどんどんと出てくるのかもしれません。

FREE (フリー)

Monday, December 14, 2009

ニューヨークにあるITスタートアップ

西海岸のシリコンバレーに比べると、IT系のニュースが少ないニューヨークですが、幾つか注目のITスタートアップもチラホラとあります。

先日イベントに参加してきたBoxeeもそうですし、Web2.0 Expo NYCのFlickr共同創業者カタリーナ・フェイクさんの講演でも注目の企業がいくつか出てきました。

バンクーバーで起業してその後ヤフーがFlickrに買収された後、シリコンバレーのSunnyvaleに移ったカタリーナさんは、 今ではカルフォルニアとニューヨークを行ったりきたりしているようです。

そのカタリーナさんによるITスタートアップ論と、ニューヨークの注目ITベンチャーの紹介を記事としてまとめさせて頂きました。

西海岸だけじゃない!ニューヨークのITベンチャー:Web2.0 Expo New York 2009レポート(その2)
http://gihyo.jp/news/report/2009/12/0801

Saturday, September 26, 2009

頓知ドットのオフィスを訪問させて頂きました

AR(拡張現実)が気軽にiPhoneで楽しめるアプリとして話題になっているセカイカメラですが、セカイカメラをリリースされた頓知ドットのオフィスに先日訪問させて頂きました。

その時の様子をCNETの記事として寄稿させて頂いています。

「セカイカメラ」が生まれた場所--頓智ドットのリノベーションオフィスを訪問:ニュース - CNET Japan

09.jpg

こうして他社のオフィスを訪問すると、その会社に対する親近感が出てきたり、どんな風に仕事をしているのかがより想像しやすくなって、その後のサービスやニュースがより理解しやすくなるような気がします。

日本にいる間に知人への挨拶をかねて、他にも数社訪問させて頂きました。

あと何本か記事を公開させて頂く予定です。

Tuesday, September 8, 2009

iTunesカード購入してLongman英英辞典と「漢字源」アプリを購入

昨日までファミリーマートでTSUTAYAカード提示でiTunesカードを2割引で販売するキャンペーンを利用してギリギリで購入してきました。

もしかしたらiTunesカードが売り切れているかも?と思いましたが、この機会に奮発して6000円分のiTunesカードを購入。

この機会に買いあぐねていた高額の辞書アプリの購入に踏み切りました。

漢和辞典はブラウザを利用してネット経由で調べることで代用するわけにはいかないので長いこと買わなければと思い続けていたところ、キャンペーン最終日になって購入を決意するに至りました。

漢字源 改訂第四版漢字源 改訂第四版

こちらは3600円でした。

またさらに英英辞典も購入することにしました。英英辞典ではロングマンが定義がわかりやすく愛用していたので、2種類あるロングマンの英英辞典から検討しました。


Longman Dictionary of Contemporary English -5thLongman Dictionary of Contemporary English -5th

Longman Advanced American DictionaryLongman Advanced American Dictionary

価格はDictionary of Contemporary Englishが3500円、Advanced American Dictionaryのほうが2300円です。

当然価格が高いほうが語彙も少し多いのですが、語彙が多いほど使いやすいかどうかは使う人の目的にもよってきます。

語彙が多い上級者向けの辞書ほど内容は詳しくなる分、理解するための難易度があがりがちです。逆に初心者向けの辞書のほうが定義が平易に説明されており、文字量も適度で使いやすかったりします。

語彙は多いほうがうれしいですが、出現頻度が低い単語に関してはネットで調べ、より一般的に利用する単語の理解を促進する辞書であることが重要ではないかと思います。

少し内容を比較してみると

Longman Dictionary of Contemporary English -5th: 3500円

 語彙数:23万語

 88000の例文の発音もウェブ経由で確認が可能

Longman Advanced American Dictionary:2300円

 語彙数:18万5000語

 5000語の語源あり(個人的には例文の発音よりも語源が入っているほうがうれしいです)

それ以外の機能は似たりよったりかな、という印象を受けましたが正直AppStoreの説明文だけではよくわからないですね…。

Advanced American Dictionaryの内容で個人的には十分だと感じましたし、機能も盛りだくさんであるよりも必要十分であれば良いのでAdvanced Americanを選択。

基本的には同じ会社の辞書ですのでそれほど大きな違いはないと思うのですが、アプリの作りの良さ、悪さは多少あるのかもしれません。

Dictionary of Contemporary Englishのほうがレビューがよく書かれているのですが、Adavanced Americanのほうはレビューが全然ないんですよね…。

学習者用にわかりやすい iPhone / iPod touch 用のロングマン現代英英辞典

以前はLongmanのActive Study Dictionaryという辞書を利用していたので、これでも十分だと思っています。しばらく使ってみてまたレポートしてみたいと思います。

Tuesday, August 25, 2009

ライターは生きるために書く。ブロガーは生きていることを書く。

先日、Geekなページのあきみちさんがtwitterで「【急募】ライターとブロガーの違い」という面白い設問を書き込んでいて様々な回答が寄せられていたので、僕も幾つかポストしてみました。

ライターとブロガーの違い

geek_page.jpg

まじめな回答から、大喜利のようなものまでいろいろな回答がtwitter上でまたたく間にポストされています。

僕からはふたつポストしてみたのですが、自分でもしっくりきたのが

ライターは生きるために書く。ブロガーは生きていることを書く。

 です。

 

なんのためにブログを書くかというと、ひとによって様々な理由があるかと思いますが、僕にとっては自分が書いてきたことを記録し、それをウェブスペース上でいつでも検索可能にしておくことがその理由のひとつです。

自分の体験や考えをアウトプットすることで、いつでもそれを振り返ることができますし、検索して他のひとに読んでもらえることで様々なきっかけが生まれたりもします。

最近はtwitterへの投稿で満足してしまい、ブログを書くのが億劫になってきていますが、この後からいつでも振り返ることができるというのがブログの大きな魅力のひとつです。

twitterでつぶやいたことも、一日単位でまとめて毎日ブログにポストするといいかもしれないですね。(そのために別のブログを立ち上げてみようかと考えてみています。ライブドアあたりでそれを自動化してくれるサービスをつくってくれると素敵)

家にいながら月30万円!ブログで楽に儲かる方法

Wednesday, July 29, 2009

成田空港の新誘導路の状況がわかるグーグルマイマップを作ってみました

今月に入って成田空港に関するニュースが幾つか相次いで出ています。

成田に新誘導路 未買収地迂回しはみ出し 国交省など方針

成田B滑走路「への字」誘導路改善へ

成田空港、新誘導路の供用開始 B滑走路延長に備え

B滑走路のへの字誘導路を改修してカーブを緩くするというもの、東側に新たに新誘導路が供用開始されたこと、そして西側に新たに誘導路が計画されていることですね。

東側の新誘導路はまだグーグルマップにも反映されていないのですが、上記の情報やこちらのサイトに掲載されていた周辺の情報などをグーグルマップのマイマップ機能を使って掲載してみました。

[googlemaps https://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&t=h&msa=0&msid=112397442960217867815.00046fe66b24f97b7eaa5&ll=35.783633,140.393429&spn=0.02437,0.036478&z=14&output=embed&w=425&h=350]

物心ついた頃から海外に行く時の空港と言えば成田だったのですが、この30年間自分が大人になっていく間に、少しずつ変化してきた成田空港はなんだか不思議な感じがする空港です。

空港行政の失敗が産み出した歪な空港ですが、少しずつ解決の糸口が見えてくるといいですね。

【送料無料選択可!】成田新東京国際空港〜Romantic Atmospheres〜 / 趣味教養

Friday, June 26, 2009

マネタイズHacksで紹介されている取り組みがイマイチ。私が面白いと感じたマ ネタイズ手法

マネタイズHacksというネットサービスのマネタイズに関する記事があったので読んでみたのだけれど、イマイチで、あまり面白くなかったというのが正直な感想。

ネットサービスにお金を払ってもらうには mixiやpixiv、はてなの“手の内”

Hacksと銘うった割にはありきたりの事例が紹介されているだけで、これはマネタイズといえるのだろうか?というようなインパクトの小さな事例が多い。会場に実際に行ってみていないのだが岡田有花氏の取材記事でもあるし、現実にもそれほど目新しい話がなかったのではないだろうか。

特にマネタイズと言えるのか微妙と感じたのは、mixiの発表。mixiの都度課金は、重視をしているのは儲かるかどうかではない、と言っているけれど、それは儲かっていないことに対する方便なんじゃないかな?と感じる。

mixiの都度課金の事例はここで紹介されている年賀状サービスくらいしか広く認知されているものがまだなく、まだ成功するか未知数なサービス。まだ実験的な段階というところなのだろうけれど、マネタイズのhacksと銘打つには少し物足りなく感じる。

年賀状サービスもリアルであれば50円のところ48円からユーザーが送信できているわけで、これでは利益といっても微々たるものではないだろうか。

売り上げ的には70万人×48円で3500万近くても原価やコストを考えると利益は出ていないだろう。マーケティングやユーザーの活性化という意味では価値がある取り組みであると思うのだけれど、これをマネタイズの事例として上げるのは貧弱すぎるように思われる。

(追記:twitterで年賀状って98円じゃなかったけ?と指摘を頂きました。年賀状の価格は印刷代を含めて1通98円で、スポンサー広告つきの標準価格は48円。ということだったようです。そうすると、広告抜きで最大数千万円くらいの利益が発生している可能性はありますね。この内訳が気になるところ。参考記事:マイミクに送れる「ミクシィ年賀状」、サービス開始)

はてなの取り組みも評価されることだとは思うけれど、ストラップ限定50個限定で800円で完売したという事例も売り上げでいえばわずか4万円。

原価もかかっているし、これに関わった人の人件費を考えるとビジネスとしてははてなと感じてしまう。(うまいことをいいたかったわけではないですよ…)

ホットペッパーの広告一枠にも満たないような金額であり、マネタイズのhacksと言うにはどれも数字が小さすぎるのだ。

正直、利益ベースでいえば人気のある同人誌作家のほうがmixiの事例や、はてなの事例よりも遥かに多いだろう。企業のマネタイズ事例として考えるにはあまりにもスケールが小さすぎるし、広告以外の収益への模索は評価されるべきだけどhacksというには至らない昔からある手法でもある。

mixiの例でいえばユーザーがサービスに対して支払いする形だけでなく、例えばユーザーが有料会員になることで有料のコミュニティーを設立できるようにして、 ユーザーも収益が産み出せる形にすると面白いのではないか。

例えば、下記の記事ではヤフーの有料会員数が736万人と紹介されている。

無傷のヤフー、気がつけば広告の“覇者”、秘訣は既存媒体との共存《広告サバイバル》(3)

736万×346円で毎月27億近くもの収益が産み出されているわけだ。年間にすれば300億円以上。これこそがマネタイズだ。ヤフーの有料会員がこれだけ多い理由としてヤフーオークションの存在があげられるだろう。

ユーザーは不要品を処分することで会員費を払ってもそれ以上に利益が得られると考えるから、有料会員に登録する。この不景気で会員数の増加も好調なのではないかだろうか。

mixiでも上記のような取り組みを行うことで同様なことが可能なのだから、今のmixiはマネタイズに失敗している状態というのが正直なところの僕の感想。

 

ここで少し話が飛ぶのだけれど、僕がすごく面白いマネタイズ手法だな、と思ったもののひとつに旧ライブドアの中国への日本人の派遣事業がある。

ライブドアショックの1年前くらいにこんなサービスをライブドアでは行っていた。

・現地の中国人の給料相場の倍の報酬を払います
・中国への飛行機代、2年分の住居費を払います
・大連にある日本企業向けユーザーサポートセンターで仕事してね
・週の1/3は現地の学校で中国語の授業を受けられます
・1年経たずして日本に帰ったら、飛行機代や宿代は返してね
・中国での仕事が終わって日本に戻ってたら仕事を紹介します

細部は違うかもしれないけれど、大体こんな内容だった。中国インターンプログラムと銘打っていたように思う。

さて大連にあるユーザーサポートセンターでは、日本企業を始め各国向けのユーザーサポートのアウトソースを請け負っている。しかし日本語をはなせる中国人というのはそれなりに高キャリアであり、かなりな高コスト人材。

だから日本語を話せる中国人を雇うよりも、中国語を学びたい日本人を中国で日本人向けユーザサポート人材として雇ってしまうほうが安く抑えることが可能になるのだ。

確か、このプログラムで日本人に対して支払われる給与は月数千円というレベルのものでしかなかった。アウトソースの依頼先から受け取っている金額を考えると、相当な利益をあげることが可能だ。

また中国語を学びたいというモチベーションが高いパフォーマンスの高い人材を安価で得ることができる。こうして中国でもまれた人材が日本に戻ってきた時、ライブドアとしてはさらに収益のチャンスがうまれる。

中国で業務経験を積んだ、中国語が話せる人材として中国ビジネスに興味を寄せる各企業に高い手数料で人材紹介をすることができるのだ。

こうした目から鱗がでるようなビジネスの仕組みづくりがマネタイズであり、残念ながら記事の中で紹介されていたマネタイズの事例は、どれも通常のユーザー課金やその他の枠組みをあまり越えるものではないように思う。

損益分岐のラインを越えて、後はサービスをまわすだけで収益がどんどん増えていく仕組み。それこそがマネタイズといえるのだã
€‚

Friday, May 29, 2009

twitter1周年記念キャンペーンでLa Fonera+が当たった

twitter1周年記念として行われていた特定のtwitterをフォローするとプレゼントが当たるというキャンペーンに参加してみたところ、La Fonera+が当たったとの連絡がありました。

FON、Twitter日本語版一周年キャンペーンに賛同!

先週、そちらの商品が到着。

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fonはプラスではない通常のLa Foneraを愛用していたのでサイズを比べてみることにしました。

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La fonera+のほうがやはりLAN端子が一つ増えている分、ちょっと大きいです。fonはLAN端子がついていないため別途ルーターを用意しない限り無線のみでの接続で有線のLANを使ってPCをネットに接続することができないのですが、fonera+は有線LAN用のポートがひとつあるので、ルーターが不要になるのが嬉しいところ。

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またACアダプタですが、本体部分の大きさはほぼ同じなものの、La Fonera+のほうが電源ケーブルの太さが細くなっているので、実はFoneraよりもコンパクトになっています。左側がFonera、右側がFonera+のもの。

そのため持ち歩く時は、Fonera+のほうが本体が少し大きいのですが、ACはFonera+のほうがコンパクトなのでそれほど気にならない差に。

fonは旅行先へと大体持っていくことが多いので、これは嬉しいですね。発熱もFonera+のほうが少なくなっているようなのでしばらく使ってみてチェックしてみたいと思います。

Tuesday, January 27, 2009

ネットでもトライ&エラーのトライはそれ程簡単じゃない

最近、ネットサービスの終了が相次いでいますね。チミンモスライのp-articleさんも記事にされています。

サービスの終焉

ソニーのアフィリエイトサービスのBLOGENTも終了とのことですが、個人的に気になったのは2008年3月に開始したフレッツ向けの動画配信サービス「branco(ブランコ)」も今月末で終了とのこと。

こちらのサービスは以前ブロガー向けのイベントに参加させて頂きましたが1年持たなかったですね。

キャズムを超えることを考えて欲しい。ソニーの無料IPテレビbranco

この世相だから、ということもあるかもしれませんが、逆に考えると1年近く続けることができた、あるいはすぐに止めることはできなかったと考えることもできます。

 

ネットだと簡単にトライ&エラーができるというイメージがありますが、やはり会社としてサービスを立ち上げる以上、ある程度の期間はサービスを継続せざるおえないでしょう。

会社の信用というものもありますし、3ヶ月ターンでいつもサービスを終了していたらユーザーがついてこないですしね。

データをユーザーから預かっていたりすると、移行先の手配も必要になってきますし。

そのため立ち上げたものの失敗だったとわかるサービスでもズルズルと続いてしまっているケースも多いのではないかと思います。

 

よい手法だな、と思ったのがミクシィのエコーの立ち上げ時。1ヶ月限定の試験サービスということで開始して、好評だったのでそのまま運用を延期してしまいました。

ネットのサービスを試験的に立ち上げるときは最初から「1ヶ月間限定のテストサービスだよ!」とうたってしまうというのもありかもしれませんね。

 

ネットのサービスはリアルよりも止めるのは容易とはいえ、駄目だったときの手仕舞いについてもあらかじめ考えたうえで、トライをするというのが今後は大事になってきそうと最近のいくつかのサービスの終了を知って感じます。

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Tuesday, July 8, 2008

週末限定という新聞の販売スタイル:New York TimesのWeekender

アメリカにてテレビを見ていたら、New York TImesのWeekenderのCMが流れていました。


毎日新聞を購読するのではなく、金曜日、土曜日、日曜日限定で配達される新聞という新たな購読メニューがWeekender。週末のみの新聞というわけですね。


New York Times Weekender
nytimes.jpg
毎日の購読だと週5.30ドルですがWeekenderの価格は週3.45ドル。(地域によって若干価格が異なります)。日本で例えれば、毎日の購読だと3000円以上、週末のみなら1500円~2000円くらいになる、という感覚です。


毎日新聞を読むことはとてもできず、平日は数日おきでないと読めないから購読している新聞の半分以上がそのまま古新聞になるという人も多いのではないでしょうか?


私はここ5年以上新聞を定期購読しておらず、新聞を購読していたのは大学時代にまで遡ってしまうのですが(いつから新聞を購読しなくなったのか、記憶があいまいです)、週末限定であれば自宅でのんびりと新聞を読んでみたいというユーザーは確かに一定数存在するのではないかと思います。


通勤など平日は新聞を読む暇がないというのは日本だけでなく、アメリカ人にとっても似たような状況があるのかもしれません。


新聞のメディアとしての生き残りをかけた施策のひとつといえますが、日本でも似たような動きがでてくるかどうか気になるところです。