CES2019での展示を終えて帰国し、ようやく一息ついたところなので、CESの振り返りレポートをようやくこの週末に書いてみようと考えていますが、今日、ブラウン管の話がたまたま出て、そういえば、こんなことを昔紹介したな、というのを思い出しました。
シャルル・ド・ゴール国際空港の近未来的デザイン
ただ普通のブラウン管をデザインの工夫で、ものすごくスマートに見せていたという話なのですが、久しぶりにこれを読んでみると、これはフレンチテックっぽいと自分が考えているものに通じることだな、と思ったわけです。
この記事で紹介した、かっこいいデザインのブラウン管を使った設備ですが、おそらく日本だと、「どうやって、より薄いテレビをつくるか?」という話になると思います。
このCDGのブラウン管は(おそらくもうなくなったのだと思います。最近見かけないので)技術的にはまったく大したことがない。でも見せ方の工夫ですごくスマートなのです。純粋にテクノロジー以外の部分で、ユーザー体験を全く違うものにしている。
これってフランスのハードウェア・スタートアップ、French Tech(フレンチ・テック)を見ていても感じることで、テクノロジーは別に対したことがないんですよね。大部分が。
でも、アイディアの磨き方、プレゼンテーションで洗練しているな、と感じさせられるものがあったりします(全てが決して洗練されているわけではなく粗も目についたりしますが)。
そんなことをふと考えたので、久しぶりにブログを更新。
(そう、今年のCESは去年以上にフレンチテックが凄まじかった・・・。そんな話はまた後ほど)
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