今月の中旬に訪れたボストン空港ではグーグルのキャンペーンでWIFIの利用が無料となっていました。
おそらく通常はアメリカ国内の空港やホテルチェーンなどを中心に有料WIFIスポットを提供しているboingoの枠を買い取ったのだと思います。来年の1月15日まで無料となっていました。
このサービス月額約10ドルと結構お手頃なのですが、確か解約が電話でないと出来ず、それが以前利用したときは結構わずらわしいと思いました。電話だと待たされたり、なかなか繋がらないということがありますしね。
グーグルがこのキャンペーンのためにいくらい払っているのかが気になるところ。
ボストン空港の年間利用者数は年間2000万人を超えているのですが、キャンペーン期間が二ヶ月だとして400万人分、うち10%がWIFIを利用するとして40万×$20(二月分の月額)、800万ドルくらいとなります。
実際には他の空港もバルクで契約していそうですし、ボストン空港で月に数千万円くらいというところでしょうか。Boingoは空港以外でも利用できるので、ボストン空港の利用分にBoingoの月額料金全額を当てはめるのはちょっと乱暴なので数百万円程度の広告費というのが実際の数字かもしれません。
この企業の広告料によりWIFI無料というモデルは日本のホットスポットサービスや、fonなどでも見られるようになるかもしれないですね。
イベント会場などであればニーズが結構ありそうです。
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