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Friday, April 20, 2012

ファッション系iOSアプリSnapette(スナペティ)の創業者Sarah Paijiさんがど うやってスタートアップ を立ち上げたか?

女性に向けたファッションアプリ、Snapetteの創業者のSarah Paijiさんのイベントがあるので参加してきました。

Geekではないけど起業に成功・Snapette創業者Sarah Paijiによる「ファッションアプリの起業成功法」 

Sarahさんはハーバード卒業後、ゴールドマンサックス、マッキンッゼーで働いたあと、ハーバードビジネススクールを卒業し、スタートアップを創業したというピカピカの経歴。

 20120420.jpg

Snapette(スナペティ)とは? 

リアルショッピング(オフラインショッピング)に特化したアプリ
ショッピングの9割はリアルで行っている
女性はショッピングが好き
 オンラインショッピング:では簡単に検索して購入することができる
 リアルでのショッピングが大変。
  どこに何があるかわからない
 スマホでよい解決策がつくれるのでは?
   パソコンは持ち歩けないけどスマホは手元にある
US 女性で35%はお店で写真を撮っている
 さらに25%の女性がそれを共有している
 なので、女性が撮った写真をスマホのプラットフォームでシェアして、
 他の人に共有できるサービスが作れると思った


自分のいるところの近くで撮影された写真が表示される
人気のあるストアの一覧
ストア用ページが容易されている
ストアが近くにいる人にPush Notificationでセール情報を送ることができる

ショップだけじゃなく、ブランドにもアプローチ
ブランドの靴を投稿したら、抽選でプレゼント
マーケティング効果があるほか、ブランド側はどんな靴が人気かが分かる

会場でのQ&A 

Q:お店で写真を撮ることが問題にならない?

A :  アメリカのお店は寛容。 ショップのほうにアプローチをしている

Q:商品の値段を登録することができるの?

A : オプションで可能。

Q:お店、ユーザー、ブランド どこから働きかける

A :  どれも重要。

Q:なぜNYでスタートアップを?

A : シリコンバレーでスタートしたけれど、ニューヨークのほうがブランドも集まっており、ユーザーはファッションに興味があった。

Q: ユーザーによって興味をもつファッションのジャンルが異なってくるのでは?

A :  ワイヤーフレームもない状態で、2ヶ月でつくってサービスをリリースした。なので、そこまで作り込むことができなかったが、全てのユーザーのためのサービスを作り込むのは難しい。いまは女性xファッションにというフォーカスでリリースした。

 創業するまでの経緯

マッキンゼーで働いていて忙しすぎて、考える時間をもつことができなかったので、ハーバードビジネススクールへ。そこで次にファッションブランドで仕事をしたいと思って、全てのブランドの人に会った。

でもそこの人たちはデザイナーについてしか関心を持っていなかった。 そのときにGiltグループの創業者がハーバードビジネススクールにきて講演をした。

その話をきいて自分もスタートアップを始めたいと考えて、2週間考え続けた。

ハーバード大学の同窓会でハーバード大卒の49歳の女性ジニーと出会って、アイディアがあるから一緒に創業をしないと後で声をかけられた。 

アイディアを受けて、アプリをDLしてみたが、プログラムもできないので、彼女にモバイルビジネスについてリサーチをして15ページのリポートを書いた。(コンサルティング出身なので)返事をするまで1週間かかった。

友達に相談して、「やってみたら?(Just do it)」と言われた。やってみないと完璧なアイディアなんて分からないじゃない?。完璧なアイディアを待っていたらダメだよ、と。

 2011年1月、Co-Founderはロンドンにいて、自分はロンドンにいた。そしてアイディアを40枚に書き出して、VCをまわった。

それで興味を持ってくれるところがあり、デュー・デリジェンスに。二人とも技術的なバックグランドがなかった。結果的には投資を受けることはなかったが、どのVCも協力的で「何かあったら手助けするよ。また連絡して」という反応だった。 

オフィスをタダで使っていいよ、というところもあったのでそこでプラニングをしていた。まだアプリがなかったけれど、サービスのアイディアを紹介したサイトはあって、ある日それを自分がツイートしたところ、500 StartupsのDaveがそれをRetweetしてくれた。

サイトにはEメールアドレスが登録できるようになっていて、事前登録がすごく集まった。 

またtwitterを始めたばかりだったけど、Daveにフォローしてもらえるようにツイートを送って、もっと説明をしたいと伝えた。彼は電話番号を教えてくれたので電話でピッチをした。

彼のほうから「多分いいアイディアなんじゃない」と反応があり、自分はファッションのことはよく分からないからファッションサービスに詳しい女性 に相談して良かったら投資するよ、という反応だった。

その結果、いいアイディアじゃないということになり、Accelerator Programが始まって3週間たっていたので、すぐにカルフォルニアに来いということになり、2日後にカルフォルニアへ。 

500 Starupの場所では、「なぜ彼女がここにいるの?女だから?」と嫌みも言われた。確かに自分が女性であるということが強みになったのだろうけれど、それをいいチャンスとして活かしていきたいと考えた。

テクノロジーのことはわからないけど、女性が何を求めているか、ファッションについてならわかるから。その強みを活かそうと。 

500 Starupsに参加したことが本当にやくにたった。Daveからはとにかくプロダクトを出すことが大事だ、と言われなんとか8月にリリースすることができた。

最終的にはAccel Partnersから出資をうけた。

大事なのは、他の人にリーチして、自分のアイディアを他の人に話していくこと。

 

Sarahさんからこのような刺激になる数々のエピソードをきくことができました。 

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Sunday, April 8, 2012

「リーン・スタートアップ」の著者、エリック・リース氏の講演

4/6に開催されたアマゾン リーンクラウド レボリューションセミナーで「リーン・スタートアップ」の著者、エリック・リース氏の講演があったので参加してきました。

 以下、エリック・リース氏の講演のメモ。

Entrepreneurs are everywhere
Entrepreneurship is managing

起業家はガレージでなくてもどこでも

Startupは実験だ
 21世紀は何が作れるか、ではなく何をつくるべきか

Stop Wasting People's Time
Most Startups Fail
Web2.0
スタートアップが消えて行ったのは人々が求めていないサービスだったから

起業家は失敗から学んでいるか?
Planning / Forecasting
予測するにはそれまでの経験から行われる

The Pivot
成功しているスタートアップは間違ったアイディアからスタートしていても困難に陥ってもあきらめず学んだことから方向性を変えてきた

Pivotするまでの時間を減らせば、資金がショートする前に成功率をあげることができる

validated learning
顧客が大切だと言われているが、顧客が誰だか分からない状況だとどうするか?

アバターサービスで既存のアカウントで使えるようにしたが、ユーザーは既存のネットワークの人と使うのではなく、新しいユーザーと出会うことを求めていた
そこで6ヶ月かけて書いたコードを捨てて、新しく作ることに
 そこで6ヶ月かかって失敗していなければそれを学ぶこともなかったと考えた
 でも、それに6ヶ月必要だったか?
 例えば、製品のイメージをウェブに乗せて、その下にダウンロードボタンを設置しても違いはなかったのでは?(誰もダウンロードボタンをおさないのだから)
 もっと効率よく学習する方法はないか?

スタートアップでも学習のサイクルは速くすることができる
IDEAS → BUILD → CODE → Measure → Data → Learn → Ideas
計測しなければもっと速くコーディングがでいるがどこに向かっているかは分からない

Continuous Deployment
50 times releases a day

アメリカの自動車会社
 日本の自動車会社に学ぼうとしてロボットを導入したが、大失敗
その背後のPhilosophyについて学んでいなかった
Accountability → Process → Culture → People

Establish the baseline
Build a minimum viable product (MVP)
Measure how customers behave right now

Tune the engine
Experiment to see if we can improve metrics form the baseline towards the ideal

Pivot or persevere
When experiments reach diminishing returns, it's time to pivot

事前にPivotについて話すスケジュールを決めておく
例えば8週ごとに
そうすれば何を事前に用意しておけば考えて動ける

エリック・リース氏のブログ
Startup lessons learned

最後に著者と写真を撮影させて頂きました

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Friday, April 6, 2012

TokyoStartupSchool vol.2 ー「起業家が知るべきアジア」参加メモ

先日、TokyoStarutpSchool「起業家が知るべきアジア」というイベントに参加してきました。

以下、その時に書いたメモです。

img_2299.jpg 


シンガポール
 エンジニアの給料を政府が50%まで補助する制度あり
 人材探しもやってくれる
 税制が安い

エンジニアは
ネパールから、バングラディシュから出稼ぎでシンガポールにくる
スタートアップに入る人たち:
Developer で稼ぎでやってくる
シンガポール大学卒業生でも大企業には入れない:最初はインターン生としてスタート
 このインターン生と出稼ぎエンジニアが戦力
 サーバーエンジニアが見つからない
 500 Startups が投資したシネマクラフト
 
  インド人がCEO 本社東京
  シンガポールとSFに拠点あり
  仕様が書けるエンジニアがシンガポールにはいない
   UXはSFでやっている
 VCは多いけどエグジットは?
 露出が全て

Movida Japan
 東アジアでシリコンバレーのような生態系をつくりたい
 とにかく数を育てる
 アジアエントリー・グローバルエクスパンション
 クラウド・SNS・モバイル(グローバルディストリビューション)
 1期4ヶ月くらいで行っている
 資金調達には、まずプロトタイプがないと厳しいよね
  Y Combinatorの質問事項はよく考えられている
 ユーザーが使うサービスか?なぜユーザーが増えるか?
  インスタグラムは正方形の写真 横向きに持っても意味がないのでUIを立て向きに統一できた
 Start Quick, Fail Quick


私自身、昨年シンガポールにいって感じたのが、VCが多く起業しやすい環境は揃っているが、エンジニアの絶対数が足りなすぎるかな、ということ。エンジニアの方が直接シンガポールで起業するのは良さそうですが、そうでないとこの点で苦労するかな、と思います。

会場にきていたお子さんがうまれたばかりの香港のスタートアップNicholas Wang氏から香港のスタートアップについて知るおすすめのサイトを紹介頂きました

startupshk.com


startmeup.hk



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Monday, April 2, 2012

インドネシアセミナーに参加してきました

先月の中旬にインドネシアセミナーと題したセミナーがVoyage Groupであったので参加してきました。

インドネシアセミナー 

そのときにメモをとったいのをすっかりアップし忘れていたので、備忘録としてあげておこうと思います。

 

インドネシア
17000の島国
ジャワ島 1億3000万
スマトラ島 5000万
この二つの島に人口が集中
全体で2.4億人
GDP 70兆円
日本の人口の2倍で経済規模が1/10

中間層が急増中
月間支出が4000円から6000円に

携帯 SIMフリー
携帯普及率75% ユーザー数1.8億人
Facebook人口世界第二位 4000万人
→アーリーアダプターではもう飽きたという声も
モバイルインターネットユーザー数 3000万←一年前より倍増
90%以上がプリベイド支払い
PCの普及率 14% ただしジャカルタでは50%くらいでは?
 地域格差がかなりある
キャリアは大手3社がほぼ市場を抑えている
年間600万台くらいスマホが増加/ブラックベリー、アンドロイドの順
少し前の中間層はローンづけ
 日常消費にはお金がまわる


インドネシア・ブラジル等最新情報ブログ



Voyage Group

Facebookマーケティング事業室 矢澤さん
インドネシア向けのサービスを日本で立ち上げ
 Facebookでビジネスをしたいと考えた時期、日本ではあまりそんなに盛り上がっていなかった
 米国マーケットは競争が激しい
 英語以外の国でスタートしようということでインドネシアに
 インターネットユーザー 5500万人←去年から1500万増えている
  アジアでは中国、インド、日本に次ぐ規模
 ほとんどの人がFacebookを使っている
  世界のFacebookユーザー 米国、インド、い次ぐ世界第三位←最近インドに抜かれた
 menurut anda という出会い系サイトを運営している
  現在ユーザー数13万5000人
   FBを使って日本語、英語、インドネシア語が話せるトリリンガルをみつけた
   サービスで使うテキストを15000円で全て訳することができた

アドウェイズ 高野さん
アドウェイズインドネシアとアドウェイズイノベーションシンガポールを立ち上げ
 Facebookでのマーケティング支援が売り上げの5割
 インドネシア語とマレーシア語は日本の標準語と関西弁くらいの差
BalckberryではFacebook使い放題プランのモバイルネット料金プランある
 ただウェブではなく、フィードをやりとりすることに対して適用されているので、モバイルウェブでサービスを立ち上げるのには課題多い
クレジットカード普及率低いので、楽天は代引きを推進 交通渋滞が激しいのでバイク便で商品を配達
一般的なインドネシア人ユーザーでも友達が500人を越えている

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Tuesday, March 20, 2012

先月参加してきたMobile World Congressのレポート

先月末に参加してきたMobile World CongressのレポートをStartupDatingのサイトで公開いただいています。

【ゲスト寄稿】Mobile World Congress2012のフォトレポート 

ここで記事では紹介できなかった写真などをアップしておきたいと思います。

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Mobile World Congressでのイベントの告知を行う大道芸人。

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MWCで注目を集めていたサムスンのGalaxy Note。ペンの使い勝手はいいですが、タブレット向きの機能かな。7インチ以上の大きさの液晶で使えるといい感じかな、と思いました。

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ALCATELの青いドロイド君。

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グーグルブースにあったドロイド君のUFOキャッチャー。

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グーグル特製のアイスクリームサンドウィッチ。

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味はまあまあ。

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グーグルブーススタッフの胸元のストラップに注目。

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いろいろなバージョンのドロイド君のピンズが刺さっています。

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会場では、このピンズをコレクションしている人がいました。すごい!

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Monday, March 19, 2012

ソーシャルメディアサミット2012に参加してきました

今月の9日にFans Fansの招待によりソーシャルメディアサミットに参加してきました。

ソーシャルメディアサミット2012 

今回のイベントはいつもに比べ、広告寄りの内容だったかなというのが第一印象。後半では失礼して、会社へ仕事をしに戻ったのですが、前半のまじめなパート?に参加してきました。


イベント冒頭で、AMNの徳力さんから、 

ソーシャルメディアバブルを解消するには?」との挑戦的な問いかけでスタート。


流行語大賞に「ソーシャルメディア」が選ばれ、流行語に選ばれるとそのバブルは終わるとの話からスタート。


「ソーシャルメディアの弱点をひとつあげるとしたら何ですか?」との質問に対して、


電通の中尾さんは「うさんくさい?」との率直な感想。ソーシャルで魔法のような効果が得られるというプレゼンがなされたり、効果測定の出し方にもうさんくさを感じることがあるとのこと。

博報堂の森永さんは、
マスのひとたちにはドーンと構えてほしい
ソーシャルメディアにたいしてナーバス、配慮しすぎ?
不必要に警戒や、期待されすぎることがあるとの感想。


またコスト部門なのか?Profit部門として評価するのか?


どちらの側面も必要であり、どこの部門に持たせるべきか、という企業で導入する場合に課題となりやすい点につていも話が及んだ。

スケダチの高広さんからは、 


ソーシャルネットワークの弱点として、村化しやすい、タコ壷化しやすい、との本質を突いた指摘。(村化しやすいというのはシリコンバレーでも共通のことではあるけれど)

キャンペーンでは、一定のコミュニティーで一気に広がるけれど、その後からはなかなか波及しにくい(一部の影響力が高い人がその周りに広げていて、そこから外には広がらない)とう実情がある。

中尾さんからは、そのためテレビで広くリーチして、SNSで深くフォローしていくというテレビとソーシャルサービスの良い補完関係が考えられるという。


テレビとSNSいい関係では? テレビで広く、SNSで深く


そして高広さんから、


コントロールしなければいけないことと、流れにまかせたほうがいいことがある。そのため変化を待ったり、変化が起こるまでは味方を増やしたり、味方を探す、同士を探すことが大事。

その一環として「クライアントが社内で目立つようにするには?」を考え、メディアで取り上げられるようにし、そうすることでその担当者、プロジェクトの社内での評価につながるよう心がけているという話に。

メディアで取り上げられることが社内での評価につながる


これは本当にそうですね。こうしたイベントもそのためのツールのひとつと言えますし。


続けてのパネルディスカッションでは、サントリーでのハイボールのキャンペーンで、ソーシャルメディアをつうじたクーポンの広告効果が通常のキャンペーンに比べて二桁くらい良かった(ウェブや店頭キャンペーンなどとも比べて)事例や、adidasがランニングシューズを送料だけでユーザーに貸し出すというクツカスの事例が紹介されていましたが、東急ハンズの執行役員長谷川氏の話が特に印象に残りました。

クツカスの事例:
90媒体で紹介
ブログ、フィードなどで3500の言及
総レンタル 2000ペア以上
クーポン使用率 250


東急ハンズによると、EC売り上げはまだ東急ハンズ全体の1%に満たない規模であるとのこと。EC売り上げ比率が高い無印、ユニクロでもネットでの売上は全体の5%

そのためソーシャルでの取り組み、社内でも誰もみていない→気にしなくていい

1%を超える貢献するようになったらKPIを設定するべき。それ以下だと意味がない 

ECの会員組織と店舗の会員組織 ポイント制度をようやく統合

いまのステップはボリュームを追うところ

PCよりもスマホの接触時間が長いユーザーが多いのでは?
スマホに注力していきたい  

といった率直な意見をきくことができました。

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Tuesday, February 28, 2012

バルセロナのMobile World Congressにきています

世界最大のモバイル関連の展示会、Mobile World Congressに先週の欧州出張からそのままスペインへと移動して参加しています。

Mobile World Congress

ビジネス関連の有料参加社がほとんどの展示会で7万人以上が参加するというかなり大規模な展示会。

会場もかなりのスケールです。

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昨日と今日の二日間、会場をかけまわっています。

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Tuesday, February 21, 2012

俺たちはヤマトの乗組員だ!ソーシャルゲームは今が世界で勝負の時

先週のソーシャルメディアウィークで「2012年国内市場規模3,400億円へ!急成長するソーシャルゲーム市場における勝ち組が語る未来」と題したセッションに参加してきました。

内容としてはすでにある程度親しんでいるものだったのですが、面白かったのが最後のgumiの國光社長による締めの言葉でした。

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ソーシャルゲームの世界は今が、天の利、地の利、人の利が揃っている。

天の利とは今のスマートフォンでのソーシャルゲーム市場。

孫さんが頑張ってiPhoneを拡販しなければ、日本では未だにフィーチャーフォン中心の市場だっただろうし、スマホでのアプリ・サービスはここまで充実していなかっただろう。

またグリーやDeNAのオープン化が一年遅れていても、ここまでスマホでのソーシャルゲームは活性化していなかったはず。

そうした天の利がまずある。

次は地の利。

日本のソーシャルゲームサービス提供会社は日本という市場で利益を挙げることができていて、世界で最も恵まれた市場で勝負ができている。そこで得た収益をもとでに海外展開ができるという地の利がある。

最後に人の利。

日本にはゲーム、コンテンツ制作関連の優秀な人材が多い。

こうした天の利、地の利、人の利が今揃っている。

日本の経済は自動車も電気産業も厳しい。

こうした中で経済を活性化できるのはソーシャルゲーム業界がそのひとつ。

自分たちはヤマトの乗組員のように、地球(日本)を救うべく戦っていきたいし、今が世界で勝負できる最大の好機である

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このような熱い言葉で最後を閉じたセッションでした。 もう少し整理したいところですが、そろそろ国際線の搭乗時間なのでここで一旦アップしたいと思います。

 僕らも頑張るぞ。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=YvMqnFLaz3Y&w=350&h=267]

ちなみに宇宙戦艦ヤマト2199もとてもできが良さそうです

 

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Sunday, February 19, 2012

NTT R&Dフォーラムに行ってきました:石井裕氏の講演メモ

レゾナント株式会社主催のブロガーミーティングに参加するためNTT R&Dフォーラムに参加してきました。

会場となるNTT武蔵野研究開発センタに来るのは今回が初めて。

 p1010197.jpg

この中で一番楽しみにしていたのが、MITメディアラボ教授の石井裕氏の講演。

石井氏が16年間NTTで働いていていたということ。

石井氏のヒューマンインターフェースに関する研究から、MITでのTangible Bidsそして、Radical Atomsへと至るという流れがあったこと、そしてそれぞれのバックグラウンドが初めて知ることができました。 

以下、石井氏の講演で気になったところのメモです。

技術はすぐにゴミになってしまう
秋葉原にあるものも一年後にはゴミに

ユーザーニーズ
 
大事だけどユーザーが本当のニーズを知っているか?
 

アプリケーションも栄枯盛衰

VIsion 概念、原則

R&Dで一番重要なのがここ

強いビジョンはライフスパンが長い

100年以上生きる 骨太の思想


Seamless Media


 NTT時代 Visual Thinking

 1988-1994

 TeamWorkStation

 ClearBoard

 Shared Workspace/Interpersonal Communication

Tangilbe Bits

 まったく新しいことしろ!

 スクリーンの向こうの情報/直接さわれない

 氷山のように部分的に出せないか

 太陽系儀

 ソロバン 入力も出力もTransparent

Music Bottles

 母親へのプレゼントとして考えた

 醤油のボトルがモデル

Weather Bottle

 母親は携帯とは無縁

 醤油びんなら使える

Urp

 Urban Plannning Workbench

卓球 PingPongPlusPlus

I/0 brush

 PhotoShopのスポイトをリアルで使える

Monday, January 23, 2012

はてな近藤社長登場のStartup Workshopに参加して、その後一週間スタートアッ プについてあらためて考えた

すでにいろいろな方がレポートされていますが、今月14日に開催されたStartup Workshopというに参加してきました。

はてな近藤淳也氏と考えるビジネスアイデアー1月14日にワークショップ開催 

150名の参加者の中から、20名ほどの人が自主的にアイデアのプレゼンピッチを1分間かけて行ったあと、参加者が賛同するアイデアをプレゼンした人のところに集まる形でグループ分け。

その後、サービスの内容や画面構成をグループで考え、全体発表という流れ。

はてな社内でも行われているサービスの企画手法を少しでも疑似的に参加者が体験するというプログラムというわけです。 

僕の周りでは、ミクシィのデザイナーの人や、すでに起業している社長の人、DeNAを退職して起業します、という人までいてなかなかの顔ぶれでした。

最終的に発表されたのは、以下のようなサービス。

24時間限定チャット
かわいいこみつけた報告サービス
 知ってるよボタンで、知っている人が詳細をお知らせ
アッター
 なくしたものをみつけるサービス
ガチダイエットクラブ
 デブいねボタン
フォトムービ
友人と飲み会をするためのサービス
無茶ぶりをふるサービス

  おもろボタン やられたらやり返す
ありがとうログ
 ありがとうを視覚化
位置情報+ポケモン
愚痴共有サービス

危険を回避するためのサービス
募金のためのサービス
Language Cafe

  リアルで近所で外国語を学ぶことができるマッチングサービス
持ち物リスト
 音声でメモ
コアな人から評価されるサービス 

サービスの概要だけ、並べてみましたが、どんな内容だったか想像がつくのではないかと思います。

機会があればサービスが生まれる

そして近藤さんからは、このような数時間でも機会さえあれば、サービスが生まれるんだという話から始まり、いくつかのエピソードや近藤さんの考えが話されました。

・アイディアは一人のときとみんなで話すときがあると広がる

・具体的な課題を解決する

・はてなの人力検索は、行動さんが「父親でも検索できるサービス」ということがきっかけ

・はてなダイアリーは、ブログが出てくる前はみんな日記を手動更新。掲示板をそれぞれがcgiで用意で用意してコミュニケーションをとっていたことを解決するために。

サービスはとにかくユーザーを増やすのが大事

・最初はとにかく増やす。はてなダイアリー始めた頃はAdDenseもアフィリエイトもなかった

・受託して稼いだお金をサーバー代に

・マネタイズの方法は後からついてきた

万能タイプと強みがハッキリとしているタイプ

・創業メンバーは万能タイプが集まるが、その後に入ってくるメンバーはいかに強みを活かすかを考えたほうがいい。

 

今回のイベントについてはさらっと書き留めておこうと思っていたのですが、一方でこのイベントは別のところで、ちょっと個人的に考えていたこもあり、もやもやっとし続けたまま一週間たってしまっていました。

まだ奇麗に整理がついていないのですが、少し考えていることも書き残しておこうと思います。

今、スタートアップってお笑いのブームみたいに目指す人も増えていますし、環境も整ってきています。

自分でも羨ましいなーと思う時もあれば、そう考えている自分もそのような挑戦者の一人になることも、もちろん自分の心がけ次第だったりします。

一方で、端からみていて、このサービスは続けている意味があるのだろうかと感じたり、いいサービスであってもそれに取り組んでいる人がそこまで苦労して続けていることに意味があるのかと疑問を持ったり、VCから出資を受けたとニュースになっているスタートアップでもその金額じゃメンバーの年収にも届かないんじゃないの?ということに疑問を感じたり。

はたまた世間的に有名なベンチャーでもFounderや役員以外の人は幸せなのだろうか?と感じるケースも。

20代のメンバーだけなら続けられるサービスやベンチャーでも、そうした人たちが成長したときに、 その企業にとどまり続けることができるか?ということを考えることも(はてなも然り、ですね)

そこはどこも試行錯誤ですね。まとまりがないですが、ここで。 

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Thursday, December 1, 2011

スマートフォンビジネスサミットその3「変態が世界を変える」

スマートフォンビジネスサミットその2の続きです。

スマートフォンビジネスサミット 

■カカオトーク

世界で3100万登録者 11カ国12言語対応

8億メッセージ/日 

電話番号ベースで友達とチャット

アクティブユーザーを調べてみると平均一日アプリを35回起動

平均使用時間51分 

トップ10%のユーザーは1日6時間以上利用

全体の8割が韓国のユーザー

残り2割のうち25%が日本のユーザー

2010年3月にiOSをスタート 9月にAndroid版をスタートしてから伸びる

AndroidのユーザーがiOSの4倍くらいいる

カカオトークとしての挑戦

 スマホ到来でPCの世界からどう変わるのか?何が変わるのか? 

 何をやったらトップになれるのか?

2012年にユーザー1億人を目指している 来年3Qあたりにいける数字ではと思っている 

社員数は全体で160人程。

韓国ではプロモしなくてもユーザーが自然と増えるが、グローバルでどう攻めるか。

月300万人ベースで人が増えている、これを桁増やしていきたい

■グリー 

グリーのグローバル戦略

 OFとグリーのプラットフォーム統合へ

 もうすぐ詳細を発表します

現状のグリーのプラットフォーム会員数1.5億人

月間で1000万人くらい会員数が増えている

日本が約3000万人

最近拠点をどんどんとつくっています。

最近EAのゲームの国内参入サポートも

社内の書類もどんどん英語になっていっていますw

モバイル中心の垂直統合したプラットフォームを指向しています

Platformの競争力は集客力と収益力

8000アプリをグローバルで提供してもらっている

 世界でも有数のARPUを実現:収益性が高い

iPhoneのアプリストアのランキングをみてみたらグリーのアプリが1位、3位、4位に

グリーとOFのプラットフォーム統合の詳細について今月上旬に発表

世界中への配信が一度の開発で可能にを目指しています

■パンカク CEO 柳澤さん

 パンカクのこれまで、とこれから

・iPhoneとAndroid向けゲームの開発

・ソーシャルSDKの開発と運用 

 当初からアメリカで成功させることを指向

LightBike USのAppStoreで一位を獲得

トロンの世界をゲームで実現 

 米ギズモードのライターがすごいと思ってもらえるものを

他のゲームにもユーザーを回遊させる仕組みを提供

LightBike2にも搭載

・PtoPでのネット対戦機能/WiFiとBluetoothで最大4人まで近くの人と対戦

 自分と強い人とだけ対戦したり、弱い人だけと対戦することを選ぶことも

・複数のランキング/アチーブメント(トロフィー)/アイテム販売

・外からのソーシャルグラフのインポート

・パンキアOEMをアメーバスマートフォンプラットフォーム/GameWave(CAアメリカ)に提供 

・ソーシャル機能のUIのカスタマイズが可能

・プロモーション(既存アプリのアクティブユーザに対し、全画面広告を表示)新規リリースした自社アプリに対し、日付を指定して告知しユーザーを誘導することが可能

・多言語対応(英語、日本語、その他)

・リリース後18ヶ月で1000万ユーザを獲得 

・自社タイトルはLightBike, LightBike2は出していながい、共同開発という形で開発してきている 

パンキアではiOSとAndroidではiOSに注力

Androidは率直にいってiPhoneの代替物では?(個人的な感想だけど)

Androidの管理しない方針とうのは開発するほうとしてはデメリット

Androidはイチモデルあたりの普及台数が少ない

マーケットは米国のみを狙う

インド、カナダ、オーストラリアはアメリカでヒットすればついてくる

アジアの英語圏もついてくる 

中国は大きなガラパゴス→その先にグローバルマーケットはないだろう 

日本は考慮してはいけない。日本のユーザーうけたからといって、アメリカのユーザーにうけるわけではない

日本と米国のマーケットは全く別物 そこには全く別のノウハウがあるのでは?

ウェブかアプリか、という選択では、アプリを重視

Unityなど効率よくゲーム作れるエンジンが重要だと考えている

日本ではFPから推移してきたユーザーが多いが、アメリカではゲーム機のソフトが競合。表現が豊かでないとと考えている

 日本にいながらにしてアメリカでランクインするタイトルが作れるのか?

→変態が世界を変える

 変態=「やりすぎてしまう人」

 社員はバイトから社員になる人が多い

 会社が慶応SFCの隣

 バイトから他社に就職して戻ってくる人も

社員からの紹介で入る人も多い。社員の半数近くがそう

 変態が変態を呼ぶw

あとは社長からFBで直接メッセージを送って声がけ

 

パンカクは以前参加したイベントでのアドウィズの東南アジアから攻めるという考えともまた違って面白いですね。

途中からの参加でしたが7時スタートで9社が発表、終了が22時30すぎになったのにもかかわらず200人以上の人が残っていました。

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スマートフォンビジネスサミットその1「ユーザーがメリットを感じアップデー トを」

定期的に開催されているスマートフォンビジネスのイベントに参加してきました。

 スマートフォンビジネスサミット

■メタップス佐藤さん

Androidマーケット

自然流入を狙うのが大事
 ランキング、検索順位をいかすことでお金をあまりかけずにアプリを広げることも
  DL数、DAU、MAU、ユーザーの評価がランキングに左右する
  DL数とDAUをいかに上げるか

Androidの場合はプロモをうったもののすぐにはあまり反応がない
でもDAUがあがることで、徐々に1ヶ月、2ヶ月後くらいに反応がでてくる

検索のSEOにより流入があがる

アプリ名、説明文にキーワードを入れておけば30分、40分後には反映されてくる
 こういった対策を行なっているところは成果が出てる

ストアの検索結果の順位はDLの伸び率が評価されているのでは?

プロモーションと一緒にアクティブ、バズの施策をうつそれによって自然流入増加

さらにアクティブ率をあげていく→自然流入増加のサイクルへ

■ビーワークスゲーム

代表作おさわり探偵なめこ栽培キットなど

なめこ栽培は3週間でリリース 

開発スタッフ8名 グラフィッカー6名プログラマ2名

年間のリリースタイトル13本 

グラフィッカーが作りたいもの、プログラマが作りたものを企画に出して、通れば発案者がリーダーで周りがサポートしている

190万本 おさわり探偵なめこ栽培キット

 無料でプロモ費もなし。おさわり探偵のプロモを考えてのリリースだったので。

なぜなめこを栽培してしまうのか

モチベーション上げる要素

・キャラ造形

・コンプリート要素

・図鑑の説明

 開発者が一番こだわったのは「最初のなめこが映える瞬間」

「気持ちよさ」を最終戦

蒔いてすぐ生えてもダメだし、蒔いてなかなか生えてこなくてもダメ。

だいたい30秒から1分の間。(細かい秒数は企業秘密) 

30秒で最大のユーザー体験を

少ないインプットでたくさんのアウトプット

・ごく短時間で遊べる

・いつ立ち上げても成果がある

・起動したい

ユーザーがメリットを感じられるアップデート

アップデートする時に自社稿で新規コンテンツの告知

・既存ユーザーが長く楽しめる 

・新規ユーザーへのアピール

・ユーザーのクチコミの起因に 

続き: スマートフォンビジネスサミットその2

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Wednesday, November 16, 2011

マイクロソフトとgloopsの共同セミナーに参加してきました

マイクロソフトとgloopsの共同セミナーに参加してきました。

全部見せます!ASP.NETで開発した大規模ソーシャルゲーム

ソーシャルゲーム業界の現状とこの先

モバイルソーシャルゲーム 

日本が世界一
世界一になれるソフトウェアやソリューションをつくれる機会
 日本にあるのでは?
インフラ系のエンジニアでストレスを感じていた
もうちょっとやれると思っていた(ゆるすぎた)
業務系だとインフラはあまりひかりあたらない
数百台のサーバー運用とかは業務系ではあまりない

勢いを感じるのがひとが追いつかないとき
 勢いがあるのは流行りなんじゃない?
 その通り。飽きられるとそこで終わり。ゴールはない


ソーシャルアプリ市場は2009年から

 国内では数千万のユーザー
 次のステップとして世界を狙う
 Facebookもモバイルプラットフォームを整備し始めた
 ゲームの壁はないがカルチャーの壁が世界市場にはあるかも


ぶっちゃけ給料はいいの?

インフラの責任者は2000−5000万 業績連動
現実的なところでは22歳のエンジニアで800万-1000万
マイクロソフトに転職してきて給与下がる人はあまりいない
 マイクロソフトで働いていても魅力的な給料


会社のCTOとして何を考えてるの?

エンジニアの地位が違う
エンジニアがコードを書いてなんぼ
 gloopsではゲームは100%内製
 どれだけ自社にノウハウを残せるかが重要だと考えているから
受託のサービスではなく自社のサービスだからとても楽しい
  ユーザーのFBがあるのが嬉しい


ソーシャルゲームのつくりかたは本を読んでもわからない

どうやって勉強するの?
 失敗から学ぶ

この先のキャリアはどう考えている?
サシで海外の企業と戦える会社にしていきたい
サービスがあたらないと給与がでない
 一発屋ではなく継続してヒットを
 
 下克上がある業界だから競争に勝ってナンバーワンになりたい

LAMPではなくWindowsベースでの開発はコストがかかるのでは?
全体のコストの中で占める割合はそれほど大きくない
AWSであっても、多くのサーバーを運用する必要があるのでどちらにしろ相応のコストがかかる

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価格:2,940円(税込、送料別)

Thursday, November 10, 2011

グローバル × スマホゲームの勝ち方!セミナー その2

グローバル × スマホゲームの勝ち方!セミナー その1の続きです。

元々は福岡で家具販売のECをしていた会社が、これからは国内市場も縮小するし、新たな事業をもとめてスマホで勝負することを決め、シンガポールでモバイルゲーム開発会社を設立。

そこでグローバル市場で成功をおさめ、今年10月にはまるで逆輸入のような形で東京事務所を設立というサクセスストーリーです。

Nubee Pte Ltd. 家具販売の会社がシンガポールでゲーム会社を設立し大成功

桑水氏 twitter: @Kwmz

シンガポールで昨年11月末に設立

そこから10ヶ月で800万DL DailyActiveUser80万を達成

Coin Pirates

Android 230万DL / iOS70万DL

iOSでは人気のコインゲームがあったが、Androidでは最初のコインゲームだった 

Japan Life

日本をテーマにしたソーシャルゲーム。

iOSで200万DL/Androidで100万DL 

とにかくシンプルに アドウェイズとは逆のアプローチ
誰でも遊べるクエストによる進行

アプリに帰ってきてもらう理由を作る

ノーティフケーション
ネガティブインセンティブ

多言語対応
バイラルがきくデザインか?
ユーザーがバイラルを呼び、コアユーザーによるレビューで高評価に
アンドロイドなら一度高いランキングを得る継続して高いランキングにとどまる

シンガボールは65人規模の体制
東京オフィスも10月に開設

続きます。 

グローバル × スマホゲームの勝ち方!セミナー その3 

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グローバル × スマホゲームの勝ち方!セミナー その1

先週、グローバル×スマホゲームの勝ち方!と題したセミナーに参加してきました。

グローバル×スマホゲームの勝ち方!

ちょっと遅くなりましたが、多くの刺激が得られた会でしたので、個人的なメモという意味も踏まえてまとめてみました。(ちょっと数字などは正確でないものもあるかも・・・)

アドウェイズ ~開発は中国で。東南アジアを攻める~

開発•研究センター 桑田氏による発表。

アドウェイズは設立10年の広告代理店
中国、フィリピン、インドネシア、ベトナム、アメリカに拠点あり

カイブツクロニクルを含めた5タイトルのソーシャルゲームをリリース

カイブツクロニクル

DL数70万DAU5万 / 売上月1000万 / 開発費用1800万

来年五月までさらに五本出す
日本7名/上海90名という体制

ファーストステップとして
11月2日にインドネシア市場で英語版カイブツクロニクルをリリース

モチーフがマニアック
ダークファンタジー、ニンジャ、アメコミ
グローバルを最初から意識してたからマニアックに
でも日本にも一定のファンがいる
日本向けのゲームをやるには日本人でないと難しい

一定の市場が存在し、飽和していなければ勝てる確率は高くなっていく
 メジャーじゃないけど一部には受けるだろうと計算

なぜ複雑なゲームか?
 世界で売れているゲームは複雑なゲームだから
 また日本のコアなユーザをターゲットにしているから

上海:現地の人はディアブロとかを日本人には受けない洋げーをプレイしている
だったら日本人向けではなく世界市場向けのゲームを出したほうがいい
上海だと日本の半分から1/3の人件費で人が雇える
→この組織ならグローバルでやるしかなかった

日本市場でまずお金を稼いで海外へ

弱点を克服するのではなく強みをより強化する
より尖らせた組織にしていきたい

世界のApp Store 北米で3割の市場、日本は13%で世界2位の規模 英語圏で60%のシェア
日本なら2万、北米なら4万ダウンロードlなら10位以内にランクイン
ここに入れるかが勝負
北米は過当競争でおいしくないのでは?
→北米以外の英語圏を狙う
→英語版を出しつつ、他言語でも

→まずは東南アジアを攻める

なぜ東南アジアか?

東南アジアはFB人口が世界二位
だからインドネシア
シンガポールはスマホ普及率70%越えている
東南アジアだと日本の10%の人件費で人が雇える

ソーシャルゲームは多くのメーカーが参入しようと準備している

面白いものは、売れる市場

月間一億くらいのタイトルを数本するならいい市場かな
逆に十億とか目指すのは大変

東南アジアでのマーケティングは?

子会社を中心に現地の会社と

インドネシアはキャリアが強いのでキャリアマーケットに広告だすぐらいしか方法がない

→アドウェイズでは優秀なメンバーを一人選んで、海外に送り込む。インドネシアオフィスもそうやって立ち上げ

 

日本ではなく、中国中心の開発体制。その彼らが作りやすいのは海外市場に向いているから、日本で種銭をつくりつつ、海外へ。

海外展開も、北米は過当競争なので、英語圏もありビジネスが安く成長が見込める東南アジアから攻めていく、というのは面白いですよね。

続きます。

グローバル × スマホゲームの勝ち方!セミナー その2 

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Saturday, October 29, 2011

adtech tokyoに行ってきました

木曜日は、adtech tokyoに参加してきました。

想像以上の人出で大混雑。イベントとしては大成功だったのかな?

もう少し動線が整理されていて会場内を移動しやすいようにできたと思うのですが、各セッションの会場から流れでた人がひとつの通路に集中してしまうので、通勤時のラッシュを思わせるような状態になっていました。 

いくつか有料セッションをみたあと、展示会場をみたりしましたが、モバイル、ソーシャル、 DSPという言葉が多く見られたように思います。

幾つかUstreamも公開されているので、そちらでイベントの様子も振り返りたいと思います。 

 

 

Thursday, September 29, 2011

Androidのマーケティング&マネタイズセミナーに参加してきました

Androidのマーケティング&マネタイズセミナーがECナビで開催されていたので参加してきました。

 android(アンドロイド)のマーケティング&マネタイズセミナー

 æ®‹å¿µãªãŒã‚‰é€”中からの参加だったのと、早めに会場を出なくてはいけなかったのでMetapsとミログのプレゼンをきくことができなかったのですが、その他の3社のプレゼン内容を簡単にまとめてみました。

Metaps 

 北米はもうレッドオーシャン

 ツール系は長く、ゲームは単発的で終わるがボリュームが多い

1974.jpg 


  ブログ的にDescriptionをアップデートしていく(SEO効果)
 ランキング上位に入るには起動時間が大事→推測だけど
 Googleはアプリのアクティブ率はとっているだろう
 AppStore以上に情報を取得しているのでは?
 DAUとMAUをグーグルが取得しているのでは?

アドウェイズ

山田さん(twitter ID:GSOHB7)
 AppDriver(スマートフォン向けのリワードサービス)の責任者

 ã‚¢ãƒ—リのインストールベースで広告費を支払う。Androidã‚‚iPhoneも。

Promotion Monetize Anal
ytics
 スマートフォンアプリの集客と収益化を実現できる

  アプリを広告主としてCPIでプロモし、メディアとして広告収益を得て、効果を分析。 

AppDriver CPIの実績値(無料アプリ)

iPhone 出稿アプリ数 iPhone 70/Android 301977-1.jpg

AppDriver CPIの実績値(無料アプリ)

1978.jpg 

AppDriver CPIの実績値(月額アプリ)

1979.jpg

AppDriver CPIのまとめ

 1979.jpg

出稿は基本どんなアプリでもいい
収益化しようとすると仮想通貨をもったソーシャルゲームでないと難しい

通常の広告として掲載できない

1982.jpg 


AppDriver Reward : リワード広告サービス ユーザーがポイントをもらえる
AppDriver Analytics
AppDriver Affiliate
ブログなどでも紹介できるように 年内くらいで

自社アプリ怪物クロニクルの事例

 課金売上X000万円 リワードで10/1の収益が得られている

1987.jpg 

これからのAndroid

1989.jpg 

mediba

mediba ad:スマートフォンのアドネットワーク

スマートフォン市場立ち上がりによるアドネットワークビジネス環境
Buzzcity シンガポールベースのアドネットワーク
FeaturePhoneでは純広告からアドネットワークへの流れ
スマートフォンでは最初からアドネットワークが立ち上がり

海外ユーザー対応のアドエクスチェンジを展開していきたい

 1991.jpg


CPM 欧米は平均1ドル程度なのに対しアジア圏は0.5ドル程度
欧米のほうがマネタイズ効率が高い

Ad exchangeが欧米では普及している
仮説:アドエクスチェンジとつなげていくことでCPMの単価を上げていけるのでは?

海外からアクセスしてきたユーザーには海外の広告を出したい

1993.jpg 


au契約者情報を利用した
ミログとアプリターゲティングで協業

applog SDKを使えば、男性か女声かかなりの確率で判別できる

1995.jpg 

1996.jpg 

海外アドネットワークと提携

日本のコンテンツを海外でプロモーションできるように

国外ユーザーからのアクセスを収益化

1998.jpg

mediba ad フィルレート 98.55% 
 他のネットワークは大体90%では?
ターゲティングの価格づけはフィーチャーフォンならクリック単価15円から、ターゲティングありなら20円

mediba adのスマートフォンも同じような値付けになるのでは


海外案件は、枠を貼る方はニーズがあるが、広告主はこれからという状況。

Zacks ç™ºè¡¨è€… twitter ID:shota
 ECナビグループ
 スマホ向けのリワード事業

 世界最大のリワード事業者TapJoyと組んで国内の事業をやっている

 2000.jpg


北米でのDLが現状64%

 2001.jpg

2002.jpg 

2003.jpg 


TapJoyがあげているキーワード Engagement
CPAを成果条件に:インストール後のアクションがあって成果発生
 スコアをFacebookに投稿する
 友達を招待する

 Level2になるまでゲームをすすめる

2005.jpg 

Androidのカテゴリはランキングのロジックが不明だが、
CPAだとDAUがあがるのでランキングに良い効果が得られるのでは?
5億円のDev向けのFundを行なっている

TapJoyの人によると今の日本のアプリ市場は、去年のUSのアプリ市場に似ている

→日本もフリーミアムモデルに移行するのでは?

米国のAndroidマーケットのトップセールスランキング

ほとんどが無料アプリ 

 2008.jpg

日本でのAndroidマーケットランキング

まだ無料アプリは少ない

2009.jpg 

アプリの収益化方法

2010.jpg 


TapDefense (TapJoyがだしているアプリ 

Virtual Currency導入によりARPUが飛躍的にã
‚がった

2012.jpg 

Glu社のアプリGunBros 680万DL DAU 22万人 

2013.jpg

収益の5、6割がアイテム課金、3、4割がリワード広告、1割がディスプレイ広告。アイテム課金、リワード広告の収益をもたらしているのはユーザーの5%。

2014.jpg 

 

残念ながら最後まで参加できなかったのですが、非常に中身の濃い内容で勉強になりました。

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