人気ブログのネタフルが英語版を開始しています。
今後ネタフルの記事を翻訳していく方を探しているようですので興味あるかたは応募してみてはいかがでしょうか?
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いまフランス語を改めて勉強していますが、語学を楽しく学ぶためのコツをまとめてみたいと思います。
自分にあったレベルで勉強する:まずは簡単なものから
多くの方がここでつまづいているような気がします。平易で読みやすいもの、理解しやすいものを見つけることが大事です。
慣れ親しんでいない言語の場合は、その国での小学生向けのものを探して勉強するものがいいと思います。
ジャンルを絞ろう:文系よりも理系がおすすめ
ジャンルを絞ることで、そのジャンルに特有の単語を覚えるだけで内容が理解できるようになり、繰り返し使われる表現などを覚えやすくなります。
文学の場合は、これに当てはまらないので、注意が必要。
ロジカルな表現が多い理系のものがよいかと思います。ライフハック系のものが良いかもしれません。
個人的には高校時代にアメリカンスクールで勉強していて、一番理解が進んだのは、歴史の教科書でした。
教科書だと図や、イメージが多く、ひとつの章が短く分かれている、という点も良かったかもしれません。
スラングが少ないものを選ぶ
スラングや独特の言い回しが多い映画やブログは避けたほうが無難です。
海外のブログだとJoel on Softwareはハードル高め。映画でも、刑事モノや、アクションものは避けたほうが良いかも。
ラブコメディーは、ストレートで心に響きやすい言い回しが多いので結構わかりやすいです。大学を舞台にした青春ドラマ系も。
俳優によって、決まった言い回しが多かったり、発音に癖があったりするので、自分が聞き取りやすく理解しすいという俳優が出ている映画に絞ってみてみるのもいいと思います。
自分に興味があるものを
結局は、ここに行き着くのですが、書いてある表現が難しすぎたり、いろいろなジャンルを乱雑に読んでみたり、スラングが多いものを無理に理解しようとしてもしんどいので、これが順番としては最後にくるのではないかと思います。
料理に例えれば、
・簡単な料理から
目玉焼き、カレー
・料理のジャンルを絞ってみる
スパゲッティーを極める
・最初から複雑な調理法にはチャレンジしない
油を使った料理とか
・自分が好きな料理を
という感じですかね。
特に自分の好きな物から入ろうすると、その分野ではネイティブの人でも上級者の人が読むものからスタートすることになるので挫折に繫がりやすいのではないかと思います。興味はあるけれど、自分があまり知らない初心者として楽しめるテーマがいいかもしれないですね。
今深夜に再放送されていたNHKの番組、NHK!オヤジオンエアバトルをみていました。
番組の中で、40歳すぎになって初めてバンドを結成した人がでてきたりしていましたが、ネットの掲示板を通じて長年の想いがかなったとか。
他にも、このNHKの番組出演がきっかけになってCDの発売に至ったすろーらいだーずというバンドが出てきたりと、音楽以外に、出演者の人間模様が楽しめました。
番組をみていて感じたのが、世代を問わずにインターネットによって好きなことを追求し、それを広げていく可能性が増えたのではないかな?ということ。
ネットによって仲間を得た例もあれば、番組をみてネットで検索して出演者のことを調べる人がでてくることで、出演した人と、興味を持った人が繫がることのできる環境がうまれています。
自分のちょっとした趣味をあきらめることなく、自分の生活のリズムにあわせて背伸びをせずに続けていくことが、ネットの登場によって以前よりも容易になっているのではないかと思います。
梅田望夫氏の言うネットの高速道路によって、何歳になっても、何歳になってからでも好きなことが追いかけられる。
そんな世界がところどころで生まれてきているのかもしれません。
サイバーエージェントの藤田さんへのインタビュー記事を読んでみました。
アメブロが大成功狙える時期にきた--サイバーエージェント藤田社長に聞く
ネットのメディア事業は「10:0」だと思っています。成功すればすごい価値となりますが、失敗すればゼロです。だから赤字が10億円だろうが50億円だろうが関係なく、ネットメディアは最終的に成功すれば良いのです。
これは確かに正論で、ここにリソースを集中させているサイバーエージェントの戦略は評価できるものだと思います。
一方でブログサービスのマネタイズということを考えたときに、必ずしもブログ事業者が収益を得られるとは限らず、第三者が収益を生み出す仕掛けが増えてきているように思います。
以前、サービスただ乗り論という記事を書きましたが、他社が集めてきたコンテンツを利用して自社のサービスを展開してマネタイズに成功している例がいくつかでてきています。
ニコニコ動画がサービス立ち上げ当初にYouTubeを活用していたり、ブログのクチコミマーケティングが第三者によって行われたり、という現象をサービスただ乗りと便宜的に呼んでみています。
サービスただ乗りというのは少し乱暴な表現ですが、ようは軒下を借りて母屋を取るという戦略ですね。
ソーシャルブックマークサービスや、ソーシャルニュースサイトが他者のコンテンツ(厳密には見出しとリンク)に対して付加価値を加える(コメント、閲覧数情報などのランキング)ことで新たなメディアとしての価値を生み出しているという例もあれば、FacebookでGmailやHotmailのメールアドレスを入力すると、そのウェブメールに登録されているアドレス情報をチェックして、招待メールを送ったり、すでにFacebookに登録している友人のリストを表示するというのも一種のただ乗りと言えるかもしれません。
ブログサービスをうまくただ乗りしている例を探してみると、
・Google Adsenseなどの個人向けコンテンツマッチ広告サービス
・ブログを利用して集客を得るアフィリエイトサービス(ブログに限りませんが)
Amazonや楽天アフィリエイト等
・各種ブログパーツサービス(トラフィックの獲得)
・プレスブログなどのブログを使ったマーケティング事業
・アジャイルメディアネットワークなどのブロガーネットワーク・エージェント
・広告マーケットプレイス
もう少し広い範囲で考えてみると、
・RSSリーダー(ブログ記事というコンテンツを活用)
・ソーシャルブックマークサービス
・ブロガー向けプロフィールサービス
といったところでしょうか。
このうち、サイバーエージェントが手がけているものをみると
・コンテンツマッチ広告
CAがブログに導入しているAdSense広告
ブロガー向けに提供しているMicroAd広告
・ブロガーを使ったマーケティング事業
CyberBuzz
などがあります。
ブログはメディアの一種ですが、旧来のメディアのようにメディア事業者が一方的にコントロール可能なメディアではありません。
規約変更などを巡っては、ユーザーからの反発などもあり、もの言う無数のユーザーとの利益調整が必要となります。
その意味ではブログはプラットフォームの一種と考えたほうが適切なような気もします。
ユーザーのメールアドレスを把握しているということからCAが上記のサービスを展開する優位性があるものの、ブログをプラットフォームととらえてビジネス・サービスを展開する他の事業者とのマネタイズを巡る競争(ただ乗りとの争い)があり、そこを規制しようとすればユーザーの利便性やブログの持つオープン性を制限することになってしまいます。
こういった現象が見られる中で、ブログ事業者がメディアホルダーとしてどこまで利潤を獲得できるのか?MySpaceなど海外のSNSサービスなどを含めて気になっているところです。
昨年の10月からスタートしたmsn産経ニュースですが、見ているとSEOを考慮したらしいと思われるところが随所にあってなかなか面白いです。
特に面白いのがエンタメのトピックス
msn産経ニュース:エンタメ-トピックス
ご覧頂ければ分かるのですが、カテゴリの分け方がバラバラです。
国内女優のカテゴリとは別に、「長澤まさみ」や「中川翔子」、「新垣結衣」のカテゴリがあったり、男性アイドルとは別に「ジャニーズ」カテゴリがあったり。さらに「SMAP」はジャニーズカテゴリとはまた別に用意されています。
他にもみてみると「ガンダム」カテゴリがあったり、「ゲーム」「プレイステーション」「任天堂」は同じゲーム関連のトピックにも関わらず、それぞれ別のカテゴリになっていたりします。
検索クエリが多い上記のキーワードを別カテゴリとして独立のカテゴリとすることで、特に検索の多いキーワードでSEO効果が高くなるよう設計されているわけです。
asahi.comや他のニュースサイトと対比してみると、さらにmsn産経ニュースのカテゴリ設計のユニークさがよくみえてきます。
先日、PSPソフト「みんなの地図3」の体験イベントに行ってきました。
地図会社のゼンリンから発売されています。
みんなの地図3公式サイト
本日から発売となっていますが、楽天市場を覗いてみましたが、売り切れの店もいくつか出ているようですね。
みんなの地図がどのようなソフトかというと
・PSPで地図を手のひらで自由にスクロールしてみれる
・GPSアクセサリや、ワイヤレスLAN機能を使ってナビとしても使える
・気になったスポットを登録したり、メモを記入することができる
→お気に入りスポット情報はwebで共有可能
5月中旬にはグルメぴあの情報を追加することができるようです。
ひとことでいえば、
手のひらの 中にある持ち歩けるグーグルマップといった感じです。
最近ではケータイでナビを使う人も多いかと思いますが、みんなの地図のいいところは、大きな縮尺から小さな縮尺までスピーディーに操作でき、広い範囲の地図をストレスなく見渡せるところではないかと思います。
ケータイのナビは駅から5分くらいの距離の地図をみるのにはいいですが、移動距離が数キロ、数十キロとなってくると、みんなの地図の軽快なスクロールが便利で、ストレス無く使えていいですね。
みんなの地図は、国内旅行や、小旅行にぴったりなのでは?と思いました。
GWで出かけるときのおともにいい感じで、ナビ機能がなくても旅行のときに地図を持ち歩く代わりに、みんなの地図で代用できそうです。
みんなの地図3ではUMDが2枚に。2枚めのUMDには全国の詳細地図が収録されており、各都道府県別にメモリースティックに詳細地図のデータを追加でインストールすることができます。
みんなの地図2を事前にモニターさせて頂いたのですが、こちらは詳細地図がなかったため、先日三重県の離島、答志島を旅行したときには、それほど細かい縮尺まで確認できず、島ではおおまかな位置を把握するのにしか使えませんでした。
(みんなの地図2ではこの縮尺が限度)
しかし、みんなの地図3では、かなり小さな路地まで確認することができるようになり、ガイドブックなどにはのっていなかい細かい地図をPSPだけで確認することができます。これだけ細かい地図を持ち歩こうとすると、各市の詳細地図を買わなければいけないので、全国の地図がこのソフト1本だけで大丈夫というのは旅行好きの人にとっては魅力的ではないでしょうか。
(みんな地図3ではさらに2段階詳細がみれるように)
地図データは全国のデータを入力するには2GのメモリースティックDuoが必要です。必要な県のみであれば1Gあれば十分くらい。メモリースティックDuoも随分安くなってきたので、大きめのメモリースティックを買うのもいいでしょうし、みんなの地図専用に安い1GのメモステDuoを追加で買うというのもいいかもしれませんね。
SANDISK(サンディスク)メモリースティックプロデュオ(MemoryStickProDuo) 1GB (変換アダプタ...1Gで2000円くらい。
【在庫あります 即納可能】メモリースティック PRO デュオ 2GBMS-MT2GMSX-M2GSの後継品です2Gで3000円くらい。
メモリースティックProDuo変換アダプタとA-DATA 高速class6 microSDHC4GBのセット品
microSDカードにメモリーティックProDuoの変換アダプタ付きの商品なんてあるんですね。これだと4Gで4000円。普通のメモリースティックDuo4Gだと550
0円くらいです。
個人的には4GのメモリースティックDuoに動画や地図データも入れて楽しんでいます。来月は北海道の天売島という離島を取材しにいきますが、札幌から天売島まで地図を持たずに、このソフト一本で対応できそうです。
自転車旅行なんかにもちょうど良さそう。
ここ数日、少し忙しくて書きたいネタがたまりまくっているのですが、さっと軽いエントリをひとつ。
akiyanさんがリリースされたはてなブックマークをミクシィ日記風に見せるサービス、ブクシィですがとてもいいですね。
ブクシィ
「日記感覚のブログにいきなりコメントがつけられた感覚」を視覚化する「ブクシィ」を作りました
個人的に新しいサービスを考えるときは、妄想が広がって気づかぬうちに大掛かりなサービスになっていて収束しなくなってしまうのですが、このようなThink Differentの発想で、ひとつのアイディアでユーザーに大きな驚きをもたらせられるというのがすごいです。
アイディアを足していくのではなく、シンプルに、いらないものをそぎ落としていくということの見本ですね。
同じように楽天のレビュー付人気商品をミクシィの日記風にみせるなんてこともできそう。(残念ながら、エンジニアではないので自分ではつくれないですけど・・・)
ニュースだけではなく、商品情報版のdiggのようなソーシャルサービスがあってもいいんじゃないかな、と思っています。
mixiをチェックしていたら、パッと目に入ってきたイベント。
建築家の安藤忠雄氏とクリエイターの新井満氏と未来の東京のあるべき姿について考えるイベントのようです。
こうゆうときはスケジュールも確認せず、即申し込んでしまうのが吉なので、早速申しこんでみました。
安藤氏の講演に参加するのは5年ぶりくらいだと思うのですが、その時は創造することに対する飽くなき飢えのようなものをひしひしと感じました。いまから楽しみです。
申込は上記のHPにて受け付けています。
前回のイベントでサインを頂いた安藤氏の著作
連戦連敗
創造は、逆境の中でこそ見出されるという言葉には勇気づけられます。
あすなろブログ2周年ということであすなろブログカンファレンスに行ってきました。
あすなろBLOGカンファレンス『スタート×キッカケ×ブログ』
休日ですが、大勢の人が来ていました。
ファシリテーターが徳力さん、パネリストとして上記の上原さん、和蓮和尚さんと一緒に参加させて頂きました。
会場にはブログを書いている人、転職をしたことのある人の割合がとても高かったようです。徳力さんの質問に手を上げている参加者の方々。
渡辺さんの話や、他の参加者の方の話などいろいろと気づかされることが多かったのでメモをしてきました。そちらは、また別エントリにて紹介してみたいと思います。
ブログを書いていて良かったと思うのは、自分自身はいろいろな事に興味を持つほうだと思っているのですが、そういった興味を持った物事、考えたことが普通なら発散して消えていくだけのところをブログならストックしていくことができるということですね。
それがオープンで誰でもアクセスできるということが、時には思わぬレバレッジを生み出すことにつながります。
音楽は楽譜という形態になって初めて再現性が確保され、欧州中の音楽家がそれを理解し、やりとりをすることで、他者の作品をキッカケに新たな楽曲を生み出せるようになりました。
ブログもフィードを通したり検索エンジンにインデックスされることでネット空間を流通し、ストックされ、シェアされ、また次の他のキッカケに繫がっているのだと思います。
先週末3日間、三重県の答志島へいってきました。
離島に住む同じ30代の暮らしを知りたい、ネットで地方の生活も便利になり情報の発信が楽にでるようになったことでどのような変化があったかを知りたいということで、離島に住むブロガーや30代の方のお話をきいてきました。
答志島ブログのミセス答志島さん
答志島ガイドマンブログの答志島ガイドさん
旅館しまの中村さん
非常に面白いお話をきいていくることができました。後日、ニュースサイトにて記事を公開する予定ですので、その際にはまた報告したいと思います。
答志島は人口3000人。島には信号もコンビニもなく、旅行者は車で島に渡ることもできないですが、ゆったりとした空気の流れる島で、とても子供の数が多いのが印象的でした。
島の西側、桃取の漁港
答志の集落から神島方面を眺めて
早速、ミセス答志島さんがブログにて取材時の様子を書いて頂いています。
取材にきていただきました!~島娘日記~
とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。同じ30代として変わらない生活と、島ならではの都会にはない生活、そして答志島ならではの空気をうかがってくることができ、いろいろな体験ができた取材旅行になりました。
ブルーレイは今後順調に普及していくのか?個人的にも興味のあるトピックでしたので、少し考えてみた内容を記事としてMarkezineに寄稿させていただきました。
DVDからブルーレイへの移行は進むか?映像メディアの現状とこれから
・記録メディアとパッケージメディアとしてのブルーレイ
・パッケージメディアの中でのレンタル用メディアとセルメディアとしての位置づけ
という観点から考えています。
DVDのセル市場が、DVDを頻繁に購入するコアユーザーと、ごくたまにしか購入しないライトユーザーとの二極化が進んでいるように思うのですが、ブルーレイ不要論のユーザーの多くがライトユーザーであり、コアユーザーに関してはブルーレイへの移行が急速に進んでいくのではないか?と感じています。
その前提として上記について整理してみましたので、ブルーレイや映像メディアについて興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
前職から共著にて執筆させて頂いていたモバイルサイト制作に関する本がいよいよ出版されることになりました。
プロセス・オブ・モバイル・サクセス 企画・発案から制作・運営・SEMまで携帯サイトを成功に導く55のポイントマイネット・ジャパンの藤川さん、平島さん、IMJモバイルの吉田さんらと共著させて頂きました。
下記で、書籍に掲載されている取材記事が公開されています。
序文にも書かさせて頂きましたが、携帯サイトのオープン化が進み、端末仕様が共通化していく中で、より少ない予算、少ない人数、小さな市場にて携帯サイトのビジネスが成立できるようになってきていると感じています。
そうした状況の中で、企画から開発まで留意しておくべき事項をまとめ、サイト制作の事例もあわせて紹介させて頂きました。
本屋などで目にして頂ける機会があれば、ぜひ一度手にとってページをめくってみてください。
インテルのブロガーMTGに続いてソニーの無料IPテレビ、brancoのブロガーMTGに行ってきました。4月はイベントが多いですね・・・。
まずはbrancoというのがそもそもなんなのかをご存知ない方も多いと思いますので簡単にご紹介したいと思います。
このbrancoというサービスですが、どういうサービスかといえば
国内初の無料IPテレビサービス
検索をするのではなくテレビをつける感覚ですぐに始まるサービス
6つのチャンネルでスタート
DVDソフトクラスの高画質映像を実現
さらに、
映像をみながらチャットでコミュニケーションを撮れる
但しチャットルームは入室は15名まで、閲覧は無制限
PPoSという新技術による広告システム
プログラム配信中でも一部の動画CMを視聴者ごとに異なる動画CMに差し替えることが可能
視聴可能者はフレッツ光ユーザー
NTTのIPマルチキャスト網を利用するためフレッツ光ユーザーを対象にしたサービス。マルチキャストに制限することで、逆にこの高画質を実現できたとのこと。
まとめると、YouTubeとは違いインターネット回線を使ったテレビ放送サービスで無料で楽しめチャットもできる、といったところでしょうか。
非常に意欲的なサービスではあると思うのですが、好きな製品を生み続けてきたソニーだけに少し疑問に感じたことを書いてみたいと思います。
キャズムを超えるために、手軽さか、高画質のどちらかに絞ってほしい
高画質で質の高いサービスを目指してユーザーを光フレッツ利用者にせざるおえなかったのでしょうが、そのことがこのサービスが目指していたであろう、簡単な、気軽に楽しめるサービスということから遠ざけてしまっている気がします。
通信環境がユーザーを選ぶだけでなく、視聴には会員登録や設定も必要です。ブログに貼付けたり会員登録をしなくても見られる動画サービスと比較してもこのハードルの高さが気になります。
設定を完了したユーザーがいかに使いやすいか?ということだけではなく、そもそも最初の設定をするためのユーザーの負荷をどれだけさげられるか。理想を言えば会員登録も設定も不要であるにこしたことはありません。
クライアントソフトのインストールが不要であり、Gyaoやヤフー動画のように動画視聴のためにページ遷移がなく、会員登録が不要ということがYouTubeの手軽さでもあり、人気の一因になったのだと思います。
デスクトップに貼るテレビという気軽さは、そこに至る過程まで含めて気軽なものでないと(環境を選ばない、外出先のノートPCでも楽しめる)広がりをうみだせない気がします。
逆にフレッツユーザーに特化して、高画質を売りにし、手軽さや、テレビのような身近さを求めるのではなく、そこでしか出来ないことをとことん追求するという方向性もあると思います。
旭山動物園の北極熊の様子をリアルタイムで高画質で放送したり、サーファーなら気になる波の様子を高画質で放送したり。ソニーの冠番組である『世界遺産』の未公開映像を24時間放送したり。
気軽で高画質なサービスではなく、とことん気軽に、あるいはとことん高画質なコンテンツを充実させるというサービスが最終的には多くのユーザーが体験したいものに繋がるのではないでしょうか。
無料IPテレビ、チャット、広告という3つの軸
またサービスの説明をきいて気になったのが、無料IPテレビ、チャット、動画広告と3つの要素が 中途半端にからみあっていること。
例えば、シリコンバレーのベンチャーなどであれば、YouTubeなどの動画サービスに対してチャットができるようにする勝手サービス、動画広告に特化したサービス開発など、3つの要素をそろえてひとつのパッケージとして提供するよりは個々の要素に特化したものを追求していくほうが成功確立が高いのではないかと思います。
広告配信システムなどは、技術そのものよりもクライアントネットワークにより十分な広告出稿が見込めることが重要であったりしますし、ソニーが全ての要素を揃えるよりは、逆にひとつに絞ってそれを追求していくほうが面白い結果が見られる気がするのは私だけでしょうか。
チャット、広告など全ての要素を平均的に改善していくのではなく、ソニーらしい斬新な概念を実現させるために取捨選択のはっきりとしたサービスが見てみたいです。
少し厳しめの感想になってしまいましたが、ブロガーMTG開始時点で説明のあった、
市場自体がシュリンクしていては、その中でシェアをとってもしょうがない。
ソニーとしてはビジネスを大きくしたい。
新しいドメインを持つというのがひとつの方向性。
そこからビジネスの芽をみつけていきたい。
先日購入した中古のデジタル一眼レフカメラ、PENTAX K100D用に望遠レンズを購入してみました。
購入したのは、中古で5000円と手頃だったsmc PENTAX-F80-200mm。デジタル一眼につけると120mm-300mm相当。週末の離島取材に向けて望遠レンズが1本欲しかったので、これでいろいろと写真を撮ってみたいと思います。
早速、いくつか試し撮りしてみました。
大分いい感じでズームした絵が撮れるようになりました。同じ位置から標準のズームレンズでも撮ってみました。
こうなってくると、もっと広角のレンズも欲しくなってきますね・・・。
先日、インテルで行われたブロガーMTGに行ってきました。
インテルのマーケティング本部の江田さんから、新しく発表されたインテルCentrino Atomプロセッサーのことを中心にお話を聴いてきました。
インテルとは?
設立されてから40年。今年が40周年
従業員9万人 売上383億ドル
日本の従業員は600人。東京に300人、筑波に300人
筑波にも拠点があるとは知りませんでした。マイクロソフトが75年設立ですので、インテルはそれよりも7年前に設立された会社なんですね。
インテルCentrino Atom
インターネットモバイル端末用の製品を新たに発表
より小さなプロセッサでポータブル製品に組みこまれる
小さく、少電力に
1円玉サイズの大きさ
通常のPCでのコンテンツがエラーなく見れるように/PCと同様の環境を実現
4700万個のトランジスタを搭載
右が今までのプロセッサーで、左がAtom。かなり小さくなっています。
モバイル・インターネット市場の活性化に向けてリリースされたプロセッサーということで、アイディアコンテスト及びアプリケーションの開発コンテストが4月10日から610月1日までおこなわれるそうです。
インテルのコンテストの詳細
http://www.intel.co.jp/go/contest/
(4/6現在はまだページがあがっていないようです)
ということで、集まったブロガーでコンテストの前哨戦としてモバイル・インターネット端末の新たな利用シーンを考えてみました。
私の参加したチームで考えたのが、野球場などのスポーツ会場で、ポータブルネットワーック端末を何百台とレンタルで会場限定でかしだすこと。
端末それぞれにカメラがついていて、みんなが撮っている映像をみることができると同時に、自分もその端末で他の端末に向けて動画を放送することができるというもの。
例えば、外野に座っている人でも、ネット裏や、一塁側スタンドにいる観客視点の映像が楽しめ、逆に他の観客に向けて外野視点の映像を流すことができると、野球観戦やスポーツ観戦がもっと楽しくなるのでは?と考えました。
他のグループの案で面白かったのが、端末が方位と傾きを検知して、端末を向けている方向の夜空を表示してくれるポータブルプラネタリウム(天空盤。天空盤というのも懐かしい響きですね)。
それと、旅行端末としてパスポートからチケット、電子マネー、ガイドブック、通訳・翻訳、ナビを全て兼ね備えた専用端末というものがありました。
モバイル・コンピューティングについて面白いアイディアをお持ちの方は上記のコンテストに参加してみるといいのではないでしょうか。私もコンテストが始まったらいくつか案を出してみたいと思います。
全体的に、いろいろと見所のあるイベントだったのですが、今インテルのページを見にいってもこのイベントの告知情報が消えているようです。おそらく既にイベントが終了したからなのだと思うのですが、ブロガー向けのイベントを行うのであれば、イベント告知ページは残しておいたままにしたり、トラックバックを受け付けることができたり、ユーザーからの声を受け付けるページなどを用意しておいたほうが、マーケティングとしてより効果を高めることができたのかな、と感じました。
そうはいっても自社でもそういった細かい対応は出来ていないと思いますね。大きな会社になってくると、トラックバックを公式ページに設置するだけでも大変だったりしますし。
自分のためのメモも兼ねてここで書き残しておきたいと思います。
プレゼントで書籍「愚直に積め!」を頂きました。
愚直に積め!
著者である辻さんとは以前newsingユーザーの忘年会にてお会いしたのですが、これが非常に面白く、土曜の深夜に寝れなくなってしまったので今ブログを書いています。
表紙が正直地味な印象を受けると思いますのでマーケティング的には損をしていると思うのですが内容は非常に深いです。ベンチャー企業を経営したいと思う人はもちろん、そこで働く人、新規事業を始めようという人、経営管理の仕事に携わろうという人、管理職をになるひとなど幅広い読者にとって非常に有益な内容が詰まっています。
タイトルから精神論的な本かな?と思っていましたが、ライフハックならぬコーポレートハック的な企業を経営するにあたって検討・実行すべき点が非常に分かりやすく辻さんの実体験も織り交ぜられながら書かれています。
歯に衣を着せない文章も読んでいて心地よく、いわゆるベンチャー関連本にありがちな高揚心をあおるだけの精神本でもなければネガティブさを売りにした保守的一辺倒の本でもないというのがいいですね。
私自身もいままでの体験から耳が痛くなるような言葉もあれば、漠然としていた以前感たことのあった問題点をはっきりと整理し理解することができたりしました。
まだ第1章しか読んでいないのですが、その中で小嶋勇氏による経営者としての心構えや日頃の行動などを再点検するための10の質問が面白かったので、このブログでも紹介してみたいと思います。
1.仕事をしていたら何時間でもやっていられる
個人的にはNo.ですね。もちろん時間を忘れて何時間でもできる仕事もありますが、そうでない仕事もかなりあります。
2.時間にはかなりうるさいほうである
これは全くダメですね。まだギリシャ時間というか、中学・高校時代に生活していた感覚で暮らしているところがあります。
3. 3年、5年、10年先の夢を持っているか?
1年後、3年後の漠然とした夢はありますが、まだ明確ではないですね。10年先となるとまるで描けていません。休日に時間をつくって考えてみたいと思います。
4.毎年毎年、何か会社で改革をしているか?
うまく出来た会社もあれば、そうでない会社もありますし、職位や会社の規模によって行えたことの規模も違いますが、これは多少はできてるかな・・・と思っています。
5.会議は2時間以内で終わらせている
経営陣であったことはないので、そこまで長い会議の経験はまだ今のところないですね。
6.時代の流れに乗っているか?
乗っているほうだと思います。多分。
7.社員に責任と権限を与えているか?
管理職でない方は関係ない、と思われるかもしれないですが自分の家族にあてはめてみるといいかも。子供に責任と権限を与えていますか?という具合に。
8.会社の印鑑は自分で管理し、必ず自分で判を押しているか?
これも単に判子に限らず、決済もそうでしょうし、家計のキャッシュフロー管理についてと考えることもできますね。最近はそれなりに出来ている気がします。
9.会社の美化をうるさく言っているか?
これも会社に限らず、自宅でも言えることかな、と。正直全然ダメですね。今日は掃除しようかな。
10.社内で挨拶と絵がを自分から率先しているか?
えらい人ほど、気さくで深々とお辞儀をされたりする人がいたりして背筋がひきしまったりしますよね。そういう大人でいたいと思います。
ということで、経営者たる者10問全部にYESと答えられなければ、会社を伸ばすことなどおぼつかないそうです。
もちろん経営者といっても個性はありますし、上記にあてはまらない場合もあるのでしょうが、このエピソードを自分との約束を守るということのひとつの例として辻さんが紹介されています。
ライフハックはいかにして、自分との約束を守れるようにするかという仕事術だと思うのですが,この本にはこのような会社・ビジネスのためのハックが満載で、これから読み進めていくのが楽しみな一冊です。
今日のNHKの番組「プロフェッショナル」ではウェブデザイナーの中村勇吾さんが紹介されていました。
中村さんの公式ページ?
yugop.com
中村さんといえば、NECのエコプロジェクトのウェブページデザインで有名ですね。
NEC ecotonoha
amaztypeという書籍のイメージでテキストを生成するサービスも中村さんがつくられていたとは知りませんでした。
そんな中村さんですが、8年前までは現在の仕事とは関係ないサラリーマンで、独学でサイト制作を覚え、あるサイトが注目をあびたことから現在に繋がっているんだそうです。
その中村さんの言葉の中で印象に残る言葉が多くありました。
「試行錯誤をどれだけできるか」
「(ウェブデザインにおいて理屈抜きの気持ちよさ、なんとなくやっちゃう生理的な気持ちよさが一番大事」
「最初に驚かせてすーと入ってもらって、その後にも驚きを持ってもらえることが大事。二度驚かせる。」
なかでも特に印象に残ったエピソードが、タイトルにも書いた『仕事は半年間だけ集中して行い、残りの半年は充電期間にあてている』ということ。
請負での仕事ばかりしているとアイディアが型にはまってしまうんだそうですが、見方をかえてみると半年間は自分のための投資の時間と割り切っているということですよね。
アウトプットを出していく一方で、常にそのアウトプットを高めていくための自己投資の重要性を認識させられました。
追記:
F-shinさんのブログにて、中村さんの独立前のことについて詳しく書かれた記事が紹介されていました。
BACKSTAGE REPORT ユニクロ ソーホー ニューヨーク店(「考える人」- 中村勇吾)
番組では紹介されていなかったエピソードも多数掲載されています。