Tuesday, September 24, 2013

シンガポール国立大学が広すぎてマジキチ スタンフォードに行ったとき以上に圧倒されました

ふとしたきっかけでシンガポール国立大学にいってきました。

全く事前知識を持たずに出かけたこともあって、行ってみたら広すぎてヒドい目に会いましたが、結果的にはこれが大当たりでした。

シンガポール国立大学はスタートアップや建築に興味がある人であれば、真っ先に訪れる場所だと思えるくらい素晴らしい場所でした。

画像を中心に紹介していきたいと思います。


社会起業家に関するイベントが夜に開催されているようだったので、その住所だけメモをとり、2010年版のガイドブックの情報を頼りにブオナ・ヴィスタ駅から95番のバスに乗って大学へ。(あとで、ケント・リッジ駅から直接行けた事を知りました)

途中から、シンガポール国立大学病院の建物が見えてきたので、そこからは大学の敷地なんだな、ということが分かりました。シンガポール国立大学という名前は知っていましたし、そこそこ大きな大学なんだろうな、とは思っていましたが小国であるシンガポールの大学から、有名だけれどそこまで広くはないだろうというのが正直な認識でした。


ところが、どんどん進んでいくつもバス停を通り過ぎ、丘を超えていっても一行に大学の敷地が途切れる様子がありません。だんだんととてつもなく広い大学であることがバスの中からでも分かってきました。

目的地としていた、シンガポール国立大学の美術館、そしてオフィスでグーグルマップで確認したときにその近くにあるようにみえたEducation Resource Centerまで大分あると思ったのですが(実はこの二つもすごく離れていました)、ワクワクしてきてキャンパス内を散策してみたくなったので、たまらずにCentral Libraryの目の前の丘の上にあったバス停で下車しました。

バス停の前に掲げてあったキャンパスマップをみてみると、どうやらかなり広い。日本の大学は比べるまでもなく、これってひょっとしてスタンフォード大学や、UCバークレーなんかよりもひろいんじゃないか・・・・と感じたくらいです。

まさかシンガポールにこんなに広大なキャンパスの大学が存在するとは。
こちらがシンガポール国立大学。赤枠でかこったところが敷地です。青線のところが歩いてみたところです。

くらべ地図で比較してみたところ、UCバークレーほどの広さがあります。



工学部のキャンパスはフランク・ロイド・ライト的なモダンな雰囲気。


日本の大学はこれと比べてしまうと、ゴミだな・・・と正直歩きながら思ってしまいました。アメリカの大学が世界ランキングで上位なのは当然だと思っていたけれど、シンガポール国立大学がこんなにスゴいとは・・・。いや、世界大学ランキングでアジアのトップにランクされる大学とは知っていましたが、実際にきてみるまでそのスゴさを全く知りませんでした。





この奥に見える、建物も実はシンガポール国立大学内の、生徒用の居住マンション。



こうした恵まれた環境で、東南アジアを始めとする多様性ある中で学べるというのは本当に羨ましいですね。シンガポールで起業をしている人たちの中で少なからず、こうした場を経ているというのを知ることができたのは良い勉強になりました。

正直、アメリカの大学よりも恵まれているかも・・・。大学時代にきていたら、日本の大学を中退して、シンガポールの大学に入ることを考えていたかもしれません。


工学部のキャンパスを抜けて、カルチャーセンター、そして高速をまたがってむこうにある真新しい地区へ。








このあたりはもうただ圧倒されていました。


まぁジムくらいはあるよね・・・と思ったのですが、

屋内ロッククライミングなんてものも!!!



凝った作りの建物。



もちろん大学は設備だけで決まるものではありませんが、ここまで豊かな環境には有無を言わせない力というものがあります。

とても優秀な学生が集まることが容易に想像できるだけでなく、この場から非常に高い人材力が巣立っていることが視覚に訴えられる感じです。


シンガポールという国の源泉はこうしたところにあるんだな、とすごく勉強になりました。アジアのハブ空港の位置を争う競争以上に、この大学環境は実際に目にすると衝撃的ですよ。グーグルコンプレックスが完全に霞んでしまうような場所です。

個人的にはMarina Bay Sandsとは比較にならないくらい、ガツンと衝撃を受けた場所となりました。ちょっと人生観が変わるようなできごとでした。

繰り返しになってしまいますが、スタートアップや建築に興味がある人でシンガポールを訪れた人は、このシンガポール国立大学を訪れてみるのがとてもオススメだと思います。

いまなら地下鉄のケント・リッジ駅、まるでイギリスのケンブリッジにかこつけたような名前の駅から行くことができます。

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