Friday, September 14, 2007

インフォテリアUSA江島さんの話。次の作品こそが自分のベストだと言い続けた い。続き

前回のエントリから、少し時間があいてしまいましたが、続きです。

インフォテリアUSA江島さんの話。次の作品こそが自分のベストだと言い続けたい。

■Lingrの開発
きっかは技術のタネ「Comet」
HTTPコネクションはりっぱなし。
今のウェブ・サーバのアーキテクチャではスケールしない
だからこそ、やる価値があるのでは?

APIを公開して、いろいろなサービスが作られる
Lingrvant翻訳
Lingr Notifier
lingr_notifier.jpg
Lingr Tickr
lingrtickr.html.jpg
Bot Reudy
Class Chat (Facebook APP)

■チーム構成
Architect: Danny
Designer: Chris Boone
Programmer: Satoshi Nakagawa
Philosoper: Kenn Ejima

■目標と現状
サービスリリース一年後の目標
 期待10万ユーザー
 同時接続1万本
 英語が70%

現実
 9000ユーザー
 同時接続600本
 日本語が70%

■今後
・なにが悪かったかははっきり学んだ
・根本的にモデルを変える必要がある
 ・早すぎる最適化は諸悪の根源
・少ないながらも熱狂的なユーザーの支持
・ゼロから再設計することにした

■チーム・組織についての話
ふしあわせな人は他の人をしあわせにできない
→まずは自分自身の充足感が大事

マシンは全員Mac 1人2台以上
購買無制限ルール
・生産性向上(脳のゆとりを増やす)目的の機材購入は自由かつ無制限というルール
・だだし、誰が何を購入したかはすべてオープンにする
・これだけで完璧に回る
ひとり年100万円使っても生産性が10%あがれば完全に元がとれる=最もオイシイ投資
(シリコンバレーのエンジニアの人件費はすごく高い)

勤務規定は不要
・出社不要、休暇無制限
・つい仕事をしたくなるプロジェクトを提供できるか
・基本、別々の場所ではたらく
・連絡はメール、IM、Lingr、Twitterで十分
・TracとSVNも外置き(社内システムゼロ)
・TracとSVNのログで互いの仕事ぶりがわかる
=透明性=相互評価

組織図は、
マネージャが上ではなく、マネージャがメンバーの下に。
逆ピラミッド。
マネージャーはメンバーの下で、メンバーを支えるために存在する。

最後に、
「次の仕事こそ、僕のベストだ、と言い続けたい」

 

ということで、最後の社内ルールについての話など、興味深いお話を多くお伺いすることができました。自分の生産性を上げるために、積極的に備品に投資をしていく姿勢は、個人的にも意識してみたいと思います。

まずは、時間を有意義に使えるようにストップウォッチでも買ってみようかな。

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