Tuesday, June 3, 2014

提言:イケダハヤト師は焼き畑農法的に季節ごとに地域を移り住むのがいいかも

イケダハヤトさんが、高知県に移住するという話がきっかけで東京で住むことや地方に移住することについて話題が盛り上がっていますね。

イケダハヤトは高知県に移住します。ブログタイトルを変えました→
東京で消耗するのは郊外だと思う。みんな千代田区に住もうぜ!

個人的にはどちらにも正解はあるし、ないとも思っています。

千代田区ではないですが、文京区にも住んでいたことがありますし、西新宿五丁目も今のように再開発が進む前に住んでいました。文京区は大手町にもすぐに出る事ができ、小さな一軒家を10万円程でかりてシェアしていました。

経済的なメリットを考えると、東京でも穴場であったりいい場所はたくさんあると思います。

い私は、嵐主演映画「ピカンチ」で「東京だけどどこか東京じゃない」と紹介された八塩団地ならぬ八潮団地に住んでいて、ここはコストパフォーマンス的にとても気に入っています。恵比寿の二人暮らし物件の最低価格帯よりも少し低いくらいの家賃で部屋の広さが倍になりました。

UR都市機構:品川八潮パークタウン



徒歩数分のところにスーパーもあり、(一時期ダイエーが閉店しましたが、他のスーパーが数ヶ月後に跡地に開店しました)緑が多いなど周辺の自然環境が良く、建物と建物の間が離れているため、窓の外の視線や採光に悩まされることがなく、品川と羽田空港のどちらにも20分で出れるので、出張が多かったり、旅行をすることが多い人は新幹線や飛行場へのアクセスが良くてとても便利です。

逆に、残念なところが、徒歩すぐのところに手軽な喫茶店がないところ。

ここは逆に、恵比寿に住んでいたときが最高で、深夜でも営業している良いカフェがたくさんあり、またその時間帯だと人も少ないということもあってセカンドプレイスとして自宅の部屋がわりに仕事をしたりするのには最高でした。

やはり家賃が高いところにはそれなりに理由がありますね。


さて、イケダハヤトさんが、高知に移り住む理由についても書いていますが、本人も一番目の理由として書かれているように「 端から見て面白いじゃないですか。ぼくが高知行ったら。」、移住することでのメリット、今後のネタを得るという意味でとても大きいと思います。

イケダさんは「まだ東京で消耗しているの?」とブログのタイトルも変えていますが、イケダさんが東京をすでに消費してしまったということだと思うんですよね。

東京にいるからこそ得られる人脈や、ネタ。そうしたものをあらかた消費してしまったタイミングなのかな、と思っています。例えば、大企業で働くことの不合理性や、スタートアップで働くという選択肢、そして20代での独立。

こうしたネタは、もちろん地方にいても発信できるのでしょうが、東京にいるからこそ語ることに意味があるネタだったりします。

そもそもスタートアップがほとんど周辺にはない地方都市。大企業で働くべきか、スタートアップで働くべきか、といった議論がそもそも成立しません。

また20代で独立、という話も農家を継ぐことが辺り前の場所だとこのテーマに関する読者の捉え方も全然変わってきますよね。

そうした大都市で生活することにまつわるネタの多くを消費した今、地方で住む事によって得られるネタや話題は、東京にいることではどうしても得られない一番の機会だと思います。今後はマイルドヤンキーにまつわる話題がでてきたりするのでしょうか。

なので、東京に住むことが消耗することか否かよりも、イケダさんが東京を消費してしまったという話だと思っています。

できれば、今後は季節ごとに焼き畑農法的に地方を写り住んでほしいですねw

春は京都、夏は群馬や北海道、秋は金沢、冬は福岡や札幌とかいかがでしょう。

また那覇の駐車場にかつては小型自動車のスマートを常駐させて東京と沖縄の間を往復したり、バルセロナに移住した尊敬すべき偉大な大先輩、高城剛さんにも改めてスポットライトがもっとあたるといいなぁーと思っています。