Tuesday, April 30, 2013

JVCケンウッドのヘッドフォン「HA-SZ2000/SZ1000」のブロガーミーティングに参加してきました

ITmediaで行われたJVCケンウッドのヘッドフォン新製品のブロガーミーティングに参加してきました。

今回視聴してきたのがHA-SZ2000とHA-SZ1000の2モデル。



この二つの製品についてほぼ予備知識がない状態で参加してきたのですが、低音用と中・高音用の別々のドライバを2つ利用しているというかなり凝った作りとなっています。


2つのドライバを組み合わせることで、全体として低音から高音まで綺麗に音がでるヘッドホンが実現しています。もちろんドライバの物理的な重ね方や音の出し方によって出てくる音も違ってくるので、ダブルチャンバー方式という二つの空間を通して低音を抽出していたりと創意工夫がいろいろと盛り込まれています。



HA-SZ1000は市価で25000円、HA-SZ2000は35000円。構造はほぼ同じで、SZ2000のほうはケーブルが銀コートOFC線にグレードアップし、イヤーパッドとヘッドパッドの素材がより上質なものとなり、中のシリンダーがプラスチック製のものから真鍮製のものとなっています。また、イヤーパッド外部の部分の塗装や処理が2000のほうがより高級感がある仕上げとなっていますね。

正直、この違いで10000円の差があるかな、と思いながら視聴してみましたがSZ2000のほうが中・高音域で解像感が高まり、音の抜けがはるかに良くなっていると感じました。


左がHA-SZ1000のシリンダー、右がHA-SZ2000のシリンダーです。両モデルで音に関連する違いは内部の線の材料とこのシリンダーくらいなのですが、それだけでもかなり音が変わることを視聴で実感することができました。

この製品、音質は素晴らしかったのですが、会場でも指摘がでていましたがポータブルで持ち歩くには、大きい・・・ですね。


少しでもコンパクトにできるように、片側だけ中に折り込むことができます。

ヘッドホンが大きくても構わないから外でも上質な音を楽しみたい、あるいはたまに持ち歩くが自宅や仕事場での使用が中心だったり、移動するときも車での移動がメインという人に向いていそうですね。


久しぶりにじっくりとヘッドホンの音の質をじっくりと聴いてチェックしてみるという体験ができて面白かったです。




Tuesday, April 23, 2013

enchantMoon touch & tryイベントに行ってきました

enchantMoonというペン入力を軸にしたタブレット端末を一度みてみたかったので昨日の夜ゲンロンカフェで19:00から行われたtouch & tryイベントに行ってきました。

会場前に着いたのは19:30頃。ところが、6Fにあるゲンロンカフェのビルの前ですでに行列ができてる・・・・

困ったなーと思って並ぼうとしたら、さらに後ろのほうで行列が続いていました。


待っていると、UEI清水さんが自ら予約用紙を配ったり、待っている行列の前で路上スタンディングプレゼンを始めたり、と待っている人をフォロー。五反田で飲んでいる通行中のサラリーマンは、「なんの行列だ、これ?」と驚きの様子。


どのくらい時間かかるかなーと待っていたら、僕のちょうどすぐ後ろでこんな表示が。なんと「240分待ち」。ゲンロンカフェの中にはおそらく100人程いて、外には目視で300人弱いる感じだったので、確かに一人が1分端末を触ったとしても数台しかない端末だと2,3時間はかかるかなーと頭の中で計算。


このパネルを持っている人からさらに後ろがこんな感じでした。


行列で待っている人のために、ハードモックが回ってきました。ハンドル付のデバイスというのは新鮮。

この辺りでお腹も減ってきたので、さらに最低でも1時間は待つかなーと思ったので、先にイベントにきていた友人がでてきたところで、行列離脱。

友人のほうがenchantMoonを予約したということだったので彼の端末が届いたら遊ばせてもらおうと思っています。

先にどんな製品かみてみたかったのですが、触れても数分で製品もまだチューニング中のようだったのと、この日はイベントの雰囲気や、どんな人がenchantMoonに興味を持っているのかを感じることができたので、それで十分かな、とあきらめました。

余談ですが、僕の後ろに並んでいた人の立ち話で聞こえてきたのが、UEIという会社は知らなかったけれど、Gunosyでピックアップされた記事を読んでenchantMoonを知り、このイベントに参加したとのこと。Gunosyかー

ギズモードの記事によると、enchantMoon、一時間で1000台の予約が入ったとのこと。このイベントに参加した人で予約した人も結構いそうなので、2000-3000台くらい予約が入ったのかな?いまは第二ロットの予約を受付ているようです。




Wednesday, April 17, 2013

4Kテレビが早くも1500ドル以下に/4Kはコンテンツからではなくハードから普及するのかも

アメリカの話ですが、先日ソニーの4Kテレビが55インチで50万円になったことをきっかけに記事(ソニー復活となるか?4Kテレビは意外と売れるかもしれない)を書いたそばから、こんなニュース。


チューナーの仕様など詳細は不明ですが、いやはややっすいですね・・・。

いっきに3D対応HDテレビはおろか、通常のHDテレビとも競争できそうな価格です。

東芝が昨年発売した4Kテレビ、REGZA 55XS5が市場価格30万円を切ってきていますし、4Kテレビも50インチを超えるサイズで20万円前後というのが当たり前になってくるのでしょうか。

4Kテレビは、そもそも4Kの動画コンテンツがほとんどないことからコンテンツが普及してこないとニーズが生まれてこないと言われていましたが、ここまで安くなってくると逆にハードウェアの普及が4K動画コンテンツの普及を促すという構造になるのかもしれませんね。

そうなった場合、ソニーはテレビの普及は他社にまかせて4Kコンテンツ制作者向けにプロ用カメラや編集機材を供給することで利益確保できるか。思いのほか動きが早い市場となりそうです。


Tuesday, April 16, 2013

ソニー復活となるか?4Kテレビは意外と売れるかもしれない

ソニーの新しい4Kテレビのラインナップと市場推定価格が報道されていましたね。

価格は55インチで50万円とのこと。

ソニーの4Kテレビ BRAVIA X9200Aは6月発売、55型 50万円・65型 75万円前後

50万円は高いのか?

いま発売中のソニーの4Kテレビは84インチで170万円程ですから、かなり思い切った価格を打ち出してきたという印象を受けました。

現在、4KではないHDの液晶テレビであれば55インチで安いものは10万円を切るようになってきていますので、5倍近い値段がするということになります。決して安い商品ではないですよね。

この4Kテレビの画質がどのくらい綺麗なのか先日ビックカメラでチェックしてきました。
4Kソースでないと真価が出ないのでしょうが、ものすごく鮮明な画像にうっとりとなりました。

生涯にじっくりと観れる映画は限られている。そのための極上の時間

50万円が安い価格ではないものの、この質であれば一定の市場がつくれるかもしれないと感じました。4Kの動画ソースが今後どれだけ充実してくるかも鍵となりますが、人が生涯にじっくりと観れる映画の本数は限られています。

その限られた機会を最上の画質で楽しみたいと考える人にとって4Kテレビは魅力的な商品です。

車を買うよりも安い商品ですし、老後10年という限られた時間の中で最高の画質で映画鑑賞を楽しみたい。そこまでいかなくとも一年に映画を数十本、数年の間で観る映画の時間をより充実したものにしたいと考える人は結構いるかも、と思いました。

自宅にシネマルームやプロジェクターを買ってしまうユーザーであれば50万円は届かない価格ではありませんし、アメリカや中東、中国の富裕層であれば問題にはならない価格だと思います。

ピュアオーディオの世界では高額オーディオ機器の市場が成立しているわけですから、テレビでも成立しうるでしょう。

また動画を楽しむだけでなく、一眼レフで撮影した高画質な写真を楽しむディスプレイとして使いたいというニーズもかなりあるかもしれません。カメラ本体やレンズを数十万円で購入する層がいるわけですから、その画質を楽しむ表示装置として50万円は許容できない価格ではないかも。


Huluなどの動画ストリーミングサービスでカジュアルに映画を観る市場がテレビ市場よりも大きくなるのは間違いないと思います。映画を自宅で観る人は今後、テレビで観る人よりもタブレットやスマホで観る人のほうが世界的にも圧倒的に多くなるとおもいます。

ただ好きな映画、名画を観る時間をできるだけ良い質にしたいと思うユーザーも一定数存在し続けるはずです。

下落する販売価格によるユーザーの買い控えにどう対処できるか?

そのためにこの4Kテレビ市場が成立するかどうかは4Kの動画ソースがどれだけ充実するかだけでなく、HD液晶テレビの価格下落で消費者が持った「今の販売価格」への不信感にどのようなアプローチで取り組んでいくのかにかかってくるのだと思います。

4Kテレビが今のHD液晶テレビ並の価格になれば当然、今のHD液晶テレビの市場を駆逐することになるわけですが、そうなるとHD液晶テレビの販売価格にどんどんと近づいていき一定の閾値を超えて値段が下がるまでは4Kテレビはごく一部にしか広がりません。

そこで、この商品が本当に欲しいと思う人にだけプレミア価格で商品を販売していくという高級オーディオがとっているのと同じプレミア価格戦略をとることもできます。

ただ今までのテレビ価格の急落をみてきたユーザーは、4Kテレビの価格も急落していくはずで安くなるまでは買い時ではないと考え、こうした高額商品が買える層においても買い控えが続くかもしれません。

価格下落はテレビだけでなく比較的プレミア価格を維持できてきた高級オーディオの世界でも見られますが、高級ヘッドホンなど高価格を維持できている分野もあります。


4Kテレビが高価格帯商品としてのプレミア市場を形成できるのか。

それとも価格がHD液晶テレビに限りなく近づいていく我慢比べの市場になっていくのか。

そうではなくアップルが行なってきた他よりも魅力的で高品質な商品を少し割高な価格で販売し、市場を形成していくリーダー的なポジションを目指すのか。


ソニーは4Kテレビ市場を利益貢献する市場として構築できるのか。

今後の4K市場への各社の取り組みが楽しみです。

追記:ソニーはテレビではなく映画体験装置として売るのがいいのかも

極論すると、ソニーはテレビをテレビとして売らないほうがいいかもしれないですね。テレビ放送を観るものとしてのテレビではなく映画を観るためのテレビ。ソニーの4Kテレビを買う人に、ソニー・ピクチャーズの4K画質の映画をもれなく無料でみれるというコンテンツ特典をバンドルして売ってしまったほうがいいのかも。


Monday, April 15, 2013

そうだね、でも別に減るものじゃないし、挨拶はしたほうがいいと思うよ(・∀・)ニコッ

週があけてイケダハヤトさんがとても筋道だった書き方をされていて少し戸惑っています。

私も下記のようなエントリを書いてみたのですが、
イケダハヤトさんの記事に感じる論理的でない点 #ブログ論争
山本さんとの対談を通じて何か変化があったのかもしれないですね。

イケダさんの
BLOGOS:たかが挨拶ぐらい、できなくてもいいんじゃない?
という記事について皆さんがいろいろと議論を交わしているのを楽しく拝見させて頂いています。

今回のイケダさんの意見はいろいろと共感できるところがありますね。私も帰国子女ということもあり挨拶は苦手なほうですし。Facebookのタイムライン上でもいろいろな意見がみられます。

そんな中、ある投稿をみて、ちょっとガツンとやられてしまいました。


イケダさんのように「挨拶なんてできなくてもいいよね?」とN氏(仮称)が当時の彼女に話したところ、「そうだね、でも別に減るものじゃないし、挨拶はしたほうがいいと思うよ(・∀・)ニコッ!」と言われて返す言葉がなかったというエピソードが紹介されていました。

ご本人から、「ブログで紹介してもOK」ということでしたのでここに書いてみましたが、
その元カノ`・ω・´)カッコヨス。


さらっとそんな風に話せる人に憧れます。
年齢関係なくオトナ力の高い素敵な人には勝てないですね・・・

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Saturday, April 13, 2013

イケダハヤトさんの記事に感じる論理的でない点 #ブログ論争

昨日、遅れてきた60年代イケダハヤト #ブログ論争という記事を書いてみました。

その中でイケダハヤトさんの書いている記事が論理的でない点が多いので好きではないと書いたのですが、イケダハヤトさんが「イナゴの王」やまもといちろう氏との対談を終えてという記事を出されたので、この記事を例にどういった点が論理的でないと感じるのか紹介してみたいと思います。

動機となっているのが、論理的でない思考展開の中で議論を重ねても建設的な方向に進まず発散していってしまうんですよね。そこがもったいないなーと常々感じています。

「イナゴの王」やまもといちろう氏との対談を終えて

上記の記事でイケダさんは元切込体長の攻撃性を
②法的には犯罪ではないが、やまもとさんの正義感に反する行為を裁く(安藤美冬さんのマルチ商法関与)
と紹介しているのですが、その後で
まず、②は「私刑」そのものです。法的には問題ないけど、俺が許せないから裁いてやる、という論理は危険です。 
と書いています。

イケダさん自身が「やまもとさんの行為は正義感に反する行為を裁く」と書いているようにやまもとさんが行っているのは、(安藤さん)個人に対してではなく彼女の行為に対するものであって個人攻撃ではありません。

そしてこの行為がなぜ私刑にあたるのか、というのが論理的に説明されていません。

「法的には問題ないけど、俺が許せないから裁いてやる、という論理は危険」というのはその通り。

でもなぜ、②が「私刑」そのものなのだとイケダさんは考えるのか
個人がブログの中で他者の行為を批判することがなぜ「裁く」という行為にあたるのか。

上記の例でいえば、安藤さんのほうで異論があるのであれば山本さんに対して反論することができるわけですし、そこには裁くもの、裁かれるものという一方的な関係はないかと思います。

続けて、イケダさんは、
③単純に突っ込みたいからユーモラスに絡む(池田信夫さん、ハックルベリーさん)
 ③については、ぼくは相変わらず賛同しません。どれだけ面白かろうが、見せかけの「愛」があろうが、それは子どものいじめと変わりません。何より、人々の攻撃性を煽るという意味において、倫理的な問題があります。
と書いています。この考えは理解できます。

しかし当のイケダさんが、元切込体長のやまもとさんを、「イナゴの王」と論じるのは上記でイケダさんが指摘しているユーモラスに絡むという行為そのものではないでしょうか。

いじめられているのだからいじめ返して良いという論理なのか。

イケダさんがユーモラスに絡むのは良くないと主張しているのに、ユーモラスに絡み返しているのは矛盾していると感じます。

もしイケダさんがユーモラスに絡むという行為がダークサイドに落ちるということだと考えるのであれば、ダークサイドを使わずに論じるべきでしょう。

最後に、イケダさんは記事の中で、
1.イケダさんが感じる山本さんの攻撃性を3つに分析
2.それぞれの分析について言及
3.発信者であることの倫理性について
4.発信者である以上抱えることになる倫理的問題について
5.誰もが発信者であるべき
という順序で論じています。

ここで4番から5番への議論の展開がひどく唐突です。

記事を読んでいると、この筆者は何を言いたかったのだろう、と感じる部分です。

この記事が、山本さんに対する攻撃性とその問題点について書かれたものであるとしたら、1から4までの文脈は理解できます。

5番は単独で良い事を書いていると思います。

ただ4番から5番へと議論が展開する理由がわかりません。

また5番で
ぼくとやまもとさんが示しているように、自分の言いたいことを言って、誰かを傷つけようが、恥を書こうが、死ぬことはありません。
とイケダさんが書いていますが、その前に「ユーモラスに絡むのは良くない」と論じておきながら、「言いたいことを言って、誰かを傷つけようがやむを得ない」とも書いているのです。

この二つは完全に矛盾しているのではないかと思います。

ということでイケダハヤトさんの記事には部分部分で賛同できる点があるのですが、もう少し論理的に整理して欲しいなーと思っています。

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遅れてきた60年代イケダハヤト #ブログ論争

先日行われたやまもといちろう x イケダハヤトのトークイベントを前半はニコニコ動画とUstream,後半は後日Naverまとめのログでチェックさせて頂きました。

やまもといちろう ×イケダハヤトの #ブログ論争 書き起こし

やまもとさんの一方的なラッシュだったものの、いくら打たれても倒れず打ち返しもしないイケダハヤト、という試合内容で結果ドローといったもの。

そこでこの期に乗じて個人的に感じていたことなどを書き綴ってみたいと思います。


まずイケダハヤトさんにはお会いしたことがないので、どういった方か存じていないのですがイケダハヤトさんの文章は率直に言えば僕はきらいです。

理由は知的でないし稚拙だから。

何が稚拙だと感じるかというと、イケダハヤトさんのブログ記事は意見としては共感できることが含まれていたりするのですが論理展開がおかしいことが多い。

例えば、AというものとBというものがあってこの両者を比較するときに、Aはピンキリのピンを例としてあげ、Bはピンキリのキリを例として取り上げて比べているといった具合です。ノマドのピンであるプロブロガーとサラリーマンのキリである社畜を対比したり。

またイケダさんの仮説を支えるものとしてあげられている事例が矛盾を抱える物であったり、ロジックとしておかしいと感じるものが多くて読んでいてイライラすることが多いのです。

読みながら同意するよりも、思わずツッコミを入れざるおえない感じ。

全く同意できないのではなくて、「ふむふむ、そういう意見なのか」と読んでいるところに、「それとこれを混ぜるとそもそも前提の意見がおかしくなってこないか?」となってイライラ。

事実あっての仮説ではなく、仮説あっての事実をピックアップされているように思える記事も多い。このあたりは「思いついたままに書いていく」というイケダハヤトメソッドの副作用なのかも。イケダハヤトさんの著作は読んでいないので、著作のほうでは違った感想を持つかもしれません。

またイケダさんは記事ごとにその都度自説を主張するための意見を展開されているのですが、イケダハヤトさんの書いた記事同士で意見がひどく矛盾していることも多い。

ノマドを礼賛しながら、不安定な仕事をしているノマドと定職を持つ奥さんという組み合わせは最高だーという主張が同じ口から発せられていたりするので、なんじゃそりゃー、となるわけです。

余談ですが、イケダハヤトさんは個人攻撃の批判は良くないと論じていますが、イケダハヤトさん個人を批判している人は少数でイケダハヤトさんの文章や、考え方についてここはおかしいんじゃないか、と批判をしている人が大多数なんじゃないかなと思っています。個人批判ではなく、あくまでも批判されているのは師の考え方や文書だと思うのです。

村上春樹が嫌いと書いている人は個人としての村上春樹が嫌いなのではなく、村上春樹の著作が嫌いなのと同じように。


そんな風に個人的には捉えているイケダハヤトさんの記事ですが、なぜこれだけ耳目を集めて取り上げられるのかな、と疑問に感じていました。

煽りマーケティングがうまくいっているから?

マイケル・サンデル教授の授業で、あきらかに分が悪い側の意見を主張する人がいないとき、展開する意見が稚拙でもそこで手を挙げた人が指名され、おもいっきり発言する機会が与えられるのを見てズルいなー感じるのと同じようなものかな、とも考えたり。

そんなことをブログ論争について語っているブログを眺めて考えていたときに、表題のフレーズが頭に浮かんできました。

遅れてきた60年代イケダハヤト

社会への復讐を公言しているイケダハヤトさんですが、この言葉をきいていて何かとても手垢がついた言葉のように感じていました。

「遅れてきた60年代」というフレーズが頭に浮かんだときに、その言葉が全てを説明してくれたような感じがしました。

反社会、反体制、独立独歩、フリーダム、自由、既存の価値観の否定、若者による社会の否定。

こういった主張は60年代に起こったヒッピームーブメントそのもので、いまのイケダハヤトさんの主張そのものではないでしょうか。(僕も直接は知らないけれど。同じイケダ姓の池田信夫さん世代かな)

そう考えたときに、イケダハヤトさんのブログが良くも悪くもなぜこれだけ取り上げられているのか理解できたような気がしました。

それにしてもブログって、本当にいいですね。

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Friday, April 12, 2013

日本限定のLINEスタンプを購入して海外ユーザー向けに販売するスタンプ代理購入サービスが人気

台湾に住む先輩から教えて頂いたのですが、日本のLINEのスタンプを購入して、海外のユーザー向けに販売する代理購入するサービスというのがあるんですね。

日本のLINEのスタンプの多くは日本のLINEユーザーでないと購入できないのですが、購入したスタンプは違う国のユーザーでもプレゼントができるため、代理で購入するというサービスが広まっているようです。

Facebookで「代購」「LINE」というキーワードで検索するといろいろと出てきます。



こんな感じで日本のスタンプが紹介されています。

日本 Line 貼圖代購代送 in HK


こうしたマーケットが海外でも出てくるLINEの勢いはすごいし、面白いですね。




Tuesday, April 9, 2013

携帯電話の歴史を変えた日本の5台の名機

携帯電話の歴史に残る「世界を変えた」12台の名機という記事にあやかって、日本の携帯電話の歴史を変えたと思う5台の名機をピックアップしてみました。

F501i
言わずとしれたiモード初号機
ボタンがオレンジ色に光っていてデザイン的にも今でも通用しそうなストレート端末でした。


N503i
NEC製の二つ折り端末が最も勢いのあったころの端末。この端末からiアプリ対応となり、Javaアプリが携帯で当たり前に。


W11K
W11Hとともに当時携帯電話初のパケット定額制だったEZフラットに対応した端末。この端末からパケット定額制が日本に広がった。通称ガンダムケータイ。


J-SH04
写メール普及に大きく貢献したシャープの初号写メールの端末。


J-PE01
写メールがブームとなる前で当時人気のなかった?Jphoneで気をはいていたパイオニア製端末。


手書きもできて、ボタン代わりに全面タッチパネルの液晶というiPhoneを先取りしたような端末でした。これは当時欲しかったなー。


上記に加えてジョグダイヤルを採用したソニーのSO101、au design projectのinfobarやtalby、ワンセグを初めて採用したW33SA、オーディオプレイヤー機能を搭載したソニーのC404Sとかも入れてみたいところです。


Monday, April 8, 2013

hodouken画像が生まれたのは女子高生だったから

波動拳や魔貫光殺砲の画像を撮るのがバズりましたがが、これが女子高生から流行ったのはスカートの威力だと思うんですよね(完全に後付けですが)。


スカートだからこそ吹っ飛んでいる感が写真によく出たんじゃないかなーと思っています。

FBのTL上で、男子高校生がやっているのあんまないよね、という話題が出ていたのですがスカートじゃないとこれだけ効果的には見えないんですよね。だから必然的に女子高生からこうした写真が生まれたのかも。

他にも空中静止画像に適した服装というのがありそうですね。

浮遊少女のこの写真なんかは、手に持った袋がいい効果を出しているとおもいます。






思ったよりもいいじゃない?持ち歩き専用としてのコンパクトなテザリング御用達スマホP-01D

Galaxy Noteを紛失し、ケータイ補償サービスを利用して代替品が届いたのですが1年弱で飽きてきたところだったのですぐに手放し、新しい白ロム端末を購入することにしました。

 そこで選んだのが新品でも7000円程で販売されているP-01D。

iPad miniを購入してから、絶えずタブレットを外出時も持ち歩くようになったため(iPadの時はできなかったことです)、あるだけ使い倒していたGalaxy Noteのような大画面、高解像度端末を持ち歩く必然性がめっきりと少なくなりました。 

音声通話用にはW880iという小型のストレート3G端末を持ち歩いているので、極端な話WiFiルーターでもOKなんですよね。 

ただWiFiルーターの場合、パケット定額の契約をXiパケ・ホーダイからXiデータプランへと変更しなくてはなりません。プラスXi割を適用できれば、2年縛りのないXiデータプランの場合は月額5450円なのですが、そうでない場合は7455円とかなり高額。そうなると2年縛り前提で月額5985円に割引される「Xiデータプラン フラット にねん」を選択することになるのですが、そのタイミングで基本料金のタイプXiにねんとは別の2年縛りが発生してしまいます。 

ということで、テザリングができるスマホで小型のもので、安価なものを探していたところ、このP-01Dに辿り着きました。 

今回はドコモのSIMで利用しますが、他社SIM(イオンSIM等)でもテザリングができてしまう数少ない端末のようです。

 P-01Dの大きさはとてもコンパクトでiPhone 4よりも厚みはあるものの高さも幅も小さく、コンパクトで軽量。

ネットでは結構酷評されている端末でメモリが少なく、すぐに落ちてしまうためルートを取ってプリインストールアプリを削除しないと快適には使えないという意見が目立ちましたが、初期状態で更新をせずアプリをほとんど入れなければ、特にモッサリしているということはなく結構快適に動いています。

LTEには対応していないものの、テザリングも簡単に、快適にできています。

またシャープのIS01を触っていても感じたことなのですが、このP-01Dもハードウェアの作り込みはしっかりしていていいですね。サムスンのGalaxy Noteはサクサク動きますが、しばらく使っていると、本体と全面ガラスの嵌め込みの精度や、スピーカーのための穴あけの精度があまり高くないのが気になりました。(気にならない人は気にならないレベルだと思いますが・・・)

凋落している日系メーカーですが、腐っても・・・ではないですが、ハードウェアとしての作りはしっかりしているな、と改めて実感。

なかなかいい端末だと思います。

欠点といえば、電池カバーが固すぎて、一度嵌め込んだらなかなか外せないこと。前面下部のカラー部分と背面をすっぽりと覆う構成となっているので外れにくいです。

ただ電池カバーを取り替えれば全く違う色の端末として利用できるようになっており、この端末のカラバリは電池カバーの違いだけとなっています。

中古の白ロム端末としてはマゼンダ色が不人気のようですが、800円程だせば別の色の電池カバーを購入することで別の色の端末として使えてしまいます。まるでNOKIAの端末のような感じです。

しばらく大画面スマホを利用してきましたが、持ち歩けるサイズのタブレット端末を使い始めた結果、逆に小型でコンパクトなルーター代わりのスマホがいいかな、と思って購入してみましたが結構しっくりときています。

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