Tuesday, April 30, 2013

JVCケンウッドのヘッドフォン「HA-SZ2000/SZ1000」のブロガーミーティングに参加してきました

ITmediaで行われたJVCケンウッドのヘッドフォン新製品のブロガーミーティングに参加してきました。

今回視聴してきたのがHA-SZ2000とHA-SZ1000の2モデル。



この二つの製品についてほぼ予備知識がない状態で参加してきたのですが、低音用と中・高音用の別々のドライバを2つ利用しているというかなり凝った作りとなっています。


2つのドライバを組み合わせることで、全体として低音から高音まで綺麗に音がでるヘッドホンが実現しています。もちろんドライバの物理的な重ね方や音の出し方によって出てくる音も違ってくるので、ダブルチャンバー方式という二つの空間を通して低音を抽出していたりと創意工夫がいろいろと盛り込まれています。



HA-SZ1000は市価で25000円、HA-SZ2000は35000円。構造はほぼ同じで、SZ2000のほうはケーブルが銀コートOFC線にグレードアップし、イヤーパッドとヘッドパッドの素材がより上質なものとなり、中のシリンダーがプラスチック製のものから真鍮製のものとなっています。また、イヤーパッド外部の部分の塗装や処理が2000のほうがより高級感がある仕上げとなっていますね。

正直、この違いで10000円の差があるかな、と思いながら視聴してみましたがSZ2000のほうが中・高音域で解像感が高まり、音の抜けがはるかに良くなっていると感じました。


左がHA-SZ1000のシリンダー、右がHA-SZ2000のシリンダーです。両モデルで音に関連する違いは内部の線の材料とこのシリンダーくらいなのですが、それだけでもかなり音が変わることを視聴で実感することができました。

この製品、音質は素晴らしかったのですが、会場でも指摘がでていましたがポータブルで持ち歩くには、大きい・・・ですね。


少しでもコンパクトにできるように、片側だけ中に折り込むことができます。

ヘッドホンが大きくても構わないから外でも上質な音を楽しみたい、あるいはたまに持ち歩くが自宅や仕事場での使用が中心だったり、移動するときも車での移動がメインという人に向いていそうですね。


久しぶりにじっくりとヘッドホンの音の質をじっくりと聴いてチェックしてみるという体験ができて面白かったです。




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