Wednesday, September 12, 2007

水を大切に。雨水を再利用する。

今日、ランチに寄ったカフェで素敵なフリーペーパーを発見しました。

aqualog
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水の大切さと、その考え方から広がるクリエイティブなライフ・スタイルを紹介しているフリーペーパーです。

この号の特集は、雨水の再利用についてでした。

東京の水道料の消費量は、年間約20億立方メートル。
対して、降水量は年間約25億立方メートル。

数字だけをみれば、離れたダムなどの水源地を確保しなくても、雨水だけで東京で必要な水が確保できることになります。

NPO法人「雨水市民の会」の村瀬さんのこんなコメントが紹介されていました。
捨てるから、ためるへ。
遠くのダムへの全面依存から、足元の水源による水源の自立へ。
ライフラインへの依存から、ライフポイントの強化へ。
最後のライフポイントの強化という考え方が面白いですね。ネットワークの分散処理や、ウィキノミクスのような集合知・コミュニティによる生産(ピアリング)に近いものを感じます。

グローバル化が進む社会ですが、地域でできることを地域でまかなう。この考え方が地球環境を守ることにも繋がると思います。

両国国技館に雨水利用の設備が設置されており(あの巨大な屋根に降った雨が集められていたとは、知りませんでした。)墨田区には雨水タンクが300基以上設置されているそうです。こうして貯められた雨水が、トイレや植木への散水に使われ、災害時には飲み水にも利用できるとか。

この他にも、エコで心温まるエピソードが幾つも紹介されています。

こちらのフリーペーパーですが、栗田工業という会社がつくっており、無料送付も行っているようです。

栗田工業のホームページ
www.kurita.co.jp.jpg
1.栗田工業トップページ左下「広告・PR誌」をクリック
2.aqualog「定期送付のお申し込み」をクリック
3.必要事項を記入して送信

ご興味ある方はどうぞ。

1 comment:

  1. 墨田区での雨水利用の話、大変参考になりました。ありがとうございます。

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