aqualog
水の大切さと、その考え方から広がるクリエイティブなライフ・スタイルを紹介しているフリーペーパーです。
この号の特集は、雨水の再利用についてでした。
東京の水道料の消費量は、年間約20億立方メートル。
対して、降水量は年間約25億立方メートル。
数字だけをみれば、離れたダムなどの水源地を確保しなくても、雨水だけで東京で必要な水が確保できることになります。
NPO法人「雨水市民の会」の村瀬さんのこんなコメントが紹介されていました。
捨てるから、ためるへ。最後のライフポイントの強化という考え方が面白いですね。ネットワークの分散処理や、ウィキノミクスのような集合知・コミュニティによる生産(ピアリング)に近いものを感じます。
遠くのダムへの全面依存から、足元の水源による水源の自立へ。
ライフラインへの依存から、ライフポイントの強化へ。
グローバル化が進む社会ですが、地域でできることを地域でまかなう。この考え方が地球環境を守ることにも繋がると思います。
両国国技館に雨水利用の設備が設置されており(あの巨大な屋根に降った雨が集められていたとは、知りませんでした。)墨田区には雨水タンクが300基以上設置されているそうです。こうして貯められた雨水が、トイレや植木への散水に使われ、災害時には飲み水にも利用できるとか。
この他にも、エコで心温まるエピソードが幾つも紹介されています。
こちらのフリーペーパーですが、栗田工業という会社がつくっており、無料送付も行っているようです。
栗田工業のホームページ
1.栗田工業トップページ左下「広告・PR誌」をクリック
2.aqualog「定期送付のお申し込み」をクリック
3.必要事項を記入して送信
ご興味ある方はどうぞ。
墨田区での雨水利用の話、大変参考になりました。ありがとうございます。
ReplyDelete