Saturday, May 12, 2007

ブラックベリーはなぜアメリカでヒットしたか? その1

一昨日まで、海外で人気の高いビジネス向けスマートフォン、ブラックベリー(BlackBerry)のイベント「Wireless Enterprise Symposium 2007」が米国フロリダ州オーランドで開催されていました。

Wireless Enterprise Symposium 2007
www.wirelessenterprisesymposium.com.jpg
参考記事:
【WES 2007】米国で業務用携帯「ブラックベリー」のイベント開催,3000人以上が参加

ブラックベリーを日本で目にする機会はありませんが、海外から日本に出張されてくる方がほとんどお持ちであったり、アメリカで空港に到着をすると、機内でブラックベリーを手にする人が多いのをご覧になっている方も多いのではないでしょうか。

ブラックベリーは、現在日本ではドコモが法人向けに提供しています。

NTT DoCoMo:BlackBerry 8707hとは
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ケータイ用語の基礎知識:Black Berryとは

音声通話や携帯メールの他に、PC向けホームページの参照やPCメールの送受信等が出来るスマートフォンです。

WILLCOMの端末や、フルブラウザが当たり前になってきた日本ではあまり新鮮みがないかもしれませんが、発売された当初は、i-modeや他キャリアでの日本での携帯インターネットサービスがクローズドなものであったのに対し、当初からEメールやパソコンとの連携が意図されていたのは、ビジネスマンのニーズをうまくとらえていたと思います。

法人向けということもあって、利用にあたっては別途BlackBerry ネットワークサービスの契約が必要であり残念ながら、日本では個人で使うのはかなりハードルが高いといえます。

以前、社内でなぜブラックベリーがアメリカで人気になったのかを議論したことがありましたので、その時に考えてみたことを次のエントリーでご紹介したいと思います。

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