次世代広告夜会レポートその1:ネット広告は自社媒体以外いらない?
次世代広告夜会レポートその2:ネット広告は誰も経験者がいない開拓地
の続きです。
最後のセッションは、D2C社長の藤田さん。長くなったセッションを勢いよく短めにしめていました。
藤田さんのブログはこちら
24時間30cm以内に
「世界に誇る日本のモバイルマーケティング」
藤田明久氏 D2C社長
いま広告費がもっとものびている モバイル
一億の人が持っている
24時間30cm以内にあるメディア
ケータイは二年ごとにみんなが買い替える
1.モバゲーとヤッターマンを使ったセブンイレブンのキャンペーン
ヤッターマンの20個のアバターアイテム
二週間で200万ダウンロード
今時これだけレスポンスがあるメディアは他にある?
リアルでなくてもコレクター意欲を刺激できる
サントリーのボトルキャップキャンペーンが以前ははやったが、今は若い人はゴミになるからオマケ付きのペットボトルは買わない
2.ワーナーの映画、300のモバイルサイト
モバイルユーザーに対して闘いを挑んだキャンペーン
なんと全300ページのサイト
離脱しようとすると
「ここでの努力がムダになるぞ、それでいいのか?」というメッセージ
アクセスした人の半数1万人強が最後まで
<WARNER COLLECTION 今だけ \1,500 2008 Summer>[DVDソフト] 300 <スリーハンドレッド> (...
3.マンション広告
展示場にきたユーザーのうち、七人に一人がモバイル広告がきっかけ
■今後の広告業界の変化
クロスメディアはマスからネット、モバイルだけでなく
モバイル、ネットからアナログメディアにという方向も
民放連による広告費の今後の予測
テレビ、新聞の広告費が落ちて、ネットとモバイル広告が伸びる
(他ならぬ民放連がテレビの広告費が右肩下がりと予測)
2009年 モバイル広告1000億に
5年後にはネット・モバイル広告費は新聞広告費を抜く
2015年には雑誌広告費を抜く
ネット・モバイル広告費のみ右肩上がりで、後は下がっていくという予測
藤田さんはプレゼンを携帯に保存したスライドで行っていました。個人的にはiPhoneで同じようなことがしたいなぁ、と思っていたので手頃な価格のAVケーブルを買ってみました。
ガラバゴスなどと揶揄されている日本のモバイル業界と、広告業界にはある種の閉塞感を感じていたのですが、この次世代広告夜会はその認識を改めさせてくれたり、クリエイティブや変化による新たな機会の重要性を大きく認識させてくれた場となりました。
次回も同様の催しがあればぜひ参加してみたいと考えてみます。
イベント主催の方のブログがこちらです。
Shiodome tushin
(tsushinではなくtushinというのが広告業界っぽい・・かな?)
素晴らしいレポートありがとうございます!
ReplyDeleteあれ?誤植ですねー。
taketomiさん>
ReplyDeleteあ、ブログ名は誤植だったんですね(笑) 少しスッキリしました。