先週末はMoMA(近代美術館)に行ってきました。
ニューヨークの美術館も不景気だそうで、入場料もミュージアムショップの売り上げも落ちていてメトロポリタンでもリストラを行うそうですが、今までが過剰投資だったんじゃないかな?と思うくらい大きなところは賑わっています。
MoMAは谷口吉生氏による増改築の設計がされたということを少し楽しみにしていたのですが、この点については葛西臨海公園や東京国立博物館法隆寺宝物館のほうが満喫できるかな、と感じました。
改築ということもあってか建物としてはそれほど新鮮さを感じませんでした。建築的や空間的な面白さでいえば、ロンドンのテートモダンや、サンフランシスコのSF MoMAのほうが色々と楽しるかと思います。
MoMAで印象的だったのは近代絵画の品揃えですね。ゴーギャン、セザンヌ、ピカソ、シャガール。正直現代アートのほうは他に幅広いジャンルがあることもあって、そこそこのように感じてしまいました。(SF MOMAやLA MOMA、テートモダンなどのほうが現代アート中心の構成ということもありますが)
近代絵画の品揃えは見事の一言で、まるでオルセー美術館?と思わせるくらいのものでした。
ひととおりまわった後美術館のカフェへ。なかなか良い味。Union Suqare Hospitality Groupが手がけているとのこと。
Union Square Hospitality Group
アメリカは食事がまずいと揶揄されますが、ニューヨークに限ってはそのように感じることはなく、とても助かっています。
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