auではWindowsユーザーはau Music Portを使ってアドレス帳の管理ができるのですが、Macではその方法は使えません。
Macのアドレスブックのデータ移行をUSBケーブルやメモリーカードを使わなくてもメールを送るだけで出来るらしいのでやってみました。
今回試したのはauのW43SA。(au以外でも同じやりかたで移行できるかは確認していませんが、他のキャリアでも同じような方法が使えるようです。)
アドレスブックから携帯への住所データ移行
1.まずアドレスブックからvCard形式でアドレスデータをエクスポート
・この時にエクスポートしたい名前を選択。(全部まとめてエクスポートしたいときは全てを選択)
・アドレスブック>環境設定 を選び「vCard」をクリック
vCardのフォーマットは2.1を選択。エンコーディングはShift-JISを選択したいところですが,無いのでUTF-8を選択。
・ファイル>書き出す>vCardを書き出す でvCardファイルを保存。
2.vCardの文字コードをUTF-8からShift-JISに変換
・Jedit Xなど、エディタを使って、ファイルを開く
Jedit X
・ファイル>別名で保存 でエンコーディング「Shift-JIS」を選択して保存
(JeditではShift-JISが表示されていなければ、リストのカスタマイズを選択してShift-JISを選択。)
・多分これでOK。エディタによっては保存した後、拡張子.vcfをつけたほうがいいかも。
3.保存したvCardのデータを自分の携帯宛のメールに添付して送信
・本当に添付するだけ。タイトル、本文はご自由に。
4.届いたメールの添付ファイルを開いて、保存したいデータを選択
・添付ファイルを開いて、登録を選択。ひとつだけ登録、選択して登録、全件登録から選択。
これで完了。思ったよりすんなりできたのでびっくり。
Macのアドレス帳→携帯の電話帳 への移行ができるなら、その逆もしたくなりますね。ということでやってみました。
携帯の電話帳からアドレスブックへの移行
1.電話帳のデータを携帯のメールに添付して、自分のMacのメール宛に送信
・電話帳のメニュー>Eメールへ添付 を選択。
・データが添付されてメーラーが開くので、データを受け取りたいPCメールを入力
(当然ウェブメールでもOK)
・ポチッと送信
2.Macで受け取ったメールに添付されたデータを保存。UTF-8へ変換。
・受け取ったデータはShift-JISのため、このままインポートすると文字化けします。再びエディタで開き、今度はUTF-8にエンコーディングして保存。筆者は次のステップでインポートするために拡張子に.vcfを追加する必要がありました。
3.アドレスブックにインポート
・ファイル>読み込む>vCard で先程のファイルを選択して、インポート
今回はメールを使いましたが、microSDカードを使ってもエクスポート、インポートはできます。メールを使う場合は手軽ですが、アドレスの打ち間違いにはくれぐれもご注意を。思ったより簡単に出来たというのが感想。携帯とPCの連携はやっかいという先入観を持っていました。Macだとアドレス帳バックアップソフト買わなきゃダメかなぁ、と思っていたのですが。
できれば、カレンダーデータもこんな感じで手軽にやりとりが出来ると嬉しいですね。android携帯にはこんな使い勝手の向上を望んでいます。
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