Thursday, March 27, 2008

映画:ニュールンベルグ裁判

昨日のBSで深夜放送していたのですが、ふとテレビのチャンネルを切り替えてたときに聞こえてきたセリフが面白く、そのまま見続けてしまいました。

ニュールンベルグ裁判
【監督】スタンリー・クレイマー             
【出演】
スペンサー・トレイシー
バート・ランカスター
マクシミリアン・シェルほか
~1961年 アメリカ ロックスロム・フィルム制作~  

人間の業とは? 戦争と人間性に関してとわれ続ける国際軍事裁判での法廷劇。

名セリフと名演技に引き寄せられ朝4時まで夜更かししてしまいました。現在のチベットや北朝鮮の情勢を考えても、「悪に無知でいようとすることの恐ろしさ」、「悪を看過してしまうことの罪」というのをヒシヒシと感じさせる、意義深い映画です。

JFKのようなシリアスの面白さを楽しみたい方にはお薦め。 

残念なのが、この作品がまだDVD化されていないということ。
原題はJudgment at Nuremberg

英語版なら、リージョン1とリージョン2版が販売されているようです。

Judgment at Nuremberg [Region 2]
Judgment at Nuremberg [Region 2]

当然ながら、日本語版字幕を楽しむことはできませんが・・・。

日本はマーケットが大きいので、このように翻訳された過去の映画がDVDとしてまだマーケットに出ているほうでしょうが、そうでない国では過去のライブラリにアクセスする手段として、パッケージに頼らない、オンラインでの提供への欲求がより高いかもしれないですね。

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