今日BSで下記の番組が放送されていたので、見てみました。
放送記念日特集「映像メディアはどうなるか~ネットの世界は今~」
中々面白かったのでメモをアップしてみます。
インターネットに投稿される動画は世界で一日10万件
green.tv
環境問題だけを取り上げるネットTV
テレビ局ではできなかった専門性でブランドを構築
500本以上の動画を配信中(全て6分以内)
アクセス数はここ半年で2.5倍に
半年で442万件
イギリスのロンドンで誕生
代表:エイド・トーマス39歳
自転車で通勤
以前BBCで報道番組のディレクターだった
2年前にBBCを辞めてgreen.tvを立ち上げた
スタッフは16名
(オフィスの中で使われているのはほとんどMac製品)
エイド氏の言葉:
BBCにいた頃は視聴率がとれないので気候変動をとりあげるのが難しかった
大きな組織では自由に表現することができない
ネットでは自由がある
テーマに対してダイレクトに切り込める
配信される動画の多くが環境団体からの持ち込み
世界30あまりの環境団体と契約
動画はガイドラインに沿っているかをチェック
1.環境をテーマにする
2.使用する音楽やロゴなどの著作権をクリアする
3.出演者から放送の同意を得る
4.制作中に環境を破壊しない
まだgreen.tvもこれからといった感じかと思いますが
こういった分野特化型のネットテレビは今後増えていきそうですね。
digg
ソーシャルニュースサイト
300万人を超えるユーザー
ユーザーの投稿、投票でニュースのランキングが決まる
diggに投稿されるニュースは1日7000件
アクセスは1日1億以上
ニュースの速報性
ユーザーがリアルタイムにニュースをピックアップするで速報性がある
世界中にリポーターがいるのと同じ
アメリカ3大ネットワークのひとつCBSがdiggと提携
CBSのサイトにはdigg登録ボタンが貼られている
創業者ケビンローズ31歳
以前、コンピュータ関連のニュースを報道する部署でも働いていたことがある
サイトをつくった自分でさえ毎朝何がトップにくるかわからない
一握りの編集者がニュースの順番や伝える内容を決めるのではなく、逆に多くの
一般大衆が決めたらどうなるか?それを試したのがdigg
diggはメディアの革命なんです
社員は50人足らず 平均年齢35歳
diggの創業者も76世代とは知りませんでした。スタッフが50名。
この人数ですごい影響力を実現しているなぁ、と思う一方でネット企業は
小規模だからこそ受けられる恩恵が多いと思いますのでこの人数が適正なのかもしれませんね。
facebook
大学生を中心に人気をあつめたSNS
実名と顔写真を公開しているユーザーが多いのが特徴
前米の大学生の85%が利用
18000ものアプリが無料で扱える
オバマ氏のFacebookを使った選挙活動
Facebookでのオバマ氏のサポータは68万人
一方のヒラリー候補は13万人
Facebookを使って、地元の後援会への集客
ウィスコンシン州の18-24歳の74%がオバマ氏に投票
学生のコメント:
「JFケネディーはテレビという新しいメディアを選挙に活かした。オバマはFacebookやネットをうまく活用。」
負の一面も。
銃乱射事件の容疑者とまちがわれたユーザー:アクセスが50万件以上に。テレビでも報道された。
実名によるコミュニティーというのはサービス当初のGREEとmixiにも見られたことでしたがいまでは両方ともそれは崩壊してしまいましたね。
これまで情報発信の中心だった亜テレビはこの変革にどう向き合うべきなのか?
そういった問題提起をしたNHKによる興味深い取材番組でした。
個人的にはgreen.tvのようなことは将来やってみたいビジネスということで興味深く、diggは以外と少人数+自分と同年代の人が創業者だということが分かった事が収穫でした。Facebookはmixiの延長で考えていましたが、実名性や大学生への浸透度を考えると、日本とは大分性格が違うSNSのようです。ごく短時間でしたが、創業メンバーや実際のユーザーの声をきけると勉強になりますね。
放送記念日特集
ReplyDelete3月20日は放送記念日。
NHKで放送記念日特集を2夜連続やってた。
2日目はNHK特集
うんうん。
とりあえず保存版。
...
オバマ氏は Facebook/YouTube/MySpace をフル活用して150万人から献金を集める
ReplyDeleteオバマ氏の公式サイトからの様々なWeb2.0系サイトへのリンク(Obama Everywhere)と、そこからリンクされているそれぞれのサイト(Faceb...
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