CNET読者ブログからの転載です。
以前から噂されていたAmazonによるMP3のダウンロード販売ですが、先月末にβテストという位置づけで、アメリカで開始をています。
米Amazon.com、DRMフリーのMP3ダウンロード販売を開始
こちらがAmazon MP3のサイト。
iTunes Music Storeの競合となるサービスですが、トップページにはiPodが全面に出ています。DRMフリーで通常のiTunesの楽曲よりも使い勝手もよく、かつ楽曲の値段も89セントから99セントと割安に抑えられているので、非常にユーザーの利益を重視したサービスになっており、Amazonの本気度が伺えます。
以前、アメリカ滞在時にAmazon.comで作成したアカウントがあったので、試しに購入をしてみました。
まずは、買いたい楽曲を選択。John Coltraneを選んでみました。
ちょっと分かりにくいですが、楽曲名の横にあるボタン。
これをクリックすることで、iTunesまたはWindows Media Playerが起動し、視聴することができます。
また曲名をクリックすると、通常のAmazonのページ同様にレビューをチェックしたり、投稿することができるのですが、新機能として動画でレビューを投稿できるようになっていました。
ダウンロードを行うには、Amazon MP3 Downloaderをダウンロードするように薦められます。
ということで、ダウンロードしてみます。
そしてインストール開始。
Amazon Music Downloaderをインストールし、起動。
これが起動画面です。いたってシンプル。
サイトに戻って、購入手続きに。
「Amazon MP3の御購入は米国の消費者に限定されています」との表記があったので、日本では著作者の死後50年たっており著作権が切れているであろう、John Coltraneの楽曲をあえて選んでみました。(但し、アメリカの著作権法では死後70年までとなっています)
今回はサービスの検証目的ということでアメリカ滞在時に利用していたAmazon.comアカウントを使っています。
支払い画面では、JCBも選択できました。
その後、請求書の住所入力ページがでます。ここで米国での住所を入力。
その後、ファイルのダウンロードが開始されます。(Macでは保存ではなく、ファイルを開くを選択し、実行するとAmazon Music Downloaderによるダウンロードが開始します。)
ダウンロードしたファイルは、ミュージック(My Music)フォルダのAmazon MP3というフォルダの中に、iTunesと同じ、歌手名>アルバム名>曲名というフォルダ構造で保存されます。あとは、これをiTunesにドラッグすれば、iTunesで視聴できます。
iTunes Music Storeよりも若干、購入のためのステップが多いですが、中々使いやすいサービスに仕上がっています。
日本でのサービス実現も期待したいですが、各種音楽業界団体との調整も必要のため、まだ全くの白紙でしょうね。一ユーザーとしては早期に日本版サービスがリリースされることを望んでいます。
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