AMNブログイベント vol.6『ブログと広告』に参加してきました。

パネラー
 織田 浩一さん (Ad
Innovator)
 津田 大介さん (音楽配信メモ)
モデレーター
 徳力 基彦さん (tokuriki.com)
最近、買ったモバイルギアIIでメモをとってみました。
●ブログと広告のつきあいかた
ネットを使うと個人が収入を得られるようになった。
AdSense:
アメリカはクリックしてあげる投げ銭文化がある
日本だと、アフィリエイトが置いてあるだけでひどく嫌われる
グーグルよりもアマゾンだと、クリックして買ってあげる人が多い。
アメリカはビジネスブログから始まった→アフィリエイト
日本はアフィリエイトから始まって、ビジネスブログへ 
モノやお金をもらって記事をかくことの是非について
 Engadgetのように「モノをもらわない。返します」というポリシーを持つ人も。
 ニュースサイトは広告企画で記事を書いている⇔ブログでも同じ考えができるのでは?
●ブログと広告についての考え方
1.広告には手をださない。ジャーナリスト原理主義
2.記事に影響を与えない範囲ならオッケー
3.広告であることを明示しなくてもいいんじゃない?
と考えている3パターンの人がいる
プロダクトプレイスメントは広告であることを明示していないよね。
芸能人がプロダクトをお金をもらって身につけていても明示していないよね。
そのような広告を求めているユーザーもいる
→何が問題?という考え方も。アフィリエイトも広告であるとは書いていない。
→プロダクトプレイスメント
 ドイツでは不法になっているが、EUでは広げていこうという動きも。
 イギリスでも派手なものは禁止されている。
 アメリカ:共和党はビジネスより 民主党はユーザーより。
 アメリカでもプロダクトプレイスメントは情報を開示するべきではないかという声はある。
情報開示をしていれば問題ない、というのが大きな解釈。
●ブロガーとメディアの違い
 ブロガーのほうにユーザーに距離感が近い。
 広告であることを開示をしないことで記事を書くことで、読者の信頼感を失う恐れがある
→現状、広告をどう扱うかのジャッジは自分次第。
Federated Media(USのAMNのような会社)の生い立ち
BoingBoing いろいろな記事を取り上げているブログ。トラフィックが増えて、サーバー費が大変だった。
→読者に広告をいれることについてどう思うかをユーザーになげかけ、Federated
Mediaが始まった。
ブロガーが広告を貼らないのは、そもそも儲からないと考えているからでは?
ブログだけで生きていくのは無理なんじゃないの?
→貨幣価値が違う国にいけばいいんじゃないの。
→日本でもできるんじゃない?という意見も。
●津田さん:音楽配信メモのケース
ナタリーというニュースサイトをはじめた。(広告に頼らないニュースサイトをやりたかった)
音楽雑誌と広告の結びつきがすごく強い。広告が払われるから、インタビュー記事が書かれる
→そうではない、音楽ニュースづくりがやりたかった。
ナタリーはどう収入を得ているの?
 月の収入は4,5万(アドセンス、Amazon)
 ポータルサイトにニュースを販売していて、(7,8社)それがベースの収入になっている。
→それで運営費とトントンくらい。
→二次販売のモバイルでのニュース販売需要があがっている。
携帯のmixiニュースのPVがあがっている(PCの4,5倍)
モバゲーのニュースもPVが高い
→ニュースをユーザーが読んで、日記を書くことにもつながる
個人のブログもニュース配信ができるのでは?
→泥くさい営業が必要(ニュースを載せたいクライアントと、ニュースを出したい人のマッチングを行う会社があってもいいのでは)
●MySpaceでの個人音楽販売ビジネス 
アメリカでmySpaceが伸びた
バンドの宣伝などで使われていた。
CD1枚リリースしても販売金額の1%しか戻ってこない
→mySpaceだと販売手数料は10%しかとられない。
 小規模のバンドにとって、販売量は少なくても、ありがたい。
ネットによって、ビジネス構造がかわってきている 
 AMNは広告費の5割をブロガーに返している
 Federated Mediaは4割
少し長くなってしまったので、その2に続きます。
 
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