AMNブログイベント:広告とブログその1からの続きです。
●ブログが持つメディアの価値について
ブロガーのメディアの価値は、ブロガー自身の価値をあげていくという方向もあるのでは?
ブログの執筆を講演や、本の出版につなげていく。
ブロガーをプロデュースしていくというビジネスも重要では。
アメリカだとトップクラスのアルファブロガーは広告だけで食べているが、日本だとそういった人たちを育てていかなければいけない。
ブロガーが紹介するトラフィックは大きい
→ブログの記事がきっかけで話題になり、トラフィックが急増することも
→企業が製品をリリースするときに、きちんとセグメント分けしていくのが重要では。
ブロガー専用のPR代行というのはビジネスとして成り立つかも。
ブロガーがモチベーションを持ちつづけるためには、リターンがあるということも重要なのでは。
海外ではプロの雑誌記者がネットに移ってきている
日本では、海外に比べて少ない→収入の要素が大きいのでは。
織田さんはパーソナルブランディングも目的のひとつとして書いている
広告収入が増えるとブログを書く人も増えるのでは。
●ブログのいいところ。
書きたくないときにか書かなくていい自由がある。
書くのが義務になると、負担になるのでは。
アーカイブに価値がうまれる。
Amazonが洋楽CD980円セールをはじめたときに、
紹介記事を書いたら、一日でCD300枚売れていたことがあった
→でも、それを毎日やろうとすると、メディアではなくなっていく(アフィリエイトサイトになってしまう)
通常の広告は料金固定。
コンテンツマッチやアフィリエイトは工夫次第で収入が変わるのが面白い。
●秋葉ブログのケース
結果として食えるのはあり。それを目的にやるのは間違い。
最初は趣味でブログを書いていた。PVは月間1700万くらい。
最初から食うことを目的にはしていなかった。
広告費をもらって記事を書くことはしていない。
→自分の意見で書きたいから。
●TechCrunchのケース
スタートアップ企業が広告を書いてくれという依頼が途絶えない。
ビジネス部分とエディトリアル部分が分かれている
Googleはビジネス部分をゆだねている。
編集と広告部門が分かれているのは当たり前。
●ブログで収入を得るには
収入をあげたい人はどうすればいいの?
→アクセスが1日1万人以上 1万超えても食えない
2万円だったら、アドセンスで、月10万PVあれば、がんばればいける。
ブロガーが増えていくと、どんどんと掘り下げていかなければいけなくなるのでは?
日本だと、ブロガーのジャンルがそれほど広くなっていない。
ライターの同業者にきくと、なぜお金にならないのに書いているの?ときかれる。
→そういいうこといっている人がmixi日記を書いていたりする(笑)
自分が好きなことを書いてお金が入るのはすばらしい
→ライターはいろいろな制約がある中で書いている
●メディア的なブログを書くためのアドバイス
津田さん
・記事を書くときに気をつけているのはバランス。客観情報と自分のオピニオン。7割、8割が客観情報で、2、3割がオピニオンというのがバランスがいいのでは?ファクトが1割で、オピニオン9割というブログも結構多い。
ブログがブームになったときに、今から人気サイトになるのは大変なのでは?と思っていた。
→ソーシャルブックマークがうまれたことで、面白い記事をかけばすぐに広がるようになった。
織田さん
・Ad Innovatorはコンサルビジネスに役にたっている。
・本を執筆して、本の反応を得るのに役だった。
自分の専門性で講演を行ったり、出版を目標にして、ブログを書いていくといいのでは。
→読者がいろいろと教えてくれて、逆に勉強に。
どうやって、自分個人のブランドを高めていくか。いろいろな分野で可能なのでは。
ということで、ブログを書く人には非常に勉強になる内容が多かったのではないかと思います。バランス感覚と個人としての成長というのが、ブログを書いていくうえで重要なのかな、と個人的には感じました。
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