Monday, February 23, 2009

Kindle2という悩ましい商品

せっかく米国に滞在しているので、ここにいないとできないことをやっておこうと考えてすごしていますが、今頭を悩ませているのがKindle2という商品。

Kindle 2: Amazon's New Wireless Reading Device (Latest Generation)

kindle2.jpg

Kindle 2は米国アマゾンが販売している電子書籍端末で価格は360ドル。単に電子書籍として書籍の閲覧ができるだけでなく、米国の携帯ネットワークを利用して一般書籍23万冊を外出先からでも購入することができます。

 

でもコストパフォーマンスを考えるとおそらく自分にはみあわないんですよね。

当然Kindle2で提供されている書籍は英語ですし、アメリカにいないとネットワークが使えないということもあるのですが、 雑誌やマンガ本を除くと年間で360ドルの本代を払っているか?というとそこまでは費用は日本円でもなかなか費やせてないです。

本はそれなりに読んでいると思うのですが、図書館を利用したり、古本を購入したり、献本で頂いた本を読んだりということも多くKindle2の価格は本を楽しむだけには少し高く感じます。

本来であれば、良い本のためにもっとお金を落としていくように意識をしていくべきなのでしょうが。

書籍という形態であれば、当たり前ですがこんなことが可能です。

・お風呂でも読める
・転売ができる
・人に貸したり、あげたりすることができる

Kindle2ではこういったことができず、それなりのコストを掛けて本を購入して使い倒す前提でないと360ドル分の本から得られる知識の代わりに本体代だけで無駄にお金を消費することになってします。

それでもKindleが魅力に感じるのが旅行や出張のために荷造りをしている瞬間ですね。

カバンの荷物の量を気にせず、どの本を持っていくかを気にせず、おもいおもいの場所で、気に入った本を思い立った時に購入して読める。

そんな読書の時間が好きな人にとっては、Kindle2はたまらない商品なんだろうと思います。

 

しばらく試してみたい商品。

1週間ほど試してみて返品をするという手もあるのでしょうが、それも気がひけますね…。

いや、でも買っちゃおうかな・・・。

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