最近、ネットサービスの終了が相次いでいますね。チミンモスライのp-articleさんも記事にされています。
ソニーのアフィリエイトサービスのBLOGENTも終了とのことですが、個人的に気になったのは2008年3月に開始したフレッツ向けの動画配信サービス「branco(ブランコ)」も今月末で終了とのこと。
こちらのサービスは以前ブロガー向けのイベントに参加させて頂きましたが1年持たなかったですね。
キャズムを超えることを考えて欲しい。ソニーの無料IPテレビbranco
この世相だから、ということもあるかもしれませんが、逆に考えると1年近く続けることができた、あるいはすぐに止めることはできなかったと考えることもできます。
ネットだと簡単にトライ&エラーができるというイメージがありますが、やはり会社としてサービスを立ち上げる以上、ある程度の期間はサービスを継続せざるおえないでしょう。
会社の信用というものもありますし、3ヶ月ターンでいつもサービスを終了していたらユーザーがついてこないですしね。
データをユーザーから預かっていたりすると、移行先の手配も必要になってきますし。
そのため立ち上げたものの失敗だったとわかるサービスでもズルズルと続いてしまっているケースも多いのではないかと思います。
よい手法だな、と思ったのがミクシィのエコーの立ち上げ時。1ヶ月限定の試験サービスということで開始して、好評だったのでそのまま運用を延期してしまいました。
ネットのサービスを試験的に立ち上げるときは最初から「1ヶ月間限定のテストサービスだよ!」とうたってしまうというのもありかもしれませんね。
ネットのサービスはリアルよりも止めるのは容易とはいえ、駄目だったときの手仕舞いについてもあらかじめ考えたうえで、トライをするというのが今後は大事になってきそうと最近のいくつかのサービスの終了を知って感じます。
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