先週の土曜日、エプソンのプロ仕様のプリンタPX-5600の体験会に参加してきました。
PX-P/K3インク搭載、プロも納得の本格派モデル【6月5日発売予定】 EPSON マックスアート PX-5600
場所は昔住んでいた家のすぐ近くの西新宿三井ビル。(余談ですが近くにもーやんカレーという美味しいカレー屋があり、専務島耕作の中でも西新宿三井ビルをモデルとした場所で「近くに美味しいカレー屋があるから食べにいこうよ」と島さんが話すシーンがでてきます・・・大分脱線しました)
A3サイズのプロクオリティーの写真を印刷できるというハイグレードプリンタ。
まず、サイズに圧倒されます。重さはなんと12.2Kg。完全にプロ仕様という感じで、これを家に置いておくとそれだけで頭が痛くなります。10万円ほどをするプリンタって誰が買うんだろ?などと考えていたのですが、後でそのような考えが見事にひっくり返されました。
前モデルPX-5500と比べて進化したのが、
・インクテクノロジー
・CD/DVDプリント
・PictBridge対応
などの機能追加。
CD/DVDプリントや、PictBridge対応は正直いまさら?とも思ったのですが、実際このプリンタを目にして、その理由が分かりました。A3で大判のフォトプリントをするようなプロ仕様に徹したようなプリンタであることを考えると、その背景に納得。
ファミリーで楽しくカラリオ♬ではなく、「男は黙って・・」みたいな侠気ありのプリンタです。民生機として発売されているのがすごいことなのかもしれないですね。
続けて、広告写真家の根元タケシさんによるデジタルプリント講義。EPSONプリンタのファンで、最高機種をほとんど揃えているのだそうです。
そんな、根元さんによると、このプリンタはプロもアマも納得の懐の深いプリンタだとか。
例えばアマチュアであれば、
PictBridgeでスルーでプリントすればいいんじゃ?(デフォルトの設定だけで十分に手軽に奇麗にプリントが可能)
仕事ではRawデータ使うけどRawデータに頼るのはやめてJPEGで露出などをしっかり撮ったほうがいいんじゃないか?(このプリンタはRawデータからの直接プリントが可能)
といった使い方ができ、細かい調整作業よりも写真を撮り、印刷をすることに集中できます。もちろんこだわれば、こだわっただけの結果も返ってくるようです。
そんな根元さんの話を少しメモしてみました
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写真は
・撮って楽しみ
・モニタで見て楽しみ
・プリントをして楽しみ
・飾って人に見せて楽しむ
どうせなら全部楽しむほうが得だ
今日のテーマ
モノクロ写真を徹底的に楽しもう
デジタルになるとモノクロという名前のカラー
カラーデータをモノクロ化する
写真は個性なので自分でモノクロ化する
モノクロ化するには「チャンネルミキサー」で
R24 G68 B8 の割合で色分離をすると良い→覚えておくと便利な定番
トーンカープでコントラストをつける(ハイライトは少しだけあげればいい)
モノクロ化はめんどくさい
→プリンタの設定で選ぶだけでもきれいに出せる
専用紙のクリスピアは
高輝度側のデータを厚くする
アート紙系は
低輝度側のデータを調整すると良い
プリンタのオンオフは必ずプリンタ本体スイッチをオフにする
電源をオフにする際にノズルが閉じられるので、長持ちする
人に作品を見せるときはサインをしよう
サインは自信の現れ
サインすることでプリントに責任を持つ自覚が生まれる
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お話を伺った後、実際に家から持ってきた画像データをプリント体験してみました。
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