Tuesday, June 10, 2008

グーグルのカルチャーとは?:Google Developer Day 2008

横浜パシフィコで行われたGoogle Developer Day 2008に途中から参加してきました。

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イベントの最後に行われた藤島氏によるGoogleのソフトウェアエンジニアの日常がグーグルのカルチャーを紹介する例としてよくまとまっていましたのでご紹介したいと思います。

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LIfe of a Google Engineer
グーグルのカルチャーについて
グーグルでは日々の生活にもカルチャーが反映されている
Googleらしさとは?それをキーワードにまとめてみた

Clarify
-目標を明瞭に述べ他人の協力を得る
Transparency
-情報を可能な限り共有する
-判断の経緯を明確にする
判断の基準になったデータは?論理的な検討の根拠に
Democracy
上からの命令で動くのではない
-命令の連鎖ではなく、総意に基づいて判断する
例:オフィスの移転先を決めるのに壁に地図を貼り、社員の住んでいるところにピンをたてて社員の家の分布を見て皆で移転先を判断した→いまはGoogle Mapを使って行っている
Faciliate
-他人の仕事がやりやすくなるように障害物を取り除く
Lend a hand
-他の人が仕事に慣れるのを助ける
メンター制度:新しく入ってきた人を助けるための制度
Respect
-誰しもがよいアイディアを持っている
-問題の解決に集中する
どんなに議論が白熱しても個人攻撃にならない
Initiate
-問題があれば、自ら直す
責任者を探し出すのではなく、見つけた人が自ら直す
Iterate
-完璧になるのを待つのではなく試してみる
繰り返しできるまでやってみる。まずはTry&Error
-結果には柔軟かつ迅速に対処する
Scrappy
-今使えるものを使って目標を実現する
-安く効率的に実現する方法を考える

非効率的な作業をみつけたらツールをつくる
エラーは起こるという前提でシステムを設計する

Party
-周囲の人を楽しませる
Celebrate
-地味な仕事、泥臭い仕事にも光を当てる
Passion
-世界を変えられることを忘れない

グーグルが利益がでていなかった頃、創業者が利益がでたらプールをつくる!と宣言していた→利益がでてたときにビニールプールを買ってきて、駐車場に設置した

こちらがGoogleをあらわす上記キーワード一覧
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次のエントリでは、ソフトウェア開発の進め方などを紹介します。
グーグルのカルチャーとは?:Google Developer Day 2008その2


Googleを支える技術

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