Wednesday, May 14, 2008

buzzLifeに参加してみました:商品を手にとってもらうことの価値

buzzlifeという口コミマーケティングのサービスに興味があったので、ちょっと参加してみました。気になるサービスは実際に体験してみるのが一番ということで。

buzzLife 

 buzzlife.jpg

buzzlifeというのがどのようなサービスかというと、
・プロジェクトに応募する
・選ばれると、企業から商品が送られてくる(商品サンプル)
・それを周りの人と一緒に体験する
・レポートを書く

という流れで商品を無料体験できるサービスです。レポートを書くといっても、buzzlifeの掲示板に感想を(大げさな長文ではなく、mixiに書く日記や、コメントなど自然な文章で)書くということで、ブログに書くことが必須とはなっていません。この辺りが、ブログを使った口コミマーケティングサービスと大きく違うところですね。

プロジェクトの最後にはアンケートの回答があります。 

私はポッカのブラック無糖の缶コーヒーを体験するプロジェクトに参加してみました。

ポッカ ビズタイムカフェブラック400gリシール缶×24本入

(楽天でも売っていました)

package.jpg

今回は、会社の人に配ろうと会社に送ってもらいました。

can.jpg

中には24本のコーヒー缶が。24本もあると配るのが大変ですね。会議などでまとめて配ったりしましたが、人に物をあげるのは結構楽しいかも。

coffee.jpg

私は普段、ブラック無糖はあまり飲まないですが、目が覚めて仕事にはいいですね。配った人からは、長時間のドライブにもいいかも、という感想や、結構味がしっかりしている、という声がありました。

panmphlet.jpg

商品と一緒に送られてきた資料。正しいbuzz(口コミ)を行うためのbuzzship8ヶ条なるものが書かれていました。

buzzship8ヶ条
1.いつもオープンであること
buzzLifeに参加していることをオープンにしてbuzzしてね、とのこと。
2.常に自然体でいること
いい意見でもわるい意見でも自分の自然な感想を伝えること。
3.どんたときも正直に。
やらせや過剰なほめ言葉はなしで。
4.発言に責任を持つこと。
5.営業マンにならないこと。
おおげさにな言葉で物を売りつける存在ではない、とのこと。
6.友だちの声に耳を傾けること。
7.アクティブに活動すること。
8.buzzをとことん楽しむこと。
 

体験してみて感じたのが、ブログに書いてね、などの縛りが少ないこと。書いたレポートに対してはbuzzマネージャーが全て読んでいてコメントを返しているそうです。

ウェブ上でのキーワードを増やすためではなく対話型のマーケティングを重視しているという感じですね。よく新製品のサンプル配布を繁華街で行っていますが、それの延長に近い感じなのかな?と感じました。

路上で商品を配布する代わりに、消費者に商品を配布してもらい自然と商品が認知されるようにしていくというのがひとつの目的であるように思いました。

モノや商品があふれかえっている中で、商品を手にとってもらうことが段々とハードルがあがっていることなのかもしれません。宣伝で商品の知名度はあげられても、そこから実際に手にとって見るまではさらに心理的な距離があります。ユーザーに商品を周りに配ってもらうというのはそのバリアーを乗り越えて商品を手にとってもらうための良い方法かもしれないですね。

buzzLifeの目的はそれだけではないでしょうが、体験しながらそんなことを感じました。 

コーヒーを飲んで一息したところで、また仕事に励むことにします。

※buzzLifeのプロジェクトの様子を紹介している公式ブログがあります。こちらを読んでみるとbuzzLifeの取り組みが理解しやすいかと思います。

buzzトピックス

1 comment:

  1. やらせに踊らされるなJanuary 14, 2012 at 4:47 AM

    バズライフはやらせですね。いいことしか書いてない。悪い意見は封じ込めようとしている。そしてどうも、内部の人間がサイトを盛り上げようと、投稿者になりすまして コメント数を増やすなどしていますね。

    ReplyDelete