梅田望夫さんが、まつもとゆきひろさんとの対話によりまとめた文章の中で書かれていたのがタイトルのこの一言。
梅田さんが、
「でもその(オープンソースプロジェクト)周囲に集まってきて、プロジェクトに貢献する人々の動機はいったい何か」
とまつもとさんにたずねたところ、まつもとさんが答えたのは
「ほとんどの人は、適切な大きさと複雑さを持ったいい問題を探しているんですよ」
という言葉だったそうです。
これは非常に真理をついた深い言葉だと思います。
そうすると、いいリーダーである条件は、メンバーに対して適切な大きさと複雑さを持ったいい問題を与えることができる人、といえますね。
仕事がおもしろいと感じたり、おもしろくないと感じたり、あるいは転職をする背景にも「適切な大きさと複雑さを持ったいい問題に取り組めているか?」が大きく関係しているように感じました。
自分自身の目標を設定する際にも、
・それが適切な大きさで適切な複雑さを持っているか?
をチェックし、大きすぎたり複雑すぎる場合にはそれをブレイクダウンすることを考えてみるのがいいかもしれないですね。
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