Thursday, September 30, 2010

AMN悩める夫の作戦会議に参加して感じた悩ましい想い

AMNによるブロガー向けイベント、「悩める夫の作戦会議」に先日参加してきました。

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Canonの新製品EOS 60Dをいじりながら、マーケティング企画として行われた妻を説得するためのtwitterへのつぶやきを審査するという企画。

集まったブロガーほぼデジカメ好きの男性ブロガーという構成。場所は豚組しゃぶ庵というお店で、最初にCanonからの新製品に関するプレゼンを聞きながら手元でカメラを触った後、美味しい食事を食べながら、twitterに投稿されたつぶやきを審査するというイベントの流れでした。

新製品のEOS 60Dですが楽天では、価格.comの最安値10万5442円より安い価格で販売している店舗がありました。 

で、話がかわりますが正直なところ個人的にはこのイベント、イマイチだったんですよね。参加されていたyasuyukiさんが下記のようなエントリを書かれていますが、

なんでブロガーミーティングやセミナーが退屈なのか。

僕がこのイベントで違和感を感じたのは二点。

1.デジ一眼で試写をするのにこの場所?

2.妻をどうやって説得するかを考えるというイベントなのに、男だけで集まってウマいものを食うというのはどうなのか?

というところ。 

デジカメで試写をするのにこの場所?

まず最初に感じた疑問がこれ。ブロガー向けの勉強会だと時間や、内容によって会場にどうしても制限があるかと思いますが、今回会場となったのが、豚組 しゃぶ庵というお店。

確かに名前も知られていて、美味しいお店なのですがデジ一眼で試写をするのに良い場所なのでしょうか。撮影対象となるモデルの人もいなければ、せっかくのカメラの性能の高さを生かすような被写対象も特になし。

そんな場所でカメラを操作してみても、その良さはなかなか体感しにくいものではないかと思っていますが、分かるひとにはそんな撮影対象がなくても操作していればその良さがわかる…ということではないと思うんですよね。

そうした人は、こうしたイベントに参加しなくても商品の良さはわかるので。 

以前、他社のデジタル一眼のブロガーイベントでは、モデルの方が登場していましたが、(過去記事 Pentax K-xで撮影した写真) せっかく高性能のカメラを触れる機会があるのであれば、そのカメラに適した撮影素材を用意しないともったいないのでは。

AFの速さを実感させたいのであれば、ちょっと大変ですが動きが激しい撮影対象(ダンス、スポーツ、動物等々)があると良かったのではないかと思います。難しいですけれどね。

例えば、夜の競馬場でブロガーイベントをして、望遠で競走馬の撮影を体験する、そのくらいの企画があっても良いのではないかと思います。 

予算の都合上、そこまでは大変なんでしょうけれど。でもブロガーイベントというフォーマットがちょっとマンネリ化しているんじゃないかな。

製品の性質にあわせたロケーションづくりはもっと考えたほうがいいですよね。そのメーカーの社内でのイベント開催というのもそのひとつだし。

そしてさらに強く違和感を覚えたのが、

妻をどうやって説得するかを考えるというイベントなのに、男だけで集まってウマいものを食うというのはどうなの?

ということ。この時点で100%妻の共感を得られるイベントじゃないですよねー。(嫁に自分だけがイベントに参加して豚しゃぶを食べてきたーって言いづらいですもん)

妻をどう説得させるかを考えるのであれば、夫婦で参加してもらい妻側の意見や感想、反応をきいたり、女性の参加者の反応を得ることを考えないといけないんじゃないかな、と思ったわけです。

男性の中だけでカメラの素晴らしさや、妻の説得方法について話すよりも、夫婦でその良さについてデジタル一眼について学び、妻側の考え方や、感想を知ることが必要なんじゃないかと思うんですよね。

審査をするのにも妻側の意見も聴きたいし。 

こうしたイベントに夫婦で参加してもらうというのはイベントを主催する側としてはかなり難易度が高いことだと思うのですが、そうでないと狙いとしていた妻側からの共感が得られない男性だけの自己満足で終わってしまいます。

イベントに夫婦で参加して、実際に妻が納得して、苦労せずに説得できた、ということが起こったりするというのが理想的なんじゃないかな。

…と、ちょっと辛口でしたかね。

でも妻を説得することを考えるには、実際に妻に共感、満足してもらえるイベントこそが効力があるのではないかと思っています。 

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