Friday, November 24, 2006

アマゾンマーケットプレイスのビジネスモデル

前回のエントリ
DVDを安く手軽に楽しむためのHackその2に関連して。

アマゾンには、月額費用なしで、手軽に商品を出品することができるサービスがあります。

アマゾンマーケットプレイスから商品を購入するときは、表示価格に加えて別途送料がかかり、そして販売するときには、販売価格の15%の手数料、¥100の成約料、1商品ごとに購入者の配送料から商品カテゴリーごとに定められた一定額の料金を差し引かれます。

この金額ですがDVDの場合は配送料が340円、
また、売却したときに差し引かれるのが、DVDの場合の送料減額140円+成約料100円+15%の手数料となります。

ちょっとややこしいですが、

購入者の配送料 = 出品者の受け取る配送料 +  140円

となっていて、配送料の一部140円がアマゾンの収入となっています。

アマゾンマーケットプレイスは、ヤフーオークションとは異なり、月額費用を払ったり、細かい商品の説明を記入しなくても出品できるので非常に手軽に使えますが、よく見ると、細かく手数料をとっていたり、ヤフオク以上のパーセンテージの手数料がかかる仕組みになっています。(エレクトロニクス商品に関しては手数料が10%に設定されています。)

ですが、ヤフオクとは異なるメリットをうまくユーザーに打ち出しており、非常によく考えられたビジネスモデルだな、と関心させられます。

通常の商品販売の割引率が大体25%であることを考えると、売り上げは少ないものの10%以上の手数料かかなりよい収入源となっているといっていいと思います。

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