Sunday, July 22, 2012

kobo touchの簡単なレビューと電子書籍とどうつき合うか

楽天のkobo touchを購入しました。

【送料無料】kobo Touch (ブルー)
【送料無料】kobo Touch (ブルー)
価格:7,980円(税込、送料別)

電子書籍端末を購入するのはKindle 2, Kindle 3に続き3回目です。Kobo touchはソフトウェアやUIにクセがあるものの、ハードウェアのデザイン、つくりはなかなかいいと思っています。



シンプルで飽きのこないデザイン
Kindle touchはシルバーの色があか抜けないし、デザインもそれ以前のモデルと比べて雑に感じますが、Kobo touchはシンプルでスッキリとしていて飽きがこないいいデザインだと思います。

また7980円という低価格な端末ながらmicro SDカードが使えるというのがいいですね。ただマニュアルなどにどうやってSDカードを使えばいいかわからず、最初挿入したものの全く認識しなかったのですが、一度電源を切って再度電源を入れたら認識しました。一度認識された後は、SDカードを挿入したらコンテンツの認識が開始されるようになっています。(オンラインのFAQも見てみましたが、私が探したときにはこのことに関する説明は見つけることができませんでした)

kobo touchの予約時には楽天会員ランクに応じて500円から3000円の楽天ポイントバックというキャンペーンが行われていましたが、いまは新品がヤフーオークションで即決価格6000円弱で出品されているようなので、コストパフォーマンスが高く、欲しい人にはチャンスなんじゃないかな、と思います。

PDFを閲覧するには解像度が足りない
これはあらかじめ分かっていて割り切って購入しましたが、自炊した書籍のPDFや漫画などをみるには解像度は800x600だと足りないですね。EPUBファイルを読むときも、もう少し解像度が欲しいと感じます。

日頃、利用しているGalaxy Noteの解像度が1280x800ですが、通常のテキストを表示するうえでもこのくらいの解像度があるほうが漢字が奇麗に見えますし、フォントの大きさを小さくしても目に負担がかかりにくくなります。

iRiver Story HDという6型の電子ペーパーで解像度が1024x768ある製品がすでに販売されていたので(現在は販売中止となっています)、ぜひこれと同じ解像度を持つkobo touchも早めに出して欲しいですね。

電子書籍リーダー端末「iriver Story HD」の完全レビュー

kobo touchはそうしたより高解像度の電子ペーパー端末が発売されるまでの繋ぎの端末として考えています。

電子書籍端末とどうつきあうか?
さて、電子書籍を利用しようと思ってもまだ電子書籍で発売されているタイトルはさほど多くありません・・・というか全然ないですよね。少なくとも今は。

さらに個人的には電子書籍でなくとも年間を通して本を良く読むのですが、書店で購入している本はそれほどありません。自宅から数分の距離に図書館があるため、図書館で読みたい本を予約して読むことが多く、また書籍を購入する場合もアマゾンのマーケットプレイスやブックオフなどを利用することも多く、定価ではあまり購入していないのですよね。

EPUBを始め、電子書籍の本はまだまだラインナップも少なく、価格も紙の書籍と同等か若干安いというくらいなので古本を買うほど気軽に購入できないので正直、電子書籍のコンテンツはまだまだそれ程買わないだろうな、と思っています。

価格が安い文庫本がどんどんと電子化されていくと嬉しいのですが。

そもそも電子書籍はハードカバーの価格と比較されるべきではなく、そのハードカーバーが文庫本化された場合の価格と同じくらいの価格が適正価格なんじゃないかな、と思っています。

しばらくはIT関連を中心に無料で公開されているEPUBを利用しつつ、飛行機で国際便に乗るときなど、手持ちの荷物を少なくしたいときに数冊電子書籍をあらかじめ購入しておき身軽な状態で読むという使い方がメインになりそうです。

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