Showing posts with label kobo touch. Show all posts
Showing posts with label kobo touch. Show all posts

Tuesday, October 30, 2012

kobo touchを手放しました:kobo touchを買って良かった点、残念だった点

kobo touchをヤフオクに出品し、手放しました。落札価格は3000円代でした。


予約時の特典で3000ポイントを受け取ったので、定価7980円の8割方は回収できたかなという感じです。元々購入するときに電子ペーパーの解像度が800x600だと日本語では厳しいだろうなぁ、と思っていたので買ってからしばらくしたら手放すつもりではいました。

Kindle Storeが日本でもオープンし、iPad miniを購入し11月2日に届きますのでこのタイミングで放出することに。短い間だけどお世話になりました。


ということでKobo Touchを買って良かったなと思った点と、今後改善して欲しいなと思った点をハード、ソフト、サービス面全て含めてまとめておこうと思います。

Kobo Touchを買って良かった点:
1.楽天スーパーポイントが使える
 小額のポイントを使うのに送料がかからない電子書籍はもってこいですね
2.お得なキャンペーンがある(集英社の漫画1巻め無料キャンペーンなど)
 これは楽天としての強みで、多くのユーザーが期待しているところではないかと。
3.シンプルなデザインで軽量(Kindle Paperwhiteが213g / Kobo touchは185g)
4.micro SDカードが使える
5.カラバリあるのはグッド(Kindleは単色だけ)

Kobo Touchを買って残念だった点:
1.Kobo touch 無料贈呈
結果的にKobo touchの価値を下げることになってしまうので無料贈呈ではなく
「今Kobo touchを買えば無料でプラネテス全巻をプリインストール」
「ジョジョ第一部全話をプリインストール」
といった実質値下げ的なキャンペーンで拡販したほうが良かったんじゃないかな、と。
ハードウェアを値下げするのではなく、コンテンツの値下げ・サービスで訴求するほうがKobo touchの魅力があがったのではないかと思います。
魅力的なコンテンツを持たせてしまえば、それが使えるハードウェアはなかなか手放さないだろうしね。
2.辞書機能の質
Kobo touchには国語辞典や英英辞典がありましたが、Kindleのほうが辞書の質、選択肢とも上ですね。これからの端末では強化していって欲しいポイントです。
3.kobo storeの使いづらさ
これはKindleも決していい出来なわけではないですが、楽天ポイントが使えるのが強みだと思いますので、価格帯で検索結果の絞り込みができると嬉しいですね。電子書籍は品揃えがまだ少なく読みたい本をピンポイントで探してもないことが多いので特定のジャンルで手頃な価格帯の中から良書を探して買いたい、というニーズがしばらく多いのではないかと。
そのためにもランキングもTOP50までではなく、TOP300くらいまであってもいいかもしれません。
4.他社の電子書籍端末では読めない
もう終了することが決まっていますが、同じ楽天の電子書籍書店のRabooでは機器認証すればソニーのReaderでRabooで購入した本を楽しむことができます。書籍のフォーマットとしてEPUBを採用したのであれば、koboストアは専用端末だけでなくReaderなど他社製の端末でも楽しめるようにして欲しいところです。逆にReader Storeに対しても言えることですけどね。
Kindleも専用端末ですが、WindowsでもMacでもiOSでもAndroidでも購入した電子書籍が読める環境が整っており、Readerやkoboはその点でかなり遅れているのが現状です。なので対抗するには「他社の端末でも楽しめる」という安心感が欲しいところ。

その他にもUIやレスポンスなどで不満だった点がありますが、海外ではKobo GloというKindle Paper White同様に高精細になったモデルが今月から$130で販売されていますのでこちらのモデルの登場に期待しています。



しばらくはiPadやAndroidスマホのKindleアプリで電子書籍を楽しみつつ、電子書籍サービスや電子書籍端末の動向をチェックしていきたいと思っています。


Sunday, July 22, 2012

kobo touchの簡単なレビューと電子書籍とどうつき合うか

楽天のkobo touchを購入しました。

【送料無料】kobo Touch (ブルー)
【送料無料】kobo Touch (ブルー)
価格:7,980円(税込、送料別)

電子書籍端末を購入するのはKindle 2, Kindle 3に続き3回目です。Kobo touchはソフトウェアやUIにクセがあるものの、ハードウェアのデザイン、つくりはなかなかいいと思っています。



シンプルで飽きのこないデザイン
Kindle touchはシルバーの色があか抜けないし、デザインもそれ以前のモデルと比べて雑に感じますが、Kobo touchはシンプルでスッキリとしていて飽きがこないいいデザインだと思います。

また7980円という低価格な端末ながらmicro SDカードが使えるというのがいいですね。ただマニュアルなどにどうやってSDカードを使えばいいかわからず、最初挿入したものの全く認識しなかったのですが、一度電源を切って再度電源を入れたら認識しました。一度認識された後は、SDカードを挿入したらコンテンツの認識が開始されるようになっています。(オンラインのFAQも見てみましたが、私が探したときにはこのことに関する説明は見つけることができませんでした)

kobo touchの予約時には楽天会員ランクに応じて500円から3000円の楽天ポイントバックというキャンペーンが行われていましたが、いまは新品がヤフーオークションで即決価格6000円弱で出品されているようなので、コストパフォーマンスが高く、欲しい人にはチャンスなんじゃないかな、と思います。

PDFを閲覧するには解像度が足りない
これはあらかじめ分かっていて割り切って購入しましたが、自炊した書籍のPDFや漫画などをみるには解像度は800x600だと足りないですね。EPUBファイルを読むときも、もう少し解像度が欲しいと感じます。

日頃、利用しているGalaxy Noteの解像度が1280x800ですが、通常のテキストを表示するうえでもこのくらいの解像度があるほうが漢字が奇麗に見えますし、フォントの大きさを小さくしても目に負担がかかりにくくなります。

iRiver Story HDという6型の電子ペーパーで解像度が1024x768ある製品がすでに販売されていたので(現在は販売中止となっています)、ぜひこれと同じ解像度を持つkobo touchも早めに出して欲しいですね。

電子書籍リーダー端末「iriver Story HD」の完全レビュー

kobo touchはそうしたより高解像度の電子ペーパー端末が発売されるまでの繋ぎの端末として考えています。

電子書籍端末とどうつきあうか?
さて、電子書籍を利用しようと思ってもまだ電子書籍で発売されているタイトルはさほど多くありません・・・というか全然ないですよね。少なくとも今は。

さらに個人的には電子書籍でなくとも年間を通して本を良く読むのですが、書店で購入している本はそれほどありません。自宅から数分の距離に図書館があるため、図書館で読みたい本を予約して読むことが多く、また書籍を購入する場合もアマゾンのマーケットプレイスやブックオフなどを利用することも多く、定価ではあまり購入していないのですよね。

EPUBを始め、電子書籍の本はまだまだラインナップも少なく、価格も紙の書籍と同等か若干安いというくらいなので古本を買うほど気軽に購入できないので正直、電子書籍のコンテンツはまだまだそれ程買わないだろうな、と思っています。

価格が安い文庫本がどんどんと電子化されていくと嬉しいのですが。

そもそも電子書籍はハードカバーの価格と比較されるべきではなく、そのハードカーバーが文庫本化された場合の価格と同じくらいの価格が適正価格なんじゃないかな、と思っています。

しばらくはIT関連を中心に無料で公開されているEPUBを利用しつつ、飛行機で国際便に乗るときなど、手持ちの荷物を少なくしたいときに数冊電子書籍をあらかじめ購入しておき身軽な状態で読むという使い方がメインになりそうです。

このブロガーをtwitterでフォローする