予約時の特典で3000ポイントを受け取ったので、定価7980円の8割方は回収できたかなという感じです。元々購入するときに電子ペーパーの解像度が800x600だと日本語では厳しいだろうなぁ、と思っていたので買ってからしばらくしたら手放すつもりではいました。
Kindle Storeが日本でもオープンし、iPad miniを購入し11月2日に届きますのでこのタイミングで放出することに。短い間だけどお世話になりました。
ということでKobo Touchを買って良かったなと思った点と、今後改善して欲しいなと思った点をハード、ソフト、サービス面全て含めてまとめておこうと思います。
Kobo Touchを買って良かった点:
1.楽天スーパーポイントが使える
小額のポイントを使うのに送料がかからない電子書籍はもってこいですね
2.お得なキャンペーンがある(集英社の漫画1巻め無料キャンペーンなど)
これは楽天としての強みで、多くのユーザーが期待しているところではないかと。
3.シンプルなデザインで軽量(Kindle Paperwhiteが213g / Kobo touchは185g)
4.micro SDカードが使える
5.カラバリあるのはグッド(Kindleは単色だけ)
Kobo Touchを買って残念だった点:
1.Kobo touch 無料贈呈
結果的にKobo touchの価値を下げることになってしまうので無料贈呈ではなく
「今Kobo touchを買えば無料でプラネテス全巻をプリインストール」
「ジョジョ第一部全話をプリインストール」
といった実質値下げ的なキャンペーンで拡販したほうが良かったんじゃないかな、と。
ハードウェアを値下げするのではなく、コンテンツの値下げ・サービスで訴求するほうがKobo touchの魅力があがったのではないかと思います。
魅力的なコンテンツを持たせてしまえば、それが使えるハードウェアはなかなか手放さないだろうしね。
2.辞書機能の質
Kobo touchには国語辞典や英英辞典がありましたが、Kindleのほうが辞書の質、選択肢とも上ですね。これからの端末では強化していって欲しいポイントです。
3.kobo storeの使いづらさ
これはKindleも決していい出来なわけではないですが、楽天ポイントが使えるのが強みだと思いますので、価格帯で検索結果の絞り込みができると嬉しいですね。電子書籍は品揃えがまだ少なく読みたい本をピンポイントで探してもないことが多いので特定のジャンルで手頃な価格帯の中から良書を探して買いたい、というニーズがしばらく多いのではないかと。
そのためにもランキングもTOP50までではなく、TOP300くらいまであってもいいかもしれません。
4.他社の電子書籍端末では読めない
もう終了することが決まっていますが、同じ楽天の電子書籍書店のRabooでは機器認証すればソニーのReaderでRabooで購入した本を楽しむことができます。書籍のフォーマットとしてEPUBを採用したのであれば、koboストアは専用端末だけでなくReaderなど他社製の端末でも楽しめるようにして欲しいところです。逆にReader Storeに対しても言えることですけどね。
Kindleも専用端末ですが、WindowsでもMacでもiOSでもAndroidでも購入した電子書籍が読める環境が整っており、Readerやkoboはその点でかなり遅れているのが現状です。なので対抗するには「他社の端末でも楽しめる」という安心感が欲しいところ。
その他にもUIやレスポンスなどで不満だった点がありますが、海外ではKobo GloというKindle Paper White同様に高精細になったモデルが今月から$130で販売されていますのでこちらのモデルの登場に期待しています。
しばらくはiPadやAndroidスマホのKindleアプリで電子書籍を楽しみつつ、電子書籍サービスや電子書籍端末の動向をチェックしていきたいと思っています。
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