サンフランシスコ:VizMedia社を訪問その1の続きです。
オフィス内はマンガ、イラスト、グッズが溢れていました。
吹き抜けスペースに飾られたマンガ作品。
黄色の壁が社内をさらに明るくみせています。社員数は現在170名ほど。
アメリカ限定で発売されているライセンス商品。
最上階からの眺め。
こちらがアメリカで発売されている少年ジャンプ。アメリカでの出版数は3万部(アメリカではすごい数字)ということでしたが、米国では売れている雑誌でも40万部程度なのだとか。日本のように250万部も売れているのは世界でも他にはないそうです。約40%が定期購読者。
日本のマンガ市場ですが、ここ10年右肩下がり。それでも5000億円の市場規模があり、アメリカではまだようやく250億円程度とのこと。ただ米国市場、欧州市場は年々成長を続けており、今後縮小が予測される日本の業界を考えると、海外市場が今後のマンガ業界にとってのフロンティアであることは間違いなさそうです。
今まではドラゴンボール、NARUTOなど少年アクションものが人気でしたが、より大人向けの作品や少女向けの作品を提供して、市場拡大、ユーザー層の拡大をはかっているということでした。
こちらが少女向け雑誌Shojo Beat。小学館、集英社、白水社の作品が楽しめるそうです。日本ではありえない豪華な組み合わせ。
そのほか、海外マーケットを切り開くにあたっての工夫やワーキングスタイルについてのお話をお伺いしました。
日本のITサービスが海外に展開する上でも参考になりそうです。
VizMedia社ですが、日本語と英語ができるバイリンガルなスタッフを募集中ということですので、興味ある方はコンタクトを取ってみるとよいかもしれません。
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