Wednesday, June 17, 2009

Wiiの朧村正いいゲームです。売れていないとゲームメーカーの社員が嘆いてい ますが。

ゲームメーカー、マーベラスエンターテイメントの子会社、マーベラスインタラクティブの社員が、自社のゲームが売れていないとブログで嘆いているのが話題になっています。

魂の叫び、切なる願い

ousama.jpg 

マーベラスエンターテイメントさんとは、残念ながら形にならなかったもののプロジェクトのお話を昔の職場でさせて頂いていたことがあります。

なかなかゲームの販売が厳しいようです。


ノーモアヒーローズ、わくわくアニマルマーチ、ルーンファクトリーF、
朧村正、アークライズファンタジア、etc


どのソフトもギリギリの時間と予算の中で、制作者・開発者ともに精魂
込めて作り上げ、胸を張って世に送り出したタイトルたちです。
人に趣味嗜好があるのは世の常、それだけに全員が、というわけには
いきませんが、普通のソフトに比べると満足していただいている購入者の
割合はものすごく高いという自負がありますし、実際にどれもすばらしい
評価をいただきました。


でも不思議なんですよね。これは本当に不思議。
全部のタイトルが同じような出荷本数です。しかもそんなに高くない。
もう本当に涙目。泣きそうです。夢にも出てきます。

 この中で、朧村正というゲームは友人の家でたまたま遊んでみたことがあります。

正直、全くきいたことがなかったゲームですが、久々に夢中になったゲームとなりました。

朧村正
oboro2.jpg

ゲームの内容は横スクロールのアクションゲームです。江戸時代を背景とした世界観で、剣士として敵を倒していきます。操作はWiiならではというものではなく、従来のコントローラと同じような操作をする割とトラディショナルなゲームです。

ですが、遊んでみて、その爽快感に驚かされました。画面を高速に移動しながら敵をバッタバッタと切り倒していく。その感覚はアクションRPGの名作「イース」を初めてプレイした時のような気持ちよさがあります。

グラフィックは3次元ではない2次元ですが、丁寧につくりこまれていて世界観が魅力あるものに仕上がっているのもイース同様です。

世界を高速に移動しながら、街や草原、建物の中と、様々な舞台を探検していくという楽しみ。通常のRPGとは違って、高速に移動することによって生まれてテンポの良さ。

初めてイースというゲームをプレイしたときに感じたような、今のゲームでは失われていた気持ちよさを感じることができる良作です。

 

ですが、どちらかといえばWiiならではというよりも、古きゲームの流れを正統に進化してきたというソフト。そのためWiiのユーザーにはあまり受けがよくなかったのかもしれません。

それでも僕はこのゲームを遊ぶためだけにWiiを買ってみてもいいな、と思いました。(でも、僕も偶然遊んでみるきっかけがなければ、知ることはなかったソフトだと思います)

下記のムービーを観るだけでもその雰囲気が少しは伝わってくるかと思います。

僕が自信を持ってお薦めできる一本です。

【Wii】 朧村正(おぼろむらまさ) RVL-P-RSFJ

 

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