最近はPSPのワンセグチューナーでテレビ番組を見ているのですが、見ながら気になってくることがあります。
草薙剛さんが出てくる「地デジの準備が進んでいますか?」というCMに混じって、ハイビジョンではない普通のSDフォーマットでのCMがかなり多く見受けられます。しかもナショナルクライアントのCMでもSDフォーマットのものがかなり多い。
またCMだけではなく番組もまだハイビジョンではなくSDフォーマットで放送されているものがゴールデンタイムでもあったりします。再放送ならまだしも、新たに撮影されている番組でもSDフォーマットというのは、どうなんだろ?と見ていて思ってしまっています。
視聴者には地デジへの準備が進んでいますか?と呼びかけながら、一方で番組やCMがハイビジョンに対応していっていないのは矛盾しているのではないでしょうか。
特にCMがSDにしか対応していないものが多く、体感では半数以上がSD画質。本来、CMは質感やクオリティーに対して最大限配慮すべきものであると思いますのでそれが未だにSDフォーマットのものが多いということは「まだアナログで十分でしょ?」という風に現場は考えているのかな、と懸念してしまいます。
地デジの普及を本気で考えているのなら、番組はもちろんスポンサーに対してもハイビジョン画質でのCMの納品を働きかけていくべきだと思うのですが・・・。
企業の広告費の減少や伸び悩みが、CMのハイビジョン対応が進んでいないという現状に繫がっているのかもしれません。
番組のほうも予算の影響が大きそうです。
ソニー・コンピュータエンタテインメント PSP 3000
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