Monday, December 20, 2010

Infinity Ventures Summitの様子をgihyo.jpでレポートさせて頂きました

今月の上旬に開催されたInfinity Ventures Summitの様子をgihyo.jpにてレポートさせて頂きました。

Infinity Ventures Summitレポート 

第1回 世界最速成長ネット企業のグルーポン成長の秘密と,プラットフォームの活用方法(初日その1)
第2回 世界を変えるベンチャーになるには?(初日その2)
第3回 LaunchPadに登場した14社―次に来るのはどれだ?

この他、ここでは書ききれない程多くの刺激を得ることができたイベントでした。来年に向けて何を行っていくべきかいくつものヒントをもらえたように思います。

次の目標はこちらのイベントに呼ばれて話せるようになるということですね。どのくらいの時間がかかるか分かりませんが、まずはできるところから手がけていきたいと思います。

このブロガーをtwitterでフォローする 

 

Friday, December 17, 2010

IT戦士岡本有花さんとメディア論に関するツイッターでの論議に参加してみまし た

先週ですが、アイティーメディアの記者岡本有花さんがツイッターにてメディア論について語っていたので、その論議に参加してみました。

Togetterにてまとめられています。

IT戦士岡田有花さん、TVメディアの海老蔵祭りからストレートニュースや一次情報に在り方についてTLと語る


『取材なしでつくられる「コタツ記事」はやっかいもの』 一次情報をめぐるIT戦士岡田有花さんによる問題提起の続き

読んでみるとメディアのあり方や、苦悩について考えさせられて面白いです。

このあたりの議論、時間があるときにちょっと掘り起こしてみたいですね。

このブロガーをtwitterでフォローする 

【送料無料】街場のメディア論

【送料無料】街場のメディア論

価格:777円(税込、送料別)

Tuesday, December 14, 2010

MacBook用にBuiltの11-13 Laptop Portfoloバッグを購入

MacBookを自転車でも持ち歩きやすいようにBuiltのラップトップ用のバッグを購入してみました。

素材にはダイビングのウェットスーツで使われているもので、衝撃に強くなっています。BUILTはニューヨークを拠点にしたブランドでSOHO地区にオフィスがあります。

101214a.jpg 

自転車でもかさばらず、MacBookがちょうど入るコンパクトな鞄が欲しかったので探してみたところこちらに行き着きました。

11-13インチのノートPC向きの製品で、13インチのMacBook Proがちょうどすっぽりと入ります。

101214b.jpg 

おおむね満足しているのですが、肩にかけるベルトとバッグをつなげるリングの部分の耐久性があまり強くないように見えて少々不安です。ここがもう少し丈夫な作りだと嬉しいですね。

101214c.jpg 

その他はこれといった不満がない商品です。辺の中央がくぼんだデザインが功を奏しているのか、MacBook Proを入れると、本体が剥き出しのままよりも小さくみえるのがいいですね。

しばらく愛用してみたいと思いますが、かなり気に入りそうです。

このブロガーをtwitterでフォローする

Sunday, December 12, 2010

iPadを手放しました

4月3日の米国での発売日に購入したiPadですが、先週手放しました。

過去記事:iPadを購入。発売日の様子とiPadのファーストインプレッション 

iPadが不要になったというよりは、

- 年末旅行中に長期不在の間MacBookとWindowsPCを持ち歩くため、iPadは置いていくので活用する機会が少なくなる(空港のセキュリティーで3台のマシーンを取り出すのは苦痛ですからね)

-来年早々には新iPad、iPad2が発売されるだろうからそろそろ売り時

と考えてのことです。

またOS4.2が発表され、日本での米国発売のiPadによるWiFi利用が合法的になったというのもあります。ソフトバンクがiPad、0円キャンペーンを始めたこともあり、在庫処分が始まったな、と思っていたので売るタイミングを探していました。 

ちょうど、オークションに出品したiPadが落札された翌日くらいにiPad 2が2月に発売されるという情報がニュースサイトにでてきて、希望していた価格でiPadを手放すことができました。

2ヶ月の我慢ですからね…。

売り時はもう少し粘ったほうがよかったかもしれませんが、今のiPadは十分堪能できたので、新しいiPadを待ちわびるのにはいい空白期間かも、と思っています。 

 

新しいiPadがでたら確実に買おうと考えていますが、期待している点が3つ、

1.もう少し定価が安くなる?

2.もう少し軽くなる?

3.もう少し小さくなる?

の3点ですね。カメラがつくという噂もありますが、個人的にはカメラにはそれほど興味はなく、基本機能はそのままにもう少し軽くて扱い易くなってくれれば嬉しいです。

筐体がアルミ製からカーボン製になるという噂もでていますね。 

SDカードが使えるようになるというのも噂されていますが、どうなんでしょうね。カメラコネクションキットが不要になるのは嬉しいですけど、Appleにとっていいアクセサリ商売になっていると思うので、つかない気もします。

このブロガーをtwitterでフォローする 

 

Monday, December 6, 2010

Infinity Ventures Summitにボランティアスタッフとして参加します

本日12月7日から8日まで行われるInfinity Ventures Summitにボランティアスタッフとして参加させて頂きます。

Infinity Ventures Summit 

以前から一度行ってみたいと考えていたイベントでしたので、このような形で参加できて嬉しいです。

イベント開催中はソーシャルゲーム会社、Playdom社のLa Fontaine氏の通訳などをさせて頂く予定です。

TechWaveの湯川鶴章さんが参加者のインタビューなどをUStreamで流されるとのこと。

視聴者が記者 IVSで参加型ユースト取材します【湯川】

 会場はiPhoneの電波の入りも悪く、持ってきたWiMaxでもおそらく接続できないと思われるのと、スタッフとして動くのがメインとなるためリアルタイムレポートはできないと思いますが、後日、レポートをgihyo.jpAsiajin.com、そしてこのブログを通じてあげていきたいと思います。

このブロガーをtwitterでフォローする 

次世代マーケティングプラットフォーム

次世代マーケティングプラットフォーム

価格:1,680円(税込、送料別)

Saturday, December 4, 2010

グーグルによるグルーポン買収破談に:グルーポンはグーグルをしのぐ収益力?

グーグルによるグルーポンの買収は、もう決まっていたものだと思っていましたし、メディアの報道もそのようにされていたと思いますが、買収が破談になったとのニュースが流れていますね。

Grouponに振られたGoogle, 「ローカル市場」という未来の大金脈はあきらめないだろう 

グルーポンはIPOを目指すかもしれないとのことですが、果たしてどういう顛末を迎えるのか。

 

それにしても、こうしたサービスが人気を博するのもアメリカもデフレ経済だからなんじゃないかなと思います。ブラックフライデーが盛況なのも、安くなければ買わないという消費者心理の現れですし。

 

グルーポンが面白いと思うのが、前払いのビジネスモデルとなっているところですね。サービスが提供される前に、ユーザーからのお金が入る。

グーグルのAdWordsもそうですが先にお金が支払われるというのはサービス提供側としては非常に魅力的です。報道によるとグルーポンの年商は20億ドルだということ。これが売上だとしたら、グルーポンは売上の半額を広告費としてとっているので、粗利が10億ドルにも達するということになります。

 

これが本当だとしたら、グーグルの提示していると言われている60億ドルではまだまだ少ないと判断されてもおかしくないですね。

そしてグルーポンは前払いの収益を一般ユーザーからの支払いから得られているわけですから、お店に対する広告サービスではなく、一般ユーザーから大量の注文を獲得して収益をあげるビジネスモデルととらえることもできます。 

単価が数千円以上、そして大量に注文が入るというサービスですね。

私はずっとグルーポンはホットペッパーのような広告ビジネスだと思っていたのですが、そうではなく激安で商品を仕入れ大量販売し、さらに粗利が高いというビジネスがグルーポンの本質です。

 

グーグルの収入の主軸であるAdWordsと比べると、

・顧客数        グルーポン > グーグル

・一顧客からの売上単価 グーグル > グルーポン

 ただし、グルーポンの売り上げ単価もネットサービスの中ではかなり高い部類に入るかと思います。

・顧客あたりの注文数       グルーポン > グーグル

 正確な比較はできないですが、大量の注文を集めるというのがグルーポンのビジネスモデル。かなりの爆発力があるのは間違いありません。企業の広告予算はどうしても上限が見えてきてしまいますからね…。

・広告手数料のマージン  グルーポン > グーグル

これもグルーポンの圧勝。半額手数料がとれるビジネスなんてないですよ・・・。 

収益力 = 顧客数 × 顧客単価 × 注文数 × 広告手数料のマージン

ここから弾き出されるグルーポンの数字は、グーグル以上のものかもしれません。 

今後の展開にしばらく目が離せなそうです。

このブロガーをtwitterでフォローする 

プロフィット・ゾーン経営戦略

プロフィット・ゾーン経営戦略

価格:2,520円(税込、送料別)

Friday, December 3, 2010

グーグルの幼年期の終わり:グーグルによるグルーポン買収

噂がされていたグーグルによるグルーポンの買収ですが、53億ドルで決着がついています。

Google to buy discount coupon website for $5.3 bn

今年の4月の段階で米ヤフーからは20億ドルでの買収のオファーがでていたみたいですね。

グルーポンも広告サービスの一種ですし、広告業がメインでもあり、グーグルプレイスとの親和性を考えると、今回のグーグルによる買収はそれほど意外なことではないかもしれません。

Googleプレイス 

http://www.google.co.jp/landing/placepages/

Adwords広告により、大手の広告代理店からの広告出稿がメインであったそれまでの広告ビジネスモデルから、中小企業から個人まで簡単に広告出稿ができるという点においてはグルーポンもその延長線上にあるともいえます。

ただ、テクノロジー主導のイノベーションというイメージが強かった今までのグーグルとは少し違う路線ではないかと感じてしまうのも正直なところです。

同じように大型の買収案件としてはYouTubeがありました。

世界中のあらゆる情報を検索するというグーグルのもと目的からみれば、YouTubeの買収はあらゆる映像コンテンツを検索できるようにするという意味で意義があったと考えることもできますが、今回のグルーポンはその枠組では捉えることができません。 

今回のグルーポン買収はグーグルという企業にとってのひとつの大きな節目のように思います。

グーグルにとっての幼年期の終わりなのかもしれません。

このブロガーをtwitterでフォローする 

幼年期の終わり

幼年期の終わり

価格:780円(税込、送料別)