Monday, May 1, 2006

テキスト広告はすでに効果がなくなっていることをGoogleは知ってる?

CNET読者ブログからの転載です。

CNET読者ブログの更新情報を追いかけるのが大変だったのでドリコムRSSの中にあるニュースページ作成機能を使って、このカテゴリにある約40のブログのまとめニュースページを作ってみました。
http://news.drecom.jp/hiroumi_g/

さて、みなさんはAdwords、Adsenseをクリックしたことありますか?

僕はAdwordsやAdsenseをクリックしたことはほとんどありませんし、おそらくこれを読んでいる多くの方もそう思っているのではないかと思います。

Googleの広告売り上げは右肩上がりで伸びています。
しかし、それはGoogleの広告の配信媒体が爆発的に広がっているためであり、むしろ広告効果(クリック率)は、ドンドン低減していっているというのが実情ではないかと考えています。

以前のCNETブログでも
■2008年以降、検索連動型広告の成長速度は鈍化する
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20101203,00.htm
といった内容が掲載されていますが、個人的には、検索連動型広告からバナーなどのブランディング広告への小さな揺り戻しの動きが割りと早い段階で現れるかもしれない、
と考えています。

Google自体もそのことに気づいていて、次の一手を模索しているのではないでしょうか?

失敗には終わってしまいましたが、『雑誌の広告スペースをオークションで販売する』というのそうですし、もっと分かりやすいのがGoogleBaseですね。

Google雑誌での広告テストは失敗に終わる
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2006/03/google_3.html

大前研一さんが下記の記事の中で書かれていることへと、Googleはシフトをしていこうと模索中なんだと思います。

三木谷氏にはGoogle的世界の恐ろしさが見えていない

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/a/24/02.html

最後の段落の内容が特に秀逸です。
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 特に“ベース”ではHPを持っていない人でも自社案内を書き込めばそれを検索の対象として載せてくれる。もはやHPを勝手に駆け巡る無機質なロボットエ
ンジンではなくユーザーの求めているあらゆる情報をその心情まで含めて最短距離で提供する優れものに脱皮しようとしている。ブロードビジョンやブルーマル
ティーニ等のソフトがやろうとしてなかなか出来なかったユーザー側の心理までも反映した“サイバージャングルの水先案内人”になろうとしているのである。
さらに“財布”はシングルサイン・イン(一度登録すればグーグル上どこに飛んでも財布が付いてくるので買い物したい時には、即座に支払い機能がそのページ
についている)を狙っていることは間違いない。“ポイント”は楽天や航空会社のマイレージと同じ機能を付加することを狙ったものであろう。つまりグーグル
は検索サイトのフリをしながら広告モデルで儲け、その限界が来たら、電子商流・商取引に転換する狙いがある、と私は見ている。“ベース”ではNTTのタウ
ンページがぶっ飛ぶだろう。これとローカルを併せれば下手なGPSも要らなくなる。そして何よりもユーザーが求めているものは一発検索できる、一発注文で
きる、一発決済できる、という機能だ。電子商店街に出店していない会社の品物やサービスであっても、だ。こうしたことを楽天の三木谷氏は脅威に感じないの
だろうか。

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この辺りの話に入ってくると、長くなるので、また別のエントリーで触れてみようと思います。

■CNET読者ブログまとめ(ネット・メディア)

http://news.drecom.jp/hiroumi_g/

ドリコムRSSでつくってみました。 

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