Tuesday, March 9, 2010

仕事はあるところに行くか創るしかない:離島に行って考えた

一昨年はgooのボクナリというニュース企画の中で、僕らの島生活というコーナーを連載してきました。

bokunari_20081224_010_450.jpg 

僕らの島生活:過去記事 

僕らの島生活の写真一覧 

三重県の答志島、北海道の天売島、焼尻島、鹿児島県の喜界島、長崎県の福江島、久賀島を訪れてきました。 

都会よりも恵まれているのではないかと感じた場所もありましたが、総じて仕事にはそれほど恵まれていない離島ばかりをみてきました。

島という周りを閉ざされた空間を訪れてみると、離島が日本で、その離島の周りにあるのが海外、世界であるというような錯覚にみわれました。

そこで思ったのが、仕事や教育の機会を求めて島を離れて本土に渡る人と国を離れて、海外に職を求める人と本質的には同じなのではないかということです。

離島で起きていることが、そのまま日本全体にも当てはまってくるのではないかと強くかんじました。

そうした仕事を得るのが難しい場所でもいろいろな形で仕事を行っている人たちを見てきました。そこで考えさせられたのが、仕事というのは創るものなんだなという当たり前のこと。そして仕事を創ることができなければ、仕事があるところに行くしかないということ。

そして仕事があるのが当たり前だという場所が非常に恵まれた特殊な場所かもしれないということ。

 日本には世界的な大企業が幾つもできましたが、そうした企業があるのは世界的にみても例外的な、非常に恵まれたケースだと思います。

そろそろ次のソニー、ホンダを生み出していかなくてはいけない時なのかもしれません。 

起業をするか平社員として生きるかの時代:あなたの人生を大逆転する「経営メ ンバー」という生き方

5年近く前の本ですが、いろいろと発見がある一冊を週末に読了しました。リクルートで起業・独立の情報誌「アントレ」を立ち上げた高城幸司氏の著書。

あなたの人生を大逆転する経営メンバーと言う生き方
4492501428

はてなダイアリーでChikirinさんが、就職ができなくなった人は起業をするしかない!とブチ上げているんですが、これはその通りだと思うんですよね。

就職氷河期 サイコー!

 

仕事をつくりだせる人と、仕事をもらう人という差がものすごくはっきりと分かれてきているのだと思います。

この本は、起業は自ら行わないけど起業した人の下で参謀としては働く生き方について書かれています。

そしてこの本が素晴らしいのが、「では経営メンバーは何をするのが仕事か?」ということを3つに絞って明確に定義していることです。

それは

・商品を生み出すこと

・商品を売るための売り方を開発すること

・組織経営の課題を探し出し、 組織をしっかり管理していくこと

となっています。

このうちの最初の「商品を生み出すこと」は最初の商品を生み出す作業を社長が行っていることが多いのかもしれません。次の売り方、マネタイズについては社長が行っている場合もあれば、後からきたメンバーによってマネタイズが確立される場合もあります。

ただこれなしには企業としてずっと存続していくことが難しいのが事実。これがきっちりと出来ていない会社も多いように思います。

そして組織としての改題を探しだし、それを解決していくこと。

どれひとつとっても当たり前のことばかりですが、いろいろと起業関連の本を目にしてみても、ここまで明確に経営メンバーとしての役割をまとめた一冊はありませんでした。

ビジネスのニュースを目にしたとき、それがこの3つのどこに属するものかを考えて、自分ならどのようにするかをシミュレーションしてみると良い訓練になりそうです。 

経営というぼんやりとしていた仕事が、くっきりと理解できるようになる良書だと思います。 

献本頂きました:iPhoneとツイッターで会社は儲かる、ネットがあれば履歴書は いらない、他

日本から献本頂いた本が届きました。

imgp0102.jpg 

後でもっと詳しい感想を書くかもしれませんが、まずは献本のお礼まで、簡単に紹介してみたいと思います。

iPhoneとツイッターで会社は儲かる

 

iPhoneとツイッターを全社に導入したことで何が起こったかが書かれている一冊。

僕も、前職では社内ブログを販売している会社で働いていたので、社内ブログが当たり前という環境に身を置いたことから大きく影響を受けました。だから、これがiPhoneとツイッターだったら、どうなっていたのだろう?というのがすごく気になるところです。

ネットがあれば履歴書はいらない 

このタイトルに書かれている、ネットがあれば履歴書がいらないというのは僕も日ごろから実感していること。今の会社にもブログを書いていなければ入社していることはなかったかもしれません。ネットにアウトプットをするということがどんどん重みを増しています。

これからは日本語だけでなく、他の言語でもどう、やりとりを増やしていくのかが悩ましいですね。今のところ、英語ニュースサイトAsiajinでの記事、Facebook、Google Buzzでは主に英語を使っていますが、少し意識して英語でのアウトプットも増やしていかないと、と思っています。

マスコミは、もはや政治を語れない

まだ内容をチェックしていませんが、タイトルには同意。いや、政治だけじゃなくてマスコミは、もはやニュースを語れないところにまで来ているのではないかと思っています。

事実の分析、その背景にある状況への理解、それをもとにどうした判断を下していくべきなのか。昨今のマスコミのニュースにはそのような人間がより社会への理解を深め、成長していく糧となる素材としてのニュースを提供できていないと感じています。

これも手にとりながら、いろいろと考えを巡らしてみたいと思います。 

Monday, March 8, 2010

『小さなチーム、大きな仕事』の感想・書評をまとめてみました。

共訳させて頂いた37signalsの著書「小さなチーム、大きな仕事」ですがかなり反響がいいようです。

Amazonでは在庫がなくなり、注文に日数がかかる状態が続いており、楽天ブックスの在庫も少なくなってきているようです。

楽天ブックス:小さなチーム、大きな仕事 

感想や書評を書かれているブログもかなり増えてきたので、簡潔にまとめて紹介してみたいと思います。

 feel the wind: ■[Book]たくさんのビジネス書は必要なし 『小さなチーム、大きな仕事』


もしかしたら、今年読んだ最高の本かも知れない(まだ早いかも知れないが)。
(中略)
文章はとても挑戦的で、反体制的に感じるかも知れないけど、多くのビジネスマンが感じている『違和感』をストレートに書いているだけでもある。本書はどこから読んでも意味があるし、多くの人はショックを受けるだろう。しかし、人が人として生きていく、あるいはこれからの仕事に対する姿勢を考えると共感を生む部分が多くあることに気付くはずである。

シゴタノ: 小さなチーム、大きな仕事


この本で繰り返し登場する主旋律は、「現実的に、シンプルに、ものごとを成功させよう」ということです。

present: 小さなチーム、大きな仕事 


 「これからは、大きな会社ではなく、小さい会社がたくさん生まれて活躍する」って、誰かが言っていました。どこかのブログかな?忘れたけれど。私も同意です。そして、そんな小さな会社を作る上で、本書のノウハウは良い手本になりそうだ

suadd blog: 小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 


もちろん37 Signalsの事業体の特殊性による部分もありますが、ウノウもエンジニア主体の会社であることもあり、非常に勉強になりました。いい部分は取り入れて行きたいと思います。

Powerroom.Biz: 小さなチーム、大きな仕事

これ読んで良かったですね。
月曜日からの仕事が楽しくなりそうです。
少し考え方を変えて仕事に取り組もう。   

IDEA*IDEA: 【書評】 小さなチーム、大きな仕事


小粋なWebサービスを作り続ける37Signalsの新著ですね。ネット時代にどういう仕事をするべきか?について彼らの考え方が書かれています。あいかわらずスカッとする主張ばかりですよ。

VIVA☆ゆとり: 小さなチーム、大きな仕事

この本は起業とか会社とかそんなかんじの商売とかそっち方面だけどちょっと文字を読み変えてやると 人生そのものにほとんど当てはめれる 

WHEN YOU WERE YOUNG: 憧れが世界を変える 小さなチーム、大きな仕事

もし、今なにかしら行き詰まりを感じていて、もどかしい気持ちを抱えているのなら、このメッセージ集を是非手にとってみてもらいたいと思います。きっと世界が変わります。  

bmblog: 
小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則
 


本書で特筆すべきはテキストの気持ちよさ。
simplicityへの追求は本書のテキストでも行われており、本当にミニマムの書かれて推敲が行き届いているのでとても読みやすい。
ITな人でなくてもきっとすいすいと読める。
このテキストの気持ちよさは多分に和訳の質にもよっている。

 COLORI:
37signals「小さなチーム、大きな仕事」レビュー
  

  • 「どうやって起業しようか」と考えている学生、社会人の集まり
  • 「ライバル会社に負けたくない!」と思っている会社の社長、管理職の方
  • 「そろそろ独立しようかな」と考えているサラリーマン
  • 当然、Web業界にいらっしゃる方々

これらの人たちに対して、どうやってシンプルに成功させていくかを分かりやすい言い切りの形で教えてくれます。

インタラクリ: 小さなチーム、大きな仕事


新しいビジネスを、「新しい現実」で始めるのに、
無理のない、実情にあったやり方で、「今」始めることについて、
書いている。

 

Sunday, February 28, 2010

FFのiPhoneアプリ/プレイ中でも英語と日本語の切り替えが可能。

ファイナルファンタジー1、と2のiPhoneアプリが出たので、FF2のほうを購入してみました。価格はどちらも1000円となっています。

ファイナルファンタジー1FINAL FANTASY

ファイナルファンタジー2FINAL FANTASY II

 両方を遊ぶ余裕はないかなと思ったので、データ量が1より倍ある2を購入してみました。アプリを立ち上げてみると、画面の文字が全て英語。

iPhoneの言語環境を英語メインにしていたためのようです。5文字の文字数制限だと英語だと自分の名前が全て入らないので、iPhoneの言語環境を日本語に設定しなおして、ゲームをスタート。

img_0286.png 

一度ゲームをスタートした後、再び言語環境を英語にしたらどうなるのかが気になったのでやってみました。

 するとキャラクター名は日本語で出るものの、他のキャラクターのセリフは全て英語に変わりました。

img_0287.png 

英語を勉強しながらプレイし、気楽にプレイしたくなったときは日本語環境に戻して日本語でプレイする。

そんな遊び方ができそうです。 

ゲームをプレイして気になったのが横画面でのプレイのためiPhoneを右手で持っていると、スピーカー部分を手が塞いでしまうので、音が聞こえなくてなってしまうこと。iPhoneを180度回転した時に画面も上下反転するようにしてあれば、スピーカー部分が左側にくるのですが、残念ながらアプリのほうではそういった対処は組み込まれていません。

音楽のクオリティーが非常に高いので、これだけが少し残念なところです。 

[PS]ファイナルファンタジー7インターナショナル【アルティメットヒッツ】

Google Profileの持つ可能性

鳴り物入りで始まったGoogle Buzzですが、このGoogle Buzzと関連したGoogle プロフィールというサービスがとても気になりました。

GoogleプロフィールはBuzzで自分の情報として他者に表示されるページです。

私のGoogleプロフィール 

Google_profile.jpg 

自分の名前、概略、関連するサイト、場所、最近のつぶやきなどを表示させることができます。

このページから自分のGmail宛にメールを送ってもらうこともできます。名刺がわりとして使うのに十分な機能を備えています。

これを見たときに、Google プロフィールは企業概要ページとしても最適なのではないかと思いました。

企業名と、その企業の概要、最近のニュース、所在地、関連する写真、そしてコンタクト先。こうしたものがバランス良く揃っていれば、企業概要ページの内容としては申し分ありません。

 GoogleはFinance情報もGoogle Financeというサービスで検索可能にしているので、上記に加えて株価や、その企業が関連するニュース情報、クチコミ情報も表示させることができます。

Buzzというサービス本体よりも、この個人や企業のプロフィールに、クチコミ情報を含めた情報が集約されていくというのが非常に面白いと感じています。

人名検索をして真っ先にでてくるのがこのGoogle Profileとなるかもしれません。私自身は個人名でブログを書いているので、このことにさほど抵抗がありませんが、Buzzで問題になったように個人情報保護の観点からは考慮されるべき点も多く、このプロフィールサービスがどのように推移していくのか気になっています。 

Friday, February 26, 2010

デザイン力を高めるために役立つ海外の雑誌とそのWebサイト

今月読んだ「ハイ コンセプト」という本の中で、デザインへの感性を高めるために役立つ雑誌が紹介されていました。その多くがウェブサイトも用意されているので、ここで紹介してみたいと思います。

Dwell

 dwell.jpg

センスの良い住宅雑誌。Webサイトではその週末に海外で開催されている建築系のイベントの紹介をしていたりします。 

How

how2.jpg

グラフィックデザイン、商業デザイン中心の内容。フリーランスデザイナー向けの内容も。 

ID

id.jpg 

日本の書店でもよく見かける、世界で今注目の新進デザイナーを多く紹介している雑誌です。 

Metropolis

metropolismag.jpg 

建築系の雑誌で、アーバンデザインなどを多く紹介しています。 

Print

print.jpg 

こちらもグラフィックデザインの雑誌。 

Real Simple

realsimple.jpg 

これは日本語版も出版されています。オシャレな生活を楽しむという内容の雑誌。

REAL SIMPLE JAPAN

Architectural Digest 

architectural.jpg 

これはこの本には載っていなかったのですが、僕がデルタ航空のマイレージ特典で定期購読を始めた雑誌です。ウェブサイトの内容も充実しています。 

またこの「ハイ コンセプト」という一冊は、今後は新しいことを考えて生み出すことができる人でないと、良い収入が得られなくなる時代が来ており、そのために創造力を高める方法とその重要性について書かれています。

5年前に出版された本ですが、今それが現実になってきているのをヒシヒシと感じています。これからどこに意識を向けていく必要があるかを考えるのに役に立つ内容が多く含まれている良書です。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代