Saturday, August 23, 2008

iPhonista Nightに行ってきました

木曜日に行われたiPhonista Nightに参加してきました。残念ながら最初の「iPhoneの可能性」というセッションはきくことが出来ず。

iphonista.jpg

以下、参加していて気になったひとことです。

駅探 中村社長
駅探は多機能になっていたので、メニューの奥深く辿らないと望む操作ができない。
→違った見せかた、使い方を提案できるのでは。
1年前にUSでiPhoneがでたときに、Openで課金プラットフォームがあり、ある程度数が出るのではないかと考えて対応。

iPhonez 八尾代表取締役
1年前にシリコンバレーでiPhoneが出たときに衝撃を受けた。PCがオフィス以外ではなくなるんじゃないか?と思った。
iPhoneによって競合は日本の会社ではなく、海外の会社が競合となるのを強く感じた。

面白いなと思ったのは、昨年USでiPhoneが出たときからすでに動いている人が多いな、ということですね。特に駅探の場合は、日本でのリリース時にあわせてくるあたりがさすがです。

iPhoneの存在をどうとたえるか?という質問に対して各パネラーの反応が、
・PCとモバイル両方を使っている人が利用している端末
・唯一コンシューマー視点の、コミュニティーが生まれる携帯。コンシューマーに親和性が高い。
・世界にアプリを出せるということは、世界からやってくるということ。グローバル化の波さらにやってくるということ。

といったもの。個人的にはAppStoreへの登録の障壁の高さが気になりました。Androidで自由にアプリが出せるようになったら、そちらの方が魅力的になってしまうような気もしますが、課金プラットフォームというのがどれだけ有効に機能するのかが鍵かもしれないですね。電子出版コンテンツなどは、タイムリーなリリースが求められると思うので今後のAppStoreでどのように流通していくのかが気になっています。

アルカーナ西川COOのiPhoneアプリケーションの紹介では、iPhoneの特製が機能別にまとめられていました。

・マルチタッチディスプレイ
・GPS
・加速度センサー
・カメラ
・音声認識

などなど。よくまとめられていると思いますが、iPhoneの魅力は上記の機能が統合されてどのようなユーザー体験を実現しているのかにあるのではないかな?と思います。マルチタッチディスプレイ以外は現在の日本の携帯にも実装が進んでいるものが多いですし。

iPhoneはウェブを文庫本のように楽しめるようにしてくれたでも書きましたが、iPoneならではのユーザー体験というのを考慮に入れることが大切なのではないかと思います。

その点では、電子出版はかなり有望だと思いますし、新聞社などが率先してiPhone向けニュースサイトを作ってもいいのではないかと思います。iPhoneと既存のモバイルサービスとの間で大きく変わったのが、「コンテンツ・サービスの見せかた」ではないかと。逆にそれ以外の要素はほとんど違いはないですよね。AJAXが使えるというのもその違いに繫がっていると思います。

ワークショップではiPhoneならではのキラーアプリを考えるということで、ユーザー間で入力データを共有できる家計簿サービスを考えてみました。

img_0073.jpg

タッチパネルと広い液晶を活かして、アイコンや電卓のような数字キーを押すことで使い勝手の良いアプリがiPhoneでは可能ではないかと思うのですが、その辺りは十分に伝えられなかった気がします。

三井ベンチャーズさんがiPhone向けのサービス・ビジネスプランを募集されているので、何かしらこれ向けに企画をしてみたいですね。

i*deal Competition
ideal-comp.jpg

1 comment:

  1. iPhonista Nightでプレゼンしてきました

    昨日はアルカーナさん、モバキッズさん、松村太郎さん主催の
    iPhonista Nightでプレゼンしてきました。
    アルカーナの原田さんとは百式会議...

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