Sunday, June 15, 2008

喜界島から:島のブロガーと話して見えなかった島の個性がみえてきた

喜界島に到着して車をかりて早速、島を一周してきました。今までに訪れた三重県答志島、北海道天売島に比べると、喜界島の第一印象は「典型的な南の島だなぁ」というもの。

南の島としての個性は車を走りながらでも伝わってくるけれど、そこにしかないモノというのが中々肌として感じてはこない。

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全国的にそれほど有名ではない島を最初からターゲットしているし、そこにある当たり前の風景を切り取ろうとして旅をしているのだから、ある意味それは当然のことなかもしれないのだけれど。

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ここが平家が上陸したと伝えられる浜。石碑以外に特別なものは何もないのだけれど、そもそも浜というのは普遍的なものだし、特別な何かを期待するのが間違いなのかな、と気づく。人の営みに関わらずこの島は昔から存在して、この一見当たり前の(でも他の場所では決して当たり前ではないサンゴの砂浜)が残されてきていることが普通でもあり特別なことなのだ。

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島の標高200メートルの展望台からの風景。中々の壮観なのだけれど、天気があまり良くないのが残念。島の滞在中にもっと晴れてくれれば。

夜は島でブログを書いているブロガーお二人とその同級生の方を中心に、島の特産料理を食べながら、夜の12時近くまで話が盛り上がりました。

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実際に島の人たちの話を聞いてみると、観光マップを読んだり、島を見て回るだけではわからない島の魅力にいろいろと気づかされます。明日はそんな島の人たちで話すことで見えてきたこの島らしさを追いかけてみようと新たに決意。地元の人と話すことで島の魅力が見えてくると、嬉しくなってきますね。明日は今日発見できなかったことがいろいろと見えてきそうです。(本当に皆さん、遅くまでありがとうございました)

今回訪問させて頂いた離島ブロガーは、こちらのお二人でした。

自然の歌綴り~長島稔の日記~
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けらじ屋ブログ

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三味線と地元の島唄にも聴き入りました。

ボクナリ:僕らの島生活 (答志島編公開中)

2 comments:

  1. 美谷さんの取材は、観光名所を廻る旅ではない。知らない場所へ降り立ち、島を歩く。そんなシンプルだなんだけど、なかなか出来ない美谷さんの旅行記を楽しくも羨ましく拝見しています。都会に暮らす私は、この小さな島の暮らしとは如何なるものかを、実に楽しい空想をめぐらしてみるのだが、美谷さんのこの質素な旅はいっそうリアルにその島の様子を伝えてくれる。これが実にいい。肴がまた美味そうである・・・・・。

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