今日、twitterにアクセスしたところSunのTim Bray氏が気になるメッセージをtwitしていました。
As it's now past midnight, this is XML's tenth birthday. Seems like yesterday, or a lifetime.
XMLは今日で10周年なんですね。つい最近のような気がしていたのですが、もうそんなにたっていたとは思いませんでした。
いまやXMLはRSSやAPIなどインターネットには欠かせない規格となっています。XMLがなければWeb2.0現象が起こるのがもう少し遅れたかもしれませんね。XMLによって、RSSやAPIが生まれてくるとは全く想像していませんでした。
コンピューターテクノロジーの世界はドッグ・イヤーなどと言いますが、一方でXMLのような新しい技術が社会に浸透し、実際に影響を及ぼすようになるまでには5年〜10年という数字がひとつの目安となる数字のような気がしています。
Linuxしかり、Javaしかり、USBしかり、Rubyしかり。
Linuxが開発されたのは1991年のことで、本格的に騒がれだしたのが、2000年前後のことでした。
Javaは94年頃に話題になり、大学にいた私もその熱に飛びついていじってみましたが、実際に使われだすようになったのが2000年頃だったように思います。
USBは96年に登場し、98年にiMacで採用され本格的に広がるのが2000年を過ぎてから。
Rubyも、2004年頃に注目が集まるようになるまで誕生から10年たっています。
今生まれている技術、動きが10年後の世界にどんな影響を及ぼすか。遠すぎもせず、近すぎもしないそんな未来を考えることが大事かもしれないですね。
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