Tuesday, January 8, 2013

Kindleの書籍なのにKindleアプリで読めないものも

正月の休暇中、国際線のフライトの中で読むためにKindle版の三枝氏の書籍を購入し、iPad miniのKindleアプリで読破しました。

4532191653経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
三枝 匡
日本経済新聞社 2003-03by G-Tools

狭い機内、少しでも手元の荷物が少ないほうが快適に過ごせるので、こういう時に電子書籍は持ってこいですね。この1冊、値段が572円と手ごろで、まだラインナップが限られているKindle本の中でお奨めの良書です。

ところで同じ三枝さんの著書で、同じシリーズでのKindle版として「V字回復の経営」、「戦略プロフェッショナル」という2冊が販売されています。

機内で読んだ「経営パワーの危機」がとても面白かったので、シリーズの3冊の中で未読だった「戦略プロフェッショナル」を購入しようとしたところ、おかしな点に気がつきました。


最初に購入したときに買い物ボタンの下に表示されていたコンテンツの送信先の選択肢がでていないのです。


上記の表示が、下記のKindle版書籍のページでは表示されません。



おかしいな、と思い他のKindle本のページを表示してみると、ちゃんと配信先の選択肢が表示されます。三枝氏の「経営パワーの危機」以外の2冊では、この選択肢が表示されないのです。

なぜだろうと思ってアマゾンに問い合わせていたところ「戦略プロフェッショナル」の利用可能な端末がKindle Paperwhite Kindle Fire、Kindle Fire HD、Kindle for AndroidのみでiOSのKindleアプリが対象外とのこと。

「経営パワーの危機」のほうはiOSのKindleアプリも対象となっています。
(ということで上記の配信先の選択肢は、iOS端末以外のKindle対象端末を持っていれば表示される、ということになりますね)



Kindle版があっても、利用している端末によっては読むことができない可能性があることは認識していましたが同じ著者かつ同じ出版社でもこのように利用可能な端末の範囲が異なるということがあるんですね。

何かしら事情があるのかもしれないですが、ユーザーとしてはやはりちょっと不便ですね。

Kindleの書籍をなるべく多く楽しもうと考えた場合、やはりKindle Paperwhiteが一番利用範囲が広い端末になるのだと思うのですが、iOSのKindleアプリの場合、どのくらい専用端末よりもコンテンツ数が減るのか気になるところです。

ちなみにKindle Paperwhite購入はしばらく考えていません。日本での端末価格はすごく割安な設定で魅力的なのですが、自分の場合はKindle Paperwhiteを持ち歩くような場面であれば必ずiPad miniを持ち歩くことになると思うので両方を持ち歩くのはちょっとな・・・と。専用端末としての魅力は感じているので、Kindle版での蔵書が増えたら、と考えています。

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