余談ですが、私は普段時計をしていなかったのですが、最近カシオのソラー電波時計を購入したのでもっぱら今はそれを使っています。それまでは海外旅行に行くときは時計をつけるけど、普段は大体つけない派です。
普段、それ程ブランドものを買う訳ではないですが、知らないブランドだったことと、ブランドの成り立ちを知るのは参加してきました。また普段時計をあまりつけないので、ちゃんとした時計をつけるという感覚に少し触れてみたかった、ということもあります。
アメリカ市場を席巻した老舗ブランド
ブローバは腕時計を量産化した初のブランドです。T型フォードの大量生産が始まったのが1908年。ブローバは1919年に男性用腕時計の本格生産を行い、大量生産で多くの人に時計を届けたとのこと。
時計が置き時計から懐中時計、さらに腕時計へと小型化していった時代ですね。
さらに米国初のラジオCMを放送したり、リンドバーグの大西洋横断に賞金を出したり、世界初のテレビCM開始などという輝かしい歴史もあります。
1960年 音叉式ムーブメントにより、それまでの腕時計にはなかった精度を実現。この音叉が今のブローバのロゴのモチーフになっています。
1967年にエアーフォースワンの時計として採用され、1968年にNASAへの全面協力。
1969年にアポロ11号とともに月面へ。宇宙飛行士の腕時計はオメガだったものの、宇宙船や月面着陸船、月面機器はブローバ社のものでした。
こうしてアメリカで圧倒的に浸透していたものの、北米以外の市場ではほとんど知られていなかたようです。日本でいえばセイコーのようなブランドですね。
近年になって世 界進出を開始し、イギリス、日本、中国、イタ リアに直轄の販社を設け海外展開に力を入れているそうです。
コストパフォーマンスの高い高級時計
このBulovaですがアメリカでは3つのブランドラインナップがあります。
Caravelle by Bulova ファッ ション性を重視して低価格モデル
Bulova 一般モデル
Bulova Accutron スイス製の高級モデル
日本ではBulova Accutronのみを販売しており、価格は6万円〜20万円。スイス製のETA社のムーブメントを採用しており、かなりコストパフォーマンスが高いのが特徴のようです。
自分で時計の進みや遅れを調整して精度を保つことができるというCalibratorというモデルなど意欲的なモデルがでてきています。六角レンチのような工具を時計の横にはめ、時計の進みを微調整できます。こちらは大体16万5000円から。
Bulovaの時計はクラシカルエレガントを特徴としており、そのテイストを取り入れて現代的にアレンジしているのだそう。
そのため雰囲気を出しやすい革ベルトのモデルが多く揃っています。個人的には金属ベルトが苦手なので、革ベルトのラインナップが多いのは嬉しいですね。
日本は高温多湿の気候のため、金属ベルトが好まれたという経緯があったようです。
気に入ったモデルは「ジェミニ」
ブローバの時計をみていて、個人的に一番気に入ったのがGeminiジェミニというモデル。その名のとおり、NASAのジェミニ計画から名付けられています。クラシカルな曜日表示のフォントが気に入りました。こちらは定価15万5440円。
ということで、高級時計にちょっと触れてみる時間を持つことが出来ました。
時計の世界に足を踏み入れてしまうと散在がすごいことになりそうでちょっと怖いのですが、やはりいろいろと魅力がありますね。
これから時計を見る目が少しかわりそうです。
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