すでにいろいろな方がレポートされていますが、今月14日に開催されたStartup Workshopというに参加してきました。
はてな近藤淳也氏と考えるビジネスアイデアー1月14日にワークショップ開催
150名の参加者の中から、20名ほどの人が自主的にアイデアのプレゼンピッチを1分間かけて行ったあと、参加者が賛同するアイデアをプレゼンした人のところに集まる形でグループ分け。
その後、サービスの内容や画面構成をグループで考え、全体発表という流れ。
はてな社内でも行われているサービスの企画手法を少しでも疑似的に参加者が体験するというプログラムというわけです。
僕の周りでは、ミクシィのデザイナーの人や、すでに起業している社長の人、DeNAを退職して起業します、という人までいてなかなかの顔ぶれでした。
最終的に発表されたのは、以下のようなサービス。
24時間限定チャット
かわいいこみつけた報告サービス
知ってるよボタンで、知っている人が詳細をお知らせ
アッター
なくしたものをみつけるサービス
ガチダイエットクラブ
デブいねボタン
フォトムービー
友人と飲み会をするためのサービス
無茶ぶりをふるサービス
おもろボタン やられたらやり返す
ありがとうログ
ありがとうを視覚化
位置情報+ポケモン
愚痴共有サービス
危険を回避するためのサービス
募金のためのサービス
Language Cafe
リアルで近所で外国語を学ぶことができるマッチングサービス
持ち物リスト
音声でメモ
コアな人から評価されるサービス
サービスの概要だけ、並べてみましたが、どんな内容だったか想像がつくのではないかと思います。
機会があればサービスが生まれる
そして近藤さんからは、このような数時間でも機会さえあれば、サービスが生まれるんだという話から始まり、いくつかのエピソードや近藤さんの考えが話されました。
・アイディアは一人のときとみんなで話すときがあると広がる
・具体的な課題を解決する
・はてなの人力検索は、行動さんが「父親でも検索できるサービス」ということがきっかけ
・はてなダイアリーは、ブログが出てくる前はみんな日記を手動更新。掲示板をそれぞれがcgiで用意で用意してコミュニケーションをとっていたことを解決するために。
サービスはとにかくユーザーを増やすのが大事
・最初はとにかく増やす。はてなダイアリー始めた頃はAdDenseもアフィリエイトもなかった
・受託して稼いだお金をサーバー代に
・マネタイズの方法は後からついてきた
万能タイプと強みがハッキリとしているタイプ
・創業メンバーは万能タイプが集まるが、その後に入ってくるメンバーはいかに強みを活かすかを考えたほうがいい。
今回のイベントについてはさらっと書き留めておこうと思っていたのですが、一方でこのイベントは別のところで、ちょっと個人的に考えていたこもあり、もやもやっとし続けたまま一週間たってしまっていました。
まだ奇麗に整理がついていないのですが、少し考えていることも書き残しておこうと思います。
今、スタートアップってお笑いのブームみたいに目指す人も増えていますし、環境も整ってきています。
自分でも羨ましいなーと思う時もあれば、そう考えている自分もそのような挑戦者の一人になることも、もちろん自分の心がけ次第だったりします。
一方で、端からみていて、このサービスは続けている意味があるのだろうかと感じたり、いいサービスであってもそれに取り組んでいる人がそこまで苦労して続けていることに意味があるのかと疑問を持ったり、VCから出資を受けたとニュースになっているスタートアップでもその金額じゃメンバーの年収にも届かないんじゃないの?ということに疑問を感じたり。
はたまた世間的に有名なベンチャーでもFounderや役員以外の人は幸せなのだろうか?と感じるケースも。
20代のメンバーだけなら続けられるサービスやベンチャーでも、そうした人たちが成長したときに、 その企業にとどまり続けることができるか?ということを考えることも(はてなも然り、ですね)
そこはどこも試行錯誤ですね。まとまりがないですが、ここで。
?【はてな】たまご(60回分) |
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