Monday, February 28, 2011

カヤックの柳澤大輔氏の講演・アイデアとサービスの創造

今日は、カヤックの柳澤氏の講演がOpen Network Live!というイベントであったので参加してきました。柳澤さんは大学の先輩でもあり、またウェブ上ではよく記事などは拝見させてもらっていたのですが、実際に目の前で話をきくのはこれは初めて。

講演の内容をツイートしながら次のようにメモしてみたので、こちらでまとめて紹介したいと思います。

 

アイデア一杯の人は深刻化しない カヤック 柳澤さん

(結局このタイトルについては言及が最後までなかったですね・・これが一番気になったのですが、質問してみれば良かったですw 話の内容はタイトルとは関係のない方向に。これはこれで面白かったですけれど。)

カヤック13年め。事業戦略より組織戦略に力をいれてきた。誰と働きたいか?を重視。9割がウェブクリエイター。

効率のいいビジネスに集中すべき?自分が働きたい会社をつくってきたのにジレンマ。経営者の才能は大きくするべけでは?と家族経営のような会社をみて規模の拡大をするべきではと考えるようになった。

事業戦略→組織戦略より、先に組織戦略を確立してから事業戦略というやり方で正しかったと思う。会社が大きくなってから、組織を作り替えるほうが大変。

 大きくなった会社はビジョン経営。そしてカリスマ社長がいる。そうした会社には自分は入りたくないので、理念を属人化するのではなく言語化していきたい ビジョン経営をしている会社の多くが新卒採用に力を入れているのでカヤックも力を入れている。

カヤックは年間で100近いサービスを出している 経験を積めばダメなものがわかってくる そうすると新人が新規事業がでなくなる 多少ダメだと思っても目をつぶって出す。 

インターネットでは3、4年でゼロスタートの状態がうまれる。リセットされるので過去に失敗したことでも成功する可能性がうまれる。

変化をするというのを大事にしている 評価の中に何が変わったかという軸 体が変わるというのもあり 一年中Tシャツで過ごす共同創業者 上司が一生懸命変わろうとしていたら尊敬できるのでは?

うんこ演算。つるかめ算をうんこで置き換えた。 何度やってもAppleに承認おりなかったのでアンドロイドでリリース 話題になったわりには300本くらいしか売れていないw

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どうやったら採用の人が増えるか?構造上から考える:カヤックの露出をいかに話題をうんで増やすか?次に自分たちとあっている人がくるか? 「正月三ヶ日に応募したら寿司を食べれます」という企画では後者を満たすしていなくて180くらい応募があったが、本当に寿司を食べたいだけの人も来た。 今回は五カ国語同時中継

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他がやらないことをやろう どっちでもいいけれど他がやっていないということを大事に

カヤックの事業構成 一割が飲食事業 三ヶ月で黒字化 多店舗展開は三年間我慢 意外と自分は辛抱強いかも 飲食は食材のロスが少ない単品系で

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僕だったらいろいろと展開している社長は信頼できないと思ってしまうので、意識的に抑えている でも社員には自分の働きたい働き方を進めて欲しい

受託の恵比寿オフィス 数字を楽しくするオフィスというのがテーマ 壁にカラーボール 売り上げがたつとカラーボールが増える 営業系の会社だと珍しくないけど僕らにとっては目新しい

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利益は社会貢献?半分そう思うけど、半分そう思わない。利益さえあげていれば社会貢献せているというのも違う。数字をスポーツのように追求していきたい。面白法人の面白さは視点の多さなんじゃないか?と考えて経営している

アイデアが出るようにするのは?仕組も模索しているけどやはり企業文化 思いつくという状況をうみだすたまにブレストをたくさんやる。

あきらかにダメだろうというものは意見をいうけど、それを乗り越えてでてくるものはまず出してみるようにしている。

ブレストのいいところは誰もがアイデアづくりに加わるプロセス 上司がバカなことをいって、この程度のことでまいっていいんだ、とメンバーに思わせるのが大事。

ブレストのあと企画書にしてもう一回ブレストしている ブレストのときは盛り上がっても企画書におとすと全く面白くないことも ブレストのあとにリサーチして企画書におとす。

ウェブクリエイターがひとり平均3つのプロジェクトに参加 リソースの14%ルールと売上の3%いうのがあってグーグルのように個人ではなく会社として上記のリソースを好きなことに使うようにしている。

成長できる感が与えられているか? そうおもわせられれば独立心が高い人でもいてくれるし、そうならなくなったら独立してもらえれば。その後の支援や関わり方は様々。

少年ジャンプ的な会社かも。女性は3割以上いるけれど。

職場と家か近いと家庭が安定するので鎌倉はいい。

 

ツイートをしたのはここまで。メモをとりながら、いくつか感じたことがあったので別のエントリにて所感をまとめてみたいと思います。

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