Monday, September 4, 2006

シンプルなサービス。

 シンプルなサービスを作る。

 

 サービスをシンプルに作る。

 

ウェブサービスを新たに開発する上では、このことは非常に重要なことだと思います。

 

毎日、このことに頭を悩ませ続けています。

 

やりたいことをいろいろと加えていくのではなく、どうやってシンプルな価値観、サービスを提示することができるか。

 

サービスを多様化させる必要はどうしても出てくる訳ですが、そんな中でもどうやって、サービスをシンプルに保つことができるのかを両立させていきたいと考えています。

 

先日、ebayでKikoというオンラインカレンダーが出品されましたが、その開発者である、 Justin Kahnさんがこんなことを書かれています。

Lessons Learned from Kiko


 Stay Focused. Most entrepreneurs have lots of ideas. Often times,
many of them may be really good. I don’t know about you, but my
favorite part about startups is talking about new products and new
business ideas. If you’re a creative person, it’s very easy to get
side-tracked on side ideas when you really should be working on your
main one. This is bad. Bad, bad, bad. We did this a lot with Kiko, and
it caused many delays in getting the product out the door.

 少し意訳してみると、(かなりアバウトな訳なのですが)
ひとつのことに的をしぼり続けろ。
企業家の多くは、たくさんのアイディアを持っていて、その多くが本当にいいものだ。みんなはどうか分からないけれど、僕は立ち上げ時に、新しい製品や新しいビジネスのアイディアについて話すのが好きだ。あなたがクリエイティブな人であれば、本当はメインのアイディアについて働かなければいけないときに、簡単に主題からそれたアイディアで脇にそれてしまうだろう。これが駄目なんだ。私たちはKikoでたくさん脱線して、それが原因で製品を世に出すのが遅くなった。

 

こういった反省が書かれているのですが、実際にサービスの企画や運営に携わっていると、ユーザーの声に対して改善をしたり、大規模な開発をさけて、小規模な対応にどうしても目が行ってしまいます。

 

サービスだけではなく、仕事の上でも、日常生活も、もっとシンプルにしたいですね。まずは目の前の机から取り掛からないと・・・。
 

 

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